ペーパータオルはどう使う?使い方いろいろ!ペーパータオルの実力
2016/04/18
ohoksavak
アウトドアで活躍するダッチオーブン。魔法の鍋と呼ばれるくらい万能で美味しい料理が出来上がります。そんなダッチオーブンをアウトドアだけでしか使わないなんてもったいない。アウトドアだけの使い方でなくキッチンでも使えるダッチオーブンの種類や使い方を紹介していきます。
ダッチオーブンの名前はよく聞くけれど、どんな鍋だか知っていますか?鋳鉄製(または鉄製)の分厚い蓋付き鍋のことです。そしてその最大の特徴が、炭火を蓋の上に載せることができて、上からと下からの上下から加熱ができることです。
上と下から加熱する使い方です
ところで『鋳鉄』って何て読むかわかりますか?恥かしながら私は最初、読めませんでした。なので調べてみました。『ちゅうてつ』と読むようです。この鋳鉄は重いし錆びやすい、取り扱いによっては割れてしまうこともあるようです。
ダッチオーブンは重くて錆びやすい上に、使用後前後のメンテナンスも必要です。そんな面倒くさい鍋が何故、『魔法の鍋』と呼ばれるのでしょうか?
ただの鍋とは大違いなのです!熱持ちが良く、さらにその熱を均等に、じっくり力強く伝える鋳鉄製なので、食材が本来持っている旨味を損なうことなく美味しく調理できます。また、重いフタでしっかり密閉することによって、圧力鍋のような効果も得られます。
これによってダッチオーブンが、「焼く・炒める・煮る・揚げる」というような様々な使い方が、この鍋一つで簡単に出来てしまうという「魔法の鍋」かつ「万能鍋」といわれる所以なのです。ではそんなダッチオーブンの種類や使い方を調べてみました。
ダッチオーブンといえば鋳鉄製というぐらい、ダッチオーブンの代表みたいな素材です。特徴としては、まず重くて錆びやすい。それに洗う時に洗剤を使うことができません。また使用前後にメンテナンスも必要です。そして購入した時にシーズニングということをしなくてはなりません。なかなか使い方が難しそうです。だた他の素材のものに比べると、値段が手ごろです。
シーズニングとは、出荷時に塗られているさび止めワックスを落として、焼き慣らし作業をすることです。これは熱で黒錆をつけ、赤錆を付きにくくします。それと同時に油も馴染ませていき、調理時に焦げ付きにくくもなるようです。
右側が使い込んだダッチオーブンで、左側が購入したばかりのダッチオーブンです。使い込んだものとでは色の違いは一目瞭然ですね。また最初だけではなく使用前後にメンテナンスも必要です。しかしこうして手間をかけるからこそ、愛着が湧いてくるのではないでしょうか。
鋳鉄製のダッチオーブンのダッチオーブンは使用前後のメンテナンスが面倒です。使用前はダッチオーブンを空焚きして十分に熱します。十分に熱したら食材を入れるだけなので、調理は簡単です。しかし!使用後のメンテナンスはちょっと大変そうです。
バーナーで熱して汚れを炭化させて、ヘラで刮ぎ落としているところです。
使用後のメンテナンス・水で洗い落とす→バーナーにかけて汚れを刮ぎ落とす→ふたたび水洗い→ふたたび熱する→オリーブオイルを塗りこむ→みたび熱する。ふう、ずいぶんと手がかかります。その分、愛情が湧くかもしれません。
鋳鉄製のダッチオーブンは重くて錆びやすい上に、メンテナンスにも手間がかかりますが、調理は材料を入れるだけなので簡単で、美味しく出来上がります。メンテナンスは大変ですが、使い込んでくうちに自分好みのダッチオーブンにしていく楽しみもありますし、そうやって手間暇かけるからこそ、長年かけて自分だけのオリジナルのダッチオーブンにるのでしょう。それこそが鋳鉄製のダッチオーブンを使う醍醐味かもしれません。
ユニフレームのダッチオーブン
通称「黒皮」と呼ばれる表面は、鉄を1200度程度に加熱し、圧延していく過程でできる酸化皮膜のことです。熱により酸化鉄となったこの黒皮は赤さび(空気中の酸素と反応し、水を含んだ酸化鉄)を防止する役目を果たします。ただし、完全なサビ防止ではありませんから、使用後のお手入れは必要です。
鉄製のダッチオーブンと同じように購入後はシーズニングをしなくてはなりません。しかし鋳鉄製のダッチオーブンよりも軽くてて錆びにくなっていますので、鋳鉄製に比べて使い方が楽かもしれません。そしてメンテナンスも鋳鉄製のよりも簡単です。使用後は水につけて汚れが浮いてから洗剤で洗えばいいので、これならキッチンでも使えそうです。
キッチンでローストチキンが出来上がります。
普通の鍋では作ることの難しいローストチキンやローストビーフなども簡単に作ることができます。黒皮鉄板製ダッチオーブンならアウトドアはもとよりキッチンでも気軽に使うことができます。
鋳鉄製の使いづらさを克服したのが、このステンレス製のダッチオーブンです。他の素材のものに比べ使い方は簡単で、一番の違いはシーズニングが不要ということです。錆びにくく耐久性にも優れ洗剤で洗うこともでき、もちろん使用前後のメンテナンスも不要なので使い方も簡単ですが、ステンレスの分ダッチオーブンらしくないのが物足りないかもしれません。
ダッチオーブンでピザ
ステンレス製のものは鋳鉄製や黒皮鉄板製のダッチオーブに比べると、熱伝導率が落ちます。そして他の素材のダッチオーブンよりも値段が高めです。ただ長く使用することを考えれば、そう高い買い物ではないとおみます。また使い方が簡単で扱い方が楽なのでキッチンでも使いやすいので、初心者向けだと思います。
ダッチオーブンが鍋なら、スキレットは鋳鉄製のフライパンのことです。スキレットにはピッタリとはまる蓋「スキレットカバー」が付いています。この蓋により蒸しや煮込み料理も美味しくできます。スキレットではお肉を焼いて、カバーをセットすれば煮込みや蒸し焼き料理が作れます。つまりダッチオーブンと同じ使い方ができるのです。
そしてメインの料理だけではなく、今流行りのダッチベイビーも簡単に作れます。ダッチベイビーはドイツ風パンケーキのことです。オーブンでじっくりと焼き上げるので、普通のパンケーキと違い生地はサクッとしてシュー生地のような味わいがあります。スキレットもダッチオーブン同様いろいろな使い方ができます。
南部鉄器・グリル用ベイクパン
レンジ専用ダッチオーブン
二つともグリル専用のものです。ダッチオーブン風とでもいいましょうか。上の南部鉄器のものは、鉄器なのでかなりダッチオーブンに近いです。どんな使い方をするかというと、ガスレンジについているグリルの中に入れて使用します。上のベイクドパンの方はダッチオーブンのように炭火でも使用できます。もっと手軽にダッチオーブンを楽しめますね。
こうして見てみますとダッチオーブンには種類による使い方や、料理法による使い方など、いろいろな使い方があります。一台で何役もこなすダッチオーブンて、やっぱり「魔法の鍋」かもしれません。アウトドアの王道の使い方のローストビーフやローストチキンはもちろんですが、キッチンでの使い方もできます。
小豆も煮ることができます。
ダッチオーブンは、炭火できらびやかなローストビーフを作ることもできれば、キッチンで地味に小豆を煮ることもできます。ダッチオーブンで煮た小豆は美味しいに違いないと思います。小豆だけじゃない、煮る焼く蒸す、そして揚げる。いろいろな使い方ができます。
ダッチオーブンといえばアウトドアですが、ダッチオーブンは『焼く、煮る、蒸す、揚げる…』といった使い方ができるアウトドアだけで使うのにはもったいないくらい万能な鍋です。多少使い勝手が悪くても、鋳鉄製のものを自分仕様に仕立てていく楽しさもあります。
またステンレス製のものやスキレットなどキッチンでも手軽に使えるダッチオーブンを選ぶのもいいでしょう。結局、自分の用途にあった使い方のできるダッチオーブンを選ぶのがいいのかもしれません。そして丈夫なダッチオーブンを長く愛用していきたいものです。
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