ペーパータオルはどう使う?使い方いろいろ!ペーパータオルの実力
2016/04/18
ohoksavak
お鍋などに欠かせない土鍋。今では100均でも買えるようになり手軽になりましたね。土鍋は大事に使えば長く使え、お鍋以外にも用途の広い優れものですが、使い方を間違えるとすぐダメになってしまうもの。そこで土鍋と長くお付き合いするための正しい使い方をご紹介します!
土鍋を買ってきてまずすること。それは「目止め」という作業です。土鍋の正しい使い方の中で、肝となる作業です。目止めは、一般的におかゆを炊いたり、小麦粉や片栗粉などで行います。土でできた土鍋は特性上細かい穴が開いていて、使うと水がしみて漏れてきてしまいます。それをでんぷんで埋てあげる作業です。また、ヒビが入った時に水漏れがしにくくなります。少し時間はかかりますが、正しい使い方となると必須ですし、手間はかからないので必ず行いましょう。
また、使っていくうちにまた水漏れしてきたら、再度目止めを行えばOK!
土鍋の正しい使い方①~目止め
軽く1杯のご飯とお水を入れる。
土鍋の正しい使い方①~目止め
弱火でゆっくり火を入れる。
土鍋の正しい使い方①~目止め
沸騰したらお米をつぶしながら焦げないように時々混ぜ、水が8分目から減らないようにとろとろになるまで約1時間ほど炊く。できたらそのまま24~48時間ほど放置し、土鍋を洗い完全に乾燥させる。
8分目まで入れたお水の中に小麦粉(もしくは片栗粉)大さじ2杯程度を入れて10~20分沸騰させる。
沸騰したら、あとはおかゆと同様、冷やして洗って乾かします。
土鍋は熱の急激な変化に弱いため、必ず冷めてから洗うようにします。そして、極力洗剤は使わずお水(お湯)を使いましょう。目止めはしていますが吸水性が高いため、洗剤を使うと洗剤まで吸収してしまいます。
ただ、キムチ鍋など匂いや脂の濃いものをやった場合は、ササッと洗剤を付けて洗っても大丈夫。その際はよく水ですすげばOKです。洗剤はなるべく中性洗剤を使いましょう。
正しい使い方をしていてもにおいがついてしまったら、8分目まで張ったお水の中にお茶(一掴み)やお酢(大さじ2~3)などを入れて10分くらい煮立ててください。お酢やお茶がにおいを吸収してくれる上に、殺菌にもなりますよ。
使い方で困るのが、カビが出てきてしまった時。そんな時は、お酢かレモン汁を使います。
8分目ぐらいまで張った水の中にお酢(レモン汁)大さじ2~3杯ほどを入れて弱火で沸騰させて10~20分煮立てます。
きちんと処理をすれば捨てずに使えますよ!
焦げ付かせてしまった時は、スプーンなどで何度もこすりましょう。根気よくやっていくとキレイに取れていきます。ある程度取れてきたら布でこすって洗えば完了。
もし、落ちにくいときは焦げたところを水でふやかしましょう。ふやかしたらこすります。
また、動物性たんぱく質の焦げの時は、レモン汁やお酢を入れたぬるま湯にしばらく置いておくと取れやすくなります。重曹を使ってとるやり方もあります。
土鍋は土でできているで、高温にはなかなか耐えられません。また、保温性が高いのでとても危険です。絶対にやらないようにしてください。
使い方で重要なのは、温度変化。土鍋はお急激な温度変化に大変弱い物なので、料理が終わったアツアツの土鍋にすぐ水をかけたり、火にかけてから冷蔵庫から取り出した冷たい水を入れる等はしない方がよいでしょう。ヒビ割れの原因になってしまいます。差し水など必要なときは、常温のお水を使ったり、あらかじめ温めておくなど急激な変化を与えないよう工夫しましょう。
何度も出てきていますが、土鍋は急激な温度変化に弱い物です。火にかけるときは、特に指定がない限りは【最初は弱火→土鍋が温まったら中火】を心がけてください。保温性が高いため、普段は中火・沸騰したら弱火で十分!経済的ですね。使い方の中で一番の重要ポイントだといっても過言ではないかもしれません。
さて、正しい使い方を理解したら、次は土鍋の大きさを見ていきましょう!
6号(6寸):18cm、1人用
7号(7寸):21cm、2~3人用
8号(8寸):24cm、3~4人用
9号(9寸):27cm、4~5人用
10号(10寸):30cm、5~6人用
土鍋って、たくさん大きさがあって買うとき迷いますよね…。今回は一般的な大きさをご紹介していますが、3号という小さい土鍋もありますよ!小さい土鍋は、一人用のお鍋や少ない煮物、大きい土鍋はお鍋など、用途に合わせて使いやすい土鍋を選びましょう。
もちろん、どの土鍋を買っても使い方は同じ。最初に目止めをすることは忘れずに!
ちなみに、号という単位は寸(約3cm)を改めたものなのだそうです。
せっかく正しい使い方を見てきたので、土鍋を使ったレシピをいくつかご紹介します!
米2合分
お米2合
400~450mL
1 お米を研ぐ
2 土鍋に研いだお米と分量のお水を入れて30分~2時間置いておく
3 弱火(とろ火)にかけ20分炊く
4 20分経ったら火を止めてふたを開け、ご飯を十字にサクッと切り全体を軽く混ぜる。
※少し水っぽいと思ったら、30秒加熱する
5 混ぜたらふたをして13分蒸らす
ポイント!
お水の量と浸水の時間で炊きあがりの柔らかさが違ってきます。お好みを見つけてくださいね。
お水の量・浸水時間 多い(柔らかめ)⇔少ない(固め)
2人分
さつま芋360g
人参80g
玉ねぎ1個
冷凍ブロッコリー50g
豚肉角切り100g
★水300cc
★コンソメ(顆粒)小さじ2
★塩コショウ少々
ホワイトソース(ミカポン♪レシピ投稿中)2人分
クリープ大さじ1
バター適量
1 さつま芋と人参と玉ねぎは皮をむき大きめにカット、耐熱皿に入れてラップをいて約8分加熱し、ブロッコリーは解凍します。
土鍋の正しい使い方⑤~いろいろなレシピ
2 深めのフライパンにバターをひき、1の野菜と角切りにした豚肉を表面に焦げ目がつくまで焼き、★を加えて煮る
5 4でできたクリームソースを3の中に入れ、ふたをして軽く煮込んだら出来上がり!
土鍋の正しい使い方⑤~いろいろなレシピ
3 2で煮たスープは加えずにお野菜とお肉と解凍したブロッコリーだけを鍋に並べて入れる。
4 フライパンに残った2のスープの中にホワイトソースを加えていき、クリープ、塩コショウでお好みの味に整えて煮詰める。
2~4人分
豆乳(大豆成分が多いもの)1L
にがり5g(小さじ1)
*醤油(食べる時かける用)適量
土鍋の正しい使い方⑤~レシピ・お豆腐
水気をよくふき取った土鍋に豆乳を入れる。中弱火で、ある程度温かくなるまでの間、放置します。
土鍋の正しい使い方⑤~レシピ・お豆腐
“温かい”と“熱い”の中間くらいの温度になったら分量のにがりを入れます。湯葉が2~3枚取れた頃適温。
土鍋の正しい使い方⑤~レシピ・お豆腐
にがりを入れたら、木べらで軽く2~3度かき混ぜて火を消します。
土鍋の正しい使い方⑤~レシピ・お豆腐
蓋をして、5~10分程ムラします。好みの固さになったら出来上がり
以上、土鍋の正しい使い方と、ちょっとしたレシピをご紹介しました。使い方さえ間違えなければ、土鍋は大変便利な調理器具です(「土鍋を育てる」という言葉もあるくらいです)。正しい使い方をして、末永く使っていきたいものですね♪
また、今回ご紹介したレシピはお食事メニューでしたが、実はパンが焼けたりスウィーツもできたりします♪慣れてきたらぜひチャレンジしてみてくださいね!
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