味に差が出る？コーヒーフィルターの正しい使い方とおしゃれな使い方

コーヒーフィルターとは、ペーパードリップ式でコーヒーを抽出する際に使用するアイテムのこと。手で入れるドリッパーにも、コーヒーメーカーにも使われる、使い捨ての紙製のフィルターです。台形型、円錐型、バスケット型の3種類の形状があり、使うドリーッパーの形状に合わせて選びます。白い酸素漂白フィルターと無漂泊の茶色いペーパーフィルターがありますが、お好みで選びましょう。

手軽なペーパードリップでコーヒーを楽しみましょう。コーヒーフィルターの使い方は簡単ですが、使い方のちょっとしたコツを覚えるとさらに美味しいコーヒーが楽しめます。

コーヒーフィルターにはセットの仕方があります。コーヒーフィルターの大きさはコーヒーメーカーやドリッパーの大きさに合わせましょう。接着されている側面と底面を折ってセットしますが、側面は手前に折り曲げ、底面は向こう側に折ります。この接着部を折り曲げて、コーヒーフィルターをドリッパーの大きさに合わせる事によって、ドリッパー内で安定するように作られています。忘れずに折り曲げましょう。コーヒーフィルターをピッタリ隙間なくセットすることが美味しいコーヒーを淹れるコツです。

お湯を注ぐ時にもコツがあります。注ぐ時には、お湯に勢いをつけずに、注ぎ口から垂直に、細くお湯が出るようにしましょう。また、コーヒーフィルターに直接お湯をかけない事もポイント。苦味や雑味が抽出されてしまうのを防げます。抽出を完了するまでの時間は、約3分が目安です。

コーヒーフィルターの使い方はコーヒーを淹れるだけに限りません。料理を作る際にも、意外な使い方で活躍させることができます。

コーヒーフィルターを使うと、コーヒーをドリップする要領で簡単にヨーグルトの水切りが出来ます。作りも頑丈なコーヒーフィルターを使うことで、しっかり漉せて、ホエイもとれ、出来上がった水切りヨーグルトを取り出すのも簡単です。

コーヒーフィルターの中に卵を割り入れ、鍋に入れて5分、きれいなポーチドエッグが出来上がります。お酢を使ったり、鍋をぐるぐるかき回したりという手間もなく、簡単に失敗なく作れます。取り出すときもお皿の上でコーヒーフィルターの合わせ目をはがすだけ。壊さずにきれいに取り出せます。

コーヒーを淹れる要領で出汁がとれます。タイマーをかけて待つ必要もなく、お湯を注げば本格的な出汁がとれます。コーヒーをいれるように、ゆっくりとまわし注ぎます。かつおだけでなく、いりこも粉末にすれば同様に出汁がとれます。

コーヒーフィルターの使い方はコーヒーを淹れるだけに限りません。料理にも活用できますが、他にもおしゃれな活用法があります。安価に大量に手に入るので、楽しく、おしゃれな使い方も試してみましょう。

コーヒーフィルターはポケット型なので、テープや紐、リボン等で口を閉じるだけでちょっとした小物や、手作りスイーツのおすそ分けなどを入れてプレゼントにピッタリ。タグを付けたり、リボンを通したり、スタンプ、マスキングテープなどでアレンジを加えれば、おしゃれなギフトが出来上がります。無漂白の物を使用するとナチュラル感が増し、漂白した白いコーヒーフィルターなら可愛らしいギフトバッグになります。

コーヒーフィルターを使って、どこでも好きな場所におけて、電気代の掛からない加湿器が作れます。コーヒーフィルターと入れ物、10円玉、これだけあれば、すぐに加湿器が作れます。基本的にはコーヒーフィルターを５枚ほど重ねて蛇腹に折り、水と10円玉の入った容器に入れて花びらを開くように一枚ずつバラバラに開いていくだけ。コーヒーフィルターの上部分を自分の好きな形に切ったり、重ねる枚数を変えたりして、アレンジも自在です。１０円玉を入れることで雑菌の繁殖が抑えられますが、使うたびに水は取り替えるようにしましょう。おしゃれで、エコなコーヒーフィルターの使い方です。試してみてください。

コーヒーフィルターは紙の質感や色合いを活かして、インテリア小物を作る使い方もできます。お花紙の要領でお花を作ったり、リースを作ったり、アジサイのドライフラワー風のインテリアも簡単に作れます。

コーヒーフィルターの正しい使い方を覚えて、美味しいコーヒーの淹れ方をマスターしましょう。コーヒーを淹れる使い方以外にも楽しい使い方が豊富なコーヒーフィルター。繊維くずが出ないので、iPadやノートパソコン、電話を拭くのにもむいていますし、インテリアなど、おしゃれな使い方もぜひ試してみてください。加湿器やギフトバッグの使い方はすぐに試せる手軽さですね。