ほくほくで甘いオレンジ色のかぼちゃです!その栄養がすごかった?!
2016/05/31
pico3
よく「パスタは太るからあまり食べないようにしてる」という人いますよね。本当にパスタを食べると太るのでしょうか?炭水化物の摂り過ぎは確かに太る可能性がありますが、食べ方に気をつければパスタも太るどころかダイエットの味方にもなりますよ。
パスタは太るというイメージを持っている人は結構います。確かに炭水化物の摂り過ぎはダイエットの敵ですが、パスタは本当に避けなければいけないものなのでしょうか?ダイエット中だから、と大好きなパスタを我慢している皆さん、実は食べ方やレシピ次第でダイエット中でも美味しくパスタを食べることができますよ。
パスタはご飯、パン、うどん等と同様に炭水化物を多く含有する食品ですが、ダイエット中の人には太るという理由で敬遠されがちです。パスタは乾麺の約72%が炭水化物ですが、炭水化物は本当に太るのでしょうか?
炭水化物は脂質やタンパク質に比べ血糖値を急激に上昇させやすい食べ物が多い事から、太りやすいといわれます。
血糖値が急激に上昇すると、インスリンという血糖値を下げる役割を果たすホルモンが多く分泌されます。
インスリンは食べ物を食べると必ず分泌されるホルモンで、分泌量が多いほど体内に脂肪として蓄積されやすいのです。
確かに炭水化物の食べ過ぎは太る原因になりそうですね。しかし、三大栄養素の1つである炭水化物は体に必要な栄養素でもあり、不足すると思考力や集中力が低下したり、生活習慣病になりやすく疲労感も感じやすくなるので、炭水化物抜きの食事も危険です。ダイエット中の人は炭水化物の量に気をつけるといいですね。
パスタは白米と比較すると、タンパク質や食物繊維、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれていて、消化が穏やかであることが分かります。
また、うどんやそばのような麺類と違って元々噛んで食べるものであるため、満腹中枢が刺激されて食べすぎを防ぐことができます。
炭水化物の中でもパスタは太りにくく、栄養も豊富なのですね。
太る原因はやっぱり過剰なカロリー摂取。気になるパスタのカロリーは高いのでしょうか?
パスタで最も気になるのはそのカロリーですが、乾麺100gを茹でると、378kcal(茹であがり量240g)、100gあたりで149kcalです。
一方、日常的に主食となる白米は100gあたり168kcalですので、グラムあたりのカロリーだけを比較すると、白米のほうがやや上。
1食あたりのカロリーで考えると、パスタが300kcal~380kcal(80g~100g)に対して、茶椀1杯のご飯は約235kcalなので、パスタの方がカロリーが高いと言えます。
しかしパスタのカロリーも決して高いわけではありません。和えるソース次第で高カロリーにも低カロリーにもなります。
GI値が高い食品を摂取すると太ると言いますが、パスタのGI値はどうでしょう?
太ることを気にしている場合はGI値が60以下の食品を食べた方がよいですが、パスタはパン・白米・うどんなどの代表的な主食の中ではかなりGI値が低い食品です。また、茶色い全粒粉のパスタはGI値が更に低く、50となります。
パスタソースの選び方で、太りやすさが大きく変わります。太りやすいパスタは、クリーム系のソースです。これは、バター・生クリームなど特に太りやすい油脂類が多く、たとえ野菜がたくさん入っていてもダイエットには不向きなので、避けるようにしましょう。
おすすめは、トマト系ソース。油脂類が少なくてもおいしく仕上がり、食物繊維やビタミン、リコピンなども多くとれ、ダイエット向きです。また、オイル系ソースは、オリーブオイルを使用するので、バターや生クリームよりは太りにくいです。
パスタは穀類の中ではGI値が低いものの、食事の一口目に炭水化物を食べると血糖値は急上昇しやすい=太りやすくなってしまいます。
逆に一口目に血糖値の上がりにくい低GI値の食品を食べれば、その後にパスタを食べても血糖値の上昇は緩やかになり、糖の吸収が抑えられ脂肪の合成を妨ぐなど、太りにくくなります。
パスタを食べる前には、まず先に具だくさんのスープや野菜サラダ(マカロニサラダやポテトサラダはNG)など、食物繊維が豊富に含まれるものから手を付けるようにしましょう。
肉を足して食べる
ただでさえカロリーの高いパスタに肉を足すというとますます太るイメージがありますが、実は牛や豚などの赤身肉を足して食べることでタンパク質をより多く摂取でき、筋肉を作ってエネルギー代謝を高めることができます。
もちろん肉もカロリーが高いですが、タンパク質が豊富な肉を食べることで食後のエネルギーの産生が高まります。そのため痩せやすい身体を作ることができます。
また赤身肉に含まれるL-カルニチンが、脂肪酸をエネルギーに変える手助けをしてくれるので痩せやすい身体になります。
よく噛んでゆっくり食べる
これはどんなダイエット法を実践していても鉄則です。噛む回数を増やすことで満腹中枢が刺激されるので満足感を得られやすくなり、食欲も抑えることができます。また早食いはダイエットの敵ですので、ゆっくり時間をかけて食べるようにしましょう。
ダイエット中は、ちょっと歯応えが残るぐらいの茹で加減「アルデンテ」を心がけるといいそう。
ふつうに茹でた場合に比べ、アルデンテで茹でると体内で分解されるスターチ(でんぷん)量が少なくなり、太る一因ともされる「血糖値の急激な上昇」を抑えることができる
普通のパスタのGI値が65なのに対して、全粒粉のパスタはGI値が50なので太りにくいパスタとしておすすめです。
材料(2人分)
スパゲッティ― 160g
ズッキーニ 中2本
ニンニク 小半分
レモンの皮すりおろし 半個分
塩・胡椒・オリーブオイル 適量
ズッキーニを千切りにすることでスパゲッティのようになります。パスタの量が少なめでもたくさん食べているような満足感があります。
材料(4人分)
スパゲッティー 250~300g
塩 25~30g
シメジ 1パック
エノキ 1袋
マイタケ 1パック
ニンニク 2片
大根(おろし) 1カップ
刻みのり 適量
しょうゆ 大さじ2
塩コショウ 少々
昆布茶 小さじ2
オリーブ油 大さじ3
キノコの食物繊維たっぷりのパスタはとっても低カロリーなので太る心配がありません!簡単で美味しいのでぜひ試してみてください。
材料(2人分)
スパゲッティー 160g
塩 16g
エビ 6尾
ブロッコリー 1/2株
ニンニク(薄切り) 1~1.5片分
赤唐辛子(刻み) 1/2~1本分
白ワイン 大さじ1.5
オリーブ油 大さじ2
塩コショウ 少々
ペペロンチーノは低カロリーパスタの定番。ブロッコリーとエビを加えれば野菜とたんぱく質が一緒に摂れて栄養バランスもいいですね。
材料(3人分)
スパゲッティ 250g
鶏もも肉 1/2枚
しめじ 1パック
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
トマト缶 1パック
1人分500kcal強なのに、チキンも野菜もキノコも食べられるパスタ。一品で栄養バランスが良くて満足感もあるのでダイエットに最適です。
いかがでしたか?
パスタは太るというイメージは変わりましたか?
パスタの量を心持少なくしてみたり、全粒粉のパスタを使ってみたり、野菜やお肉を一緒に食べたり、とちょっとしたことでパスタを食べても太るという心配はありません。
今日からはパスタを「太る」と避けないで積極的に食べましょう!!
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