買ってきた豚肉はすぐ冷蔵庫に!豚肉の賞味期限、保存方法ご紹介
2016/03/28
kuwaoro56
豚肉は美味しくて安価で、調理方法もたくさんあるので重宝な食材です。賞味期限が気になりますが、安売りの際には、賞味期限を気にしつつも買込む食材の1番が豚肉ですね。では、賢い保存方法を覚えて家計のやりくりをしましょう。賞味期限とは食べられないのではありません。
家で一番よく使うお肉といえば豚肉!
豚肉のストックがあるご家庭は一番多いのではないでしょうか。
購入した時のパックに賞味期限が書いていますが安い時にスーパーで大量買いしているので
賞味期限なんて正直あまり気にしたことがありませんね。
気づいたら賞味期限から1週間も過ぎていました。なんてこともあるんじゃないでしょうか?
豚肉の賞味期限はどれくらいかについて調べてみました。
豚肉の栄養
豚肉は牛肉より栄養価が高く、牛肉ほど部位による味の違いがありません。
ビタミンB1は牛肉や鶏肉にくらべて約10倍!疲労回復の強い味方です。
豚肉の良質たんぱく質が、健康な血肉をつくり、脳卒中などの成人病予防をしてくれます。
といい事がたくさんですね。
豚肉と言っても、スライスやひき肉など形も様々です。お肉の形によって賞味期限も違ってきます。
空気に触れる部分が少ないほど、賞味期限が長くなります。
肉は空気に触れると酸化し、傷みやすくなります。間違った方法で保存してしまうと、せっかくの肉も台無しです。
つまり空気に触れさせないのが保存のコツです。
常温で置いておける時間は、2~3時間程度と思った方が良いでしょう。
賞味期限とは関係なく、常温の場合は早めに調理しましょうね
細菌の増殖は、温度が10℃以上より活動を始め15℃~40℃内で繁殖が活発になります。
最も良く繁殖する温度は、35℃前後です。
豚肉の販売
スーパーでの販売の豚肉はこのようなパックがほとんどですね。
そこにはってあるシールに賞味期限が刻印されています。
☆ブロック・厚切りなどの賞味期限は、3~4日程度
☆バラ・スライスなどの賞味期限は、2日程度
☆ひき肉の賞味期限は、当日~1日程度
☆もう少し長く保存したい場合は、チルド室で保存すると+1~2日ほど長く保存できます。
冷蔵する際、肉からドリップと呼ばれる余分な水気が出るので、クッキングペーパーでふき取りましょう。こうすることで、臭みも取れます。
肉は油脂を多く含む食材です。油脂は空気に触れると酸化し、傷みやすくなります。ラップをしてからジッパー付き保存バッグに入れ、空気に触れないようにしましょう。
チルド室、パーシャル室などの名前がついている特定低温室は、冷蔵室と比べ低い温度設定になっているので、冷蔵室よりも食材の鮮度を長く保てます。
豚肉を冷凍保存した場合の賞味期限は美味しく食べれるのはだいたい2~3週間ほどです。
味が落ちる可能性がありますが、それでも良ければ1ヶ月は保存できます。
冷凍庫に入れる前のちょっとしたひと手間で、肉の鮮度を保つ「冷凍保存」のポイントをご紹介します。
購入時1
パックでスーパーで見かけますね。
購入時2
こんな感じであったりします。
小分けにします!
使う分づつに分けてラップします。
ジップロックに
それをまとめてジップロックにいれ、空気を出来る限りぬきます。
このとき、購入日の記載をしましょう。
冷凍した豚肉を、冷蔵庫の冷蔵室で解凍する方法です。
冷凍した豚肉の外側と中心部の温度差が少ない状態で解凍されてゆくので、豚肉の旨み成分である肉汁の流出を最小限に抑えることが出来るお勧めの解凍方法です。
流し水を使って時間を短縮した解凍方法
予めボールなどの容器に水を張り、その中へ水に濡れない様に密封したお肉を入れます。
少し厚みがある場合や、量が多い時、急ぐ時などは、少しずつ水を溢れさせながら解凍します。これは自然解凍に準じる解凍方法となります。
豚肉を冷凍室から出し、そのまま室温(常温)で解凍する方法
最も簡単で単純な解凍方法です。夏場など気温が高いと時間的にも早いです
自然解凍とは反対に、豚肉の表面と中心部の温度差が大きくなってしまい、豚肉の旨みのドリップ流出の原因となり、あまり宜しくないということのようです。
電子レンジの解凍機能を使用して豚肉を解凍する方法
昨今の電子レンジはそれこそピンからキリまであります。解凍機能が優れたものもありますが、逆にシンプルなタイプの電子レンジでは解凍と言っても、単純に弱加熱するだけのものもあります。
豚肉が場所によって加熱状態になることもあります。
指で押してみてまだ中身が凍っている状態で調理をしましょう。
完全に解凍してしまうと美味しい肉汁が流れて
旨みが風味が損なわれますので注意してください。
✩変なにおいがする(酸っぱい臭い・アンモニア臭など)
✩変色している
✩ベタベタとぬめりがあり、青っぽく光る
✩カビが生えている
上記のようなことがあれば賞味期限内であっても食べないほうが安全です。
賞味期限が長いものというのは、あたり前の話で、その他の新鮮な豚肉の見分け方としては次の方法があります。
・色が淡いピンクで、表面につやがある(変色していないもの)
・脂肪部分が白く固いもの
・ドリップ(肉汁)がでていないもの
これらの状態から外れているものは、賞味期限内であっても、状態が悪いため選ばないようにしましょう。賞味期限表示だけでなく、自分の目で確かめたうえでの賞味期限の判断が大切です。
消費期限切れ!
消費期限が過ぎると、だんだん萎れたようにしぼんでいきます。
またドリップと呼ばれる赤い血のような液体が出てきてしまいます。
最後までご覧いただき有難うございます。
「賞味期限」はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、美味しく食べるにはやはり早い消費が一番でしょうね!
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