アウトドアのナイフは、使い勝手の良いすぐれもの!おすすめです!
2016/03/21
hiro1439
雪も少なくなってきて、そろそろアウトドアシーズン到来ですね!山にも春の草花が芽吹いて、散策がてら登山でもしようかなと思っている方が多いのでは?そこで今回は、登山に便利で手軽なクッカー・コッヘルの選び方、そしてオススメのクッカー・コッヘルをご紹介します。
アウトドアに普段馴染みのない方はいまいちピンとこないかもしれませんが、クッカーは登山やキャンプなどの屋外料理で使用する鍋のような調理器具です。日本に昔からあるもので例えると、飯盒と同じようなものです。
クッカーのルーツは各国の軍隊で使用されていた金属製の調理器具で、ドイツ語でクッカーはコッヘルと呼ばれており、現在ではクッカー、コッヘル双方の呼び方で日本では定着しています。
軍隊で使用されていただけあり、登山だけでなく、キャンプなどで屋外料理を行う際に様々な用途で活躍しています。
一概にクッカーと言ってもデザインも大きさも様々です。性能や、使い方を考えて選ばないと、登山に持っていくどころか、宝の持ち腐れとなってしまう可能性が高いです。
いくつかの型がありますので、登山に持っていけるタイプのクッカーを型別に紹介します。
深型の特徴は、縦長故に荷物を準備する際パッキングが楽だったり、底が深いのでガスのカートリッジを中にいれて持ってくることが出来ると言う、収納の点では一番優れています。
登山の際は持ち物を極力減らしたいので助かりますね。
クッカーとして調理に使う時に関しては煮込む料理、コーヒーなどのお湯を沸かす時に便利です。
しかし調理して直ぐ食べることを考えると、底が深いこともあって少々食べにくいと思われます。
キャンプ向けではありませんが、途中でコーヒーを嗜む機会がある登山には向いているクッカーです。
浅型は、深型とは逆に調理の面で非常に優れているクッカーです。
浅いので熱伝導も早く、鍋のような形状なので様々な料理で活躍してくれます。
そして食べる時も食べやすく、一つあれば登山やキャンプの調理で困ることはありません。
ただ、幅があるのでパッキングがしにくく、底が浅いのでガスのカートリッジも中に入りきりません。
同じ浅型でも鍋タイプだけでなく、更に浅いフライパンタイプも存在します。
パッキングのしにくさはありますが便利なクッカーであることは確かなので、登山やキャンプでの調理専用と考えて一つ用意しておいて損はありません。
フライパンタイプを持参して、登山やキャンプで大きな肉を焼く、と言う方もいらっしゃるようです。
3タイプある中で、売られている数が一番少ない角型ですが、浅型と深型のいいところを取ったような扱いやすさのクッカーです。
何といっても特徴は、インスタントラーメンと相性がいいと言うこと。形が4角なので、インスタントラーメンを割らずに入れて調理することが可能なのです。
登山の昼食でインスタントラーメンが手軽に食べられると言うのも特別な気分になれますね。
底が深くないので食べるときにも便利、形が4角なのでパッキングもしやすい、そしてお湯を入れて沸かし、また注ぐのにも便利な形状をしている、と本当に万能なクッカーです。
難点は、出回っている数が少ないのでデザインの種類が少ないこと、大きいサイズのものがないと言う点です。
大勢の登山やキャンプには向いていませんが、一人で登山をして料理をすると言う時にはとても重宝する型です。
上記三つに加え、素材も考慮した上でのオススメクッカーをご紹介します。
紹介する前に、ここで各素材の長所と短所をまとめましたのでご覧ください。
・アルミ 長所:焦げにくく、熱伝導がいい 短所:耐久性が低く、変形しやすい
・チタン 軽いのに硬く、錆びにくい 短所:熱伝導が悪く、焦げやすい。そして値段が高い。
・ステンレス 錆びにくく、熱が冷めにくい 短所:重い、熱伝導が悪い、焦げやすい。
それぞれ長所も短所もあり、登山用なのか、キャンプ用なのか。それとも庭先で使うのか。その使い方ひとつで便利にも不便にもなります。
アウトドア好きの方達の間で人気があるスノーピークのトレック900と言う商品です。
アルミ製で耐久性も高い、深型と浅型のセットです。
軽いので、登山やトレッキングなどの際に嵩張らず、とても便利なクッカーです。
しっかりとした料理には少し大きさが足りないかもしれませんが、登山やキャンプで軽く食事を済ませる、と言った程度なら十分事足りる商品だと思います。
こちらはプリムスと言うブランドのもので、一人用のクッカーです。
スノーピークは複数人用として使えますが、こちらはお湯が沸かせても1~2人分。ソロセットと書いてある通り、一人のキャンプや登山を想定した商品です。
このクッカーを買って一人で登山、とまではいかないと思いますが、ソロキャンプくらいならチャレンジしてみるのも悪くはないですね。
本格的な料理には向いていませんが、登山でコーヒーを飲む程度のことなら事足りると言うレベルのクッカーです。
取り扱いが少ない角型クッカーの中で一番人気があるのがこちらです。
値段は張りますが、その分登山にキャンプにバーベキューにと万能さを発揮してくれます。
アルミ製なので熱伝導もよく、ワンセット買っておくと何処にでも持っていくことが出来ます。
角型なのでインスタントラーメンを想定しているのか、サイズは市販のインスタントラーメン一袋とほぼ同じサイズです。大きすぎず、小さすぎず便利ですね。
勿論お湯も注ぎやすいので、キャンプだけでなく、登山でお茶を飲むときに持っていっても活躍してくれるクッカーです。
一度は誰もが見たことがあると思われる、飯盒型のクッカーです。
その形の通り、登山して調理と言うよりはキャンプでご飯を炊くと言う用途に使われます。
耐久性もあり、ご飯も焦げにくく綺麗に炊き上がるのでご家族でキャンプをする際は用意してみては如何でしょうか。
一人キャンプや登山で煮る料理を行う際にも十分使えるものだと思います。
如何でしたでしょうか?
今回は登山で使用しやすいコッヘル・クッカーを中心に紹介しましたが、他にも様々な用途、人数に合わせた商品が沢山販売されています。
今年登山に出かけようかな、キャンプに行こうかなとお考えの方は、是非用意してみて下さい。
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