2016/04/03
kuwaoro56
2016/04/24 更新
りんごはよく、塩水に漬けると良いと聞きますが、その理由をご存知ですか?実はりんごは切って放置しておくと、茶色く変色してくるのです。そこで変色を防止するために塩水に漬けるのですが、実は塩水以外でも同じ効果があることをご存知ですか?
りんごを切った後は塩水に漬けると良い!と、よく耳にするかと思いますが、その理由をご存知ですか?実は切ったりんごは時間が経つと茶色く変色してしまうのです。りんごが変色する理由は、りんごに含まれるポリフェノールが原因なのです。ポリフェノールが空気に触れると、酸化酵素によって茶色く変色してしまうのです。
そこで、切ったりんごの酸化を防ぐために塩水に漬けるのです。りんごを塩水に漬けると、ナトリウムイオンがポリフェノールの周辺に壁を作ります。その結果、酵素の働きを抑えることができ、酸化を防ぐのでりんごが変色しないのです。そのため、お弁当などに入っているりんごは、基本的に塩水に漬けてから変色を防いだものが多いのです。
では、りんごの酸化を防ぐために塩水にはどれぐらい漬けた方が良いのでしょう?また、その時の塩水の塩分濃度もご存知ですか?今回はりんごの参加を防ぐ方法について、細かくご紹介させて頂きますね。
では、切ったりんごは何分ぐらい塩水に漬けるのが良いのでしょう?塩水に漬けるのが良いとは知っていても、なかなか漬ける時間まで気にしない人が多いですよね。せっかくですので、塩水にりんごを漬ける時間についてもご紹介させて頂きますね。
りんごを塩水に漬ける際、気になるのはその時間ですよね。りんごは、実は塩水にくぐらせるだけでもその効果を発揮し、変色しないのです。逆に塩水にりんごを長く漬け過ぎると、りんごのビタミンが溶けだしてしまったり、りんごが塩辛くなってしまったりすることもあるようです。そのため、りんごを塩水に漬けると言っても、長くて30秒までにした方が良いかもしれませんね。
次に、りんごを漬ける塩水の塩分濃度についてもご紹介させて頂きますね。りんごを漬ける塩水の濃度、気にしたことありますか?塩水の濃度が濃い過ぎると塩辛くなってしまいますし、逆に薄すぎると変色防止効果も薄かったりします。りんごを漬ける塩水の濃度も気にしてみると良いかもしれませんね。
では、りんごを漬ける塩水の塩分濃度はどれぐらいが良いのでしょう?塩分濃度は、0.3~0.6%くらいがちょうど良いそうです。これぐらいの塩分濃度の水にくぐらせることにより、りんごの酸化酵素の働きを抑えて変色を防ぐことができると言われています。
りんごの変色を抑える方法は、塩水が一般的かもしれませんが、実は他にも方法があるのをご存知ですか?塩水以外の方法もご紹介させて頂きますね。
塩水と同じぐらい定番なのがレモン汁。実はレモンのビタミンCは、酸素がポリフェノールと結びつく前に酸素を奪い取ってしまうので、りんごの変色を防ぐのにも役立つそうです。ただ、レモンが必ず家にあるとは限りませんよね。
塩水とは正反対なのですが、実は砂糖水でも効果があると言われています。水1カップに大さじ1杯の砂糖を入れた砂糖水に5分~10分ほど漬けておくと効果があるようです。
砂糖水だけでなく、実ははちみつでも同様の効果が得られるそうです。切った果物をはちみつを入れた水に数分漬けるだけで、丸一日は変色するのを抑えられるそうです。忙しい朝には30秒漬けておくだけでも8時間程度は持つそうですよ。
いかがでしたか?りんごを塩水に漬ける理由は、変色を防ぐ効果があったのですね。また、一般的には塩水が知られていますが、実はレモン汁や砂糖水、はちみつ水でも同様の効果が得られるようです。塩水に漬けると、りんごが塩辛くなりそうなイメージも強い人は、はちみつ水や砂糖水に漬ける方法でもいいかもしれませんね。
それでも、ほんの少しでもりんごの味が変わるのが嫌だ!と言う人には、切っても茶色に変色しにくいりんごをオススメします。そのりんごの品種は、「千雪(ちゆき)」と言うりんごです。このりんごなら、ほとんど変色することはありませんよ。
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