ほくほくで甘いオレンジ色のかぼちゃです!その栄養がすごかった?!
2016/05/31
pico3
夏は特に美味しい、ツルツルひんやりそうめんですが、栄養はあるのでしょうか?そうめんの栄養ってあまり意識しないで食べてますよね。今回は、そうめんの栄養についてみていきましょう。そうめんの栄養を知ることで、もっと美味しく楽しい食生活を送れます。
【そうめんの栄養】炭水化物という栄養素
そうめんの成分の中で大部分を占めているのは、炭水化物です。炭水化物といえば、ダイエットの敵と思われる方も多いかもしれませんね。
【そうめんの栄養】炭水化物という栄養素
しかし、炭水化物は人間に必要不可欠な成分で、骨格形成や、貯蔵、代謝の為にも体内で広く使われています。有機栄養素のうち、炭水化物とタンパク質、そして脂質は「3大栄養素」と呼ばれています。
仮に、炭水化物を排除した食生活を送ったとすると、当然一時的には痩せることができます。しかし、炭水化物を取らないでいると、逆に太りやすい体質になるというデータもあります。ダイエットに成功しても、リバウンドの原因になりますので、適度な炭水化物を取ることは大切です。
【そうめんの栄養】タンパク質という栄養素
そうめんに含まれているタンパク質は、1食分で約9.5gです。1食に必要なタンパク質の約1/3を摂取できます。タンパク質は、筋力低下を防いだり、基礎代謝が下がらないようにする大切な栄養素です。
タンパク質は細胞修復にも役立つ成分です。結果、老化を遅らせるのにも役立ちます。また筋肉量を保つことによって、脂肪燃焼を助ける作用がありますので、ダイエット中には特にタンパク質不足にならないようにすることが必要です。
【そうめんの栄養】セレンという栄養素
セレンとはミネラルで、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれています。体内では酵素、またタンパク質を構成する働きがある重要なミネラルです。あまり知られていませんが、そうめんにはこのセレンという栄養素も含まれています。
そうめん1人分で、1食分のセレンの摂取目安量がきちんととれます。効能としては、ガン予防、脳血栓・心筋梗塞予防、抗酸化作用、更年期障害の改善などがあります。しかし、摂取目安量と中毒量(摂取しすぎた場合)の差が比較的小さめなので、とりすぎには注意する必要があります。
【そうめんの栄養】セレンを摂取しすぎるとどうなるの?
セレンは摂取しすぎると、爪の変形や下痢、疲労感、胃腸障害などの副作用が起こる可能性があります。ただ、実際に生活していくうえで、セレンが不足してしまったり、過剰摂取するという可能性はほとんどないそうです。
【そうめんの栄養】モリブデン
モリブデンは、血液の生成を促す重要な成分です。主に肝臓や腎臓に存在し、酵素の働きを促進します。そうめんにモリブデンが含まれているのも、案外知られていないので覚えておきましょう。
モリブデンは、老廃物、糖質、脂質の代謝を助けてくれる成分です。それだけでなく、鉄の利用率を上げ、血液を生成したり、体内の過剰な銅を排出するデトックス効果もあります。そうめん1人前だけで、1食分のモリブデンが摂取できます。
温かいつけ汁で食べる
そうめんは冷たくして食べると美味しいですが、それでは身体の冷えを招き、特に夏場の冷えを増長させることになります。冷えによって基礎代謝が低下し、痩せにくい体をつくるだけでなく、体にエネルギーを蓄える働きが活発になって太りやすくなるそうです。
野菜やタンパク質でボリュームを補う
ビタミンやミネラルがほとんど含まれていないそうめんには、緑黄色野菜、海藻、卵、脂身の少ない鶏肉などを補いましょう。それにより、より健康的な食生活を送ることができます。
腹持ちを良くする
ごま油やオリーブオイルを数滴加えると、栄養価だけでなく満足感も増して腹持ちもよくなります。良質の油は肌をきれいにしたり、体を痩せやすくする効果がありますので、少しは摂取するようにしましょう。
そうめんの栄養
いかがでしょうか?そうめんの成分の中で大部分を占めているのは、炭水化物です。しかし、炭水化物だけでなく、身体の調子を整えるタンパク質やセレンも含んでいます。また、血液生成を促すモリブデンが含まれているのも特徴的です。
そうめんを食べると、そうめんだけという食事になりがちです。温かい汁物にしたり、他の具材を入れることで、より栄養価の高い食卓にすることができます。また、ダイエットにも向いてる食べ方でもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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