ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
トマトにアレルギーがあるのをご存じですか?真っ赤で美味しいリコピンたっぷりのトマトは栄養豊富な健康野菜。そんなトマトにもアレルギーがあるのです。油断したら危険な症状もあるので注意が必要です。今回はトマトアレルギーの症状や対処法について調べてみましょう。
真っ赤で美味しいトマト。まずはトマトについて調べてみましょう!
トマトは南アメリカ原産のナス科の野菜です。長年かけて品種改良されて、現在では、世界中で食べられています。
スーパーでよく見かけるトマトは、サイズではミニトマト、ミディトマト(中ぐらいの大きさ)があり、ミニトマトには黄色、オレンジ色のものもあります。トマトは生で食べる他に、トマトジュースや料理に使うトマトの缶詰などがあります。
トマトといえば真っ赤なイメージがありますね。
このトマトの赤はリコピンの赤です。この真っ赤なトマトには栄養がいっぱいなのです。中でも注目されているのがリコピンと呼ばれるかカロテノイドの一種です。
このリコピンは、生活習慣病予防や老化予防にも効果があるとされています。
トマトは他にも栄養成分が豊富な健康野菜といわれていて、風邪予防や美肌効果、ビタミンやカリウム、食物繊維などバランスよく栄養が含まれています。
甘くて美味しくて栄養たっぷりの健康野菜のトマトですが、そんなトマトにアレルギーがあるのをご存じですか?
トマトを食べた後に口の中がイガイガしたり、喉にかゆみを感じたりすることはないでしょうか?
このような症状が出る場合は、トマトアレルギーかもしれません。
実はこのアレルギー症状は、トマトだけではなく他の果物や野菜でも発症する可能性があります。
そして、このアレルギーの症状と花粉症には関連があることをご存知ですか?
トマトのアレルギーは口腔アレルギー症候群の症状です。口腔アレルギー症候群は、果物アレルギーや食物アレルギーとも言われます。花粉症の方がなりやすいと言われています。
その症状は、食べた時に口の中がピリピリと痛かったり、唇が痒くなったり喉の奥がイガイガしたりします。他にも皮膚や粘膜に蕁麻疹が見られたり、目や鼻のかゆみ、下痢や嘔吐、気管支喘息を起こしたりします。
トマトの他にもアレルギーの原因となるので注意が必要な果物があります。
・(ウリ科)メロン、スイカ
・(バラ科)桃、リンゴ
・(マタタビ科)キウイ
・(パイナップル科)パイナップル
アレルギー体質だと思う方は食べる時に注意しましょう。
花粉症の患者さんで、トマトなどの特定の野菜や果物によって口腔内のアレルギー症状が起こることが知られるようになり、口腔アレルギー症候群と呼ばれています。
どうして口腔アレルギー症候群と花粉症が関係あるのでしょうか?
それは、花粉症の原因となる種類の花粉と、特定の野菜や果物の持つタンパク質が似ている場合、アレルギー症状が出てしまうのだそうです。
口腔アレルギー症候群が更に悪化するとアナフィラキシーショック症状を引き起こします。
アナフィラキシーショック症状とはどんな症状なのでしょうか?
アナフィラキシーショック症状をご存じですか?
近年、アレルギーの方が増えていて、このアナフィラキシーショック症状についてメディアで取り上げられる事も多くなりました
アナフィラキシーショック症状は、じんましん、かゆみなどの皮膚症状、息苦しさなどの呼吸器症状と、目のかゆみやむくみ、くちびるの腫れなどの粘膜症状が多いです。
また、腹痛や嘔吐などの症状、血圧低下などもみられます。これらの症状が全身に急速にあらわれるのが、アナフィラキシーショック症状の特徴です。油断すると命を落とすことにもなり、大変危険な状態です。
栄養たっぷりの健康野菜のトマトですから、ぜひ食べたい野菜ですね。
では、口腔アレルギー症候群への対処法はあるのでしょうか?
◆対処法
・食べるのを控える
・熱するなど加工して食べる
・抗アレルギーの薬を飲む
残念ながらこのような3点が主な対処法です。
どうしても食べたい!または心配な方は病院で検査する方法もありますので検討してみて下さいね。
今回はトマトアレルギーについてまとめてみました。いかがでしたか?
栄養たっぷりの健康野菜のトマトですから、ぜひ食べて頂きたい野菜の一つですが、花粉症などアレルギー体質の方は、食べるのに注意が必要です。油断したらアナフィラキシーショック症状など危険な状態に陥る事もありますので、アレルギーが心配な方は1度検査するなど対処が必要です
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