チョコレートじゃ絶対にダメ！？カカオアレルギーの原因とその症状！

カカオといえばチョコレートの原料！
そんなカカオが使われているチョコレートが大好きな方も多いですよね！
カカオの割合が多いチョコレートはダイエットにいいと流行したりもしましたよね！
すでにカカオは日本人には欠かせないもののひとつなのでは・・？

ちなみにココアにもカカオが含まれています！
チョコと似た優しい甘さで、こちらも人気が高いですよね！

でもそんなカカオにアレルギーがある、と聞いたことはありませんか？
どんなものにもアレルギーがあってそれはカカオも例外ではありません。

今回はそんなカカオのアレルギーの原因やその症状についてお伝えします。

カカオアレルギーは別名チョコレートアレルギーとも言われています。
言わずもがなカカオは主にチョコレートに使われるからです。

チョコレートを食べすぎると鼻血が出るという話を聞いたことはありませんか？
実はそれ間違いではないんです。
それもアレルギーに関係しているんですよ・・・！

実はこれらのアレルギー症状、カカオに含まれる
チラミンとニッケルという成分が主に関わっているんです。

カカオに含まれるチラミンは血管に作用します。
なので血管の収縮が原因でおこる頭痛や血管が切れることで起きる鼻血が出るのです。

アレルギーのない人でもこのチラミンを大量に摂取すると体調を崩すと言われています。
アレルギーを引き起こしやすい成分と言えるかもしれませんね。

金属アレルギーの方も多いですよね。
実はカカオアレルギーは金属アレルギーともつながりがありました。
食材なのにニッケルが入っているとは驚きですが、特にニッケルに反応する！という方は
チョコを食べない方が得策かと思います。

カカオの主なアレルギーはこの二つですが、実はまだアレルギーを引き起こしやすい成分が・・・

・テオブロミン
興奮作用があるため、大量摂取すると、胃腸の不調、頭痛、吐き気を催します。
テオフィリンという薬を飲んでいる方はこの副作用が出やすいので注意してください。

・トランス脂肪酸
脂肪酸の代謝を邪魔して免疫力が下がり、アレルギーを引き起こしやすいと言われています。
また脂肪酸のバランスが崩れ心臓疾患のリスクが高まる可能性も・・・

思っていたよりもアレルギー物質が多かったのでは？
次の項はそんなカカオアレルギーの症状についてご紹介。

原因物質がわかったところで、今度はその症状についてみていきましょう。
この症状が現れたらチョコを食べるのを控え、医師にご相談ください。

・じんましん
赤い発疹ができ、消えても他の場所に現れます。
時間がたてば消えますが、出たらチョコを食べず、かゆみがひどい場合は医師へご相談を。

・湿疹
じんましんと違い長い間かゆみが続きます。
こちらはニッケルが反応している事が多いのでかゆみだからと放置せず
症状がひどい場合は病院へ。

・くしゃみ
複合的な要因で出ると言われています。
あまり続くとのどの痛みにつながることもあるで早めに対処しましょう。

・気管支喘息
先ほど紹介したチラミンが大きな原因と言われています。
この症状が出たら、薬を持っている方はすぐに薬を使いましょう。
そしてすぐに病院へ。手足が紫になっていたら救急車を呼びましょう。

・咳
気管支喘息と同じ理屈で咳が起こることもあります。
白湯など温かい飲み物でのどを潤し、乾燥を防ぎましょう。
咳がひどい場合は病院へ。

・嘔吐
テオブロミンが原因と言われています。下痢・腹痛・頭痛がでる可能性も。

・鼻血
こちらも立派なアレルギー症状の一つ。
出たらチョコを食べるのをやめて処置してください。

・口内炎
明らかにチョコを食べたら口内炎ができた、と思われる時はアレルギー症状かも・・・
対処法はでき方によって違いますので医師にご相談を。

・アナフィラキシ―ショック
有名なアレルギー症状の一つですが、カカオアレルギーでも引き起こされます。
実際にカカオで死亡例もある恐ろしい症状です。
症状がでたら気道を確保し、すぐに病院へ、一刻を争います。

いかがですか？思い当たる症状はありませんか？
もしあったらカカオアレルギーかもしれません。
心配な場合は医師へご相談ください。

今アレルギーは出ていないから大丈夫！と思っていませんか？
でも食べ方によってはアレルギーを発症してしまう可能性があるんです・・・

「バレンタイン症候群」という名前をご存知ですか？
こちらバレンタインシーズンになると
上記のような症状を訴える方が増えるのでこう言われています。

何より大切なのは一度に大量摂取をしないこと！
普段の量ではアレルギーにならなくても、バレンタインなどのように
普段より摂取量が増えるとアレルギー症状が出やすくなります。

チョコレートを食べるな、と言っているのではありません。
ぜひ食べる量には気をつけていただきたいんです・・・！
何事もとりすぎは厳禁です！

では実際アレルギーが出たらチョコレートは食べられない・・・実はそんなことはないんです！

こちらのチョコレート、実はカカオが含まれていないんです！
キャロブと呼ばれるカカオに味が似たものを原材料に使っていますので安心です！
乳製品も入っていませんので気になる方は下記から注文してみては？

カカオがどうアレルギーに反応し、症状が出るのか、わかっていただけましたか？
なかなか怖い症状がよく出ていましたが
今アレルギーに発症していない方にいえるのはとにかく食べすぎないこと！
カカオには美容、健康にいい成分やリラックス成分も含まれています・・・！
程良くとるようにしましょう！

また、アレルギーの方も代用品が出ています！
これからもっとその種類は増えていくかもしれませんよ！
でもアレルギー対応をしているからと言って食べすぎはやはり厳禁です・・・！

どうぞ量を取りすぎずにおいしくカカオを楽しんでください！