シンプルながらも奥深き、おすすめのコーヒー豆の世界と楽しみ方

平均的なバランスの取れた味でコーヒーの基礎ともいえるコーヒー豆で初心者にもおすすめのコーヒー豆。他のコーヒー豆とも相性はよく、ブレンドに使われる。

No.2というのはランクの事でランクはNo.2~No.8まである。No.2は欠点や異物が少ない最高のランク

エチオピア原産のコーヒー豆でとても香りが強いコーヒーなのですが、特徴の一つである強い酸味が人によっては好みがわかれるコーヒー豆ですが、モカの香りと甘さにモカ以外は飲まないほどに惹かれる人もいるコーヒー豆の異端児です。

焙煎が浅くなるとモカの酸味が目立ち、これが好みの分かれる原因だと思われます。きちんと焙煎をすることで酸味は飛び、モカの甘みが堪能できます。また、深煎りをすると苦みが強調され、モカがお気に入りになったら、自分の好みの味にする独自の焙煎を探すのも楽しみのもおすすめの一つです。

アフリカ大陸の屋根と言われているタンザニアにあるアフリカ最高峰のキリマンジャロで栽培されているコーヒー豆がキリマンジャロです。

愛好家からはキリマンと愛称で呼ばれているキリマンジャロは海抜1000m以上という独特の土地で育ち、非常に個性強いコーヒー豆です。強い酸味と甘酸っぱい香りに豊かなコクが多くのファンを魅了し、芳醇な味わいを持ち合わせているので一度は飲んでおくべきおすすめのコーヒー豆です。

ブルーマウンテンはジャマイカにあるブルーマウンテン山の斜面で採れるコーヒー豆で栽培地はエメラルドマウンテンと同様に急斜面で生産量は少なく、希少コーヒー豆です。

味は美味しいコーヒーの三条件の香り・味・コクが完璧なまでにバランスが取れていて、完成度の高いので、コーヒーの王様と称されています。マカダミアナッツの甘い風味、優しくもさわやかな酸味はアフターまでクリアな印象を与える。究極の甘みとバランスを備えており、ブラックで楽しむにはおすすめのコーヒー豆です。

焙煎（ロースト）とは生のコーヒー豆を炒る加熱作業です。収穫・精製されたコーヒー豆は淡緑色で味も香りもありません、このままでは絶対に飲めません。焙煎が進むと茶褐色～黒褐色へと変化しています。焙煎によっては豆に含まれている成分が化学変化を起こして、揮発性の香りやコーヒー独特の苦味、酸味、甘味の風味が生まれます。この焙煎の時間・熱のかけ方で浅煎り、中煎り、深煎りとコーヒーの味、風味が変化します。

焙煎（ロースト）にも8段階のローストがあり、浅く煎ると酸味が強く、深く煎ると苦味が強くなります。これはコーヒー豆に含まれている様々な成分が焙煎時に化学反応を起こし、酸味や苦みが生まれます。この変化がコーヒーの色、味、香りに大きく影響を与えます。焙煎を覚えると自分好みのおすすめの焙煎もできます。

ブレンドとは複数の産地のコーヒー豆を割合を決めて配合する事をブレンドと言い、無限に広がる味わいを楽しむのがブレンドの醍醐味です。コーヒー豆を楽しむおすすめの一つで1種類のコーヒー豆を楽しむのをストレートといいます。ブレンドは自分で考えたおすすめのコーヒー豆の割合を決めれます。

コーヒー豆を焙煎し、ストレートかブレンドを終えると挽きます。コーヒー豆がコーヒーに徐々に変化を始めます。挽くとはコーヒー豆を粉砕する器具ミルまたはグラインダーを用いります。ここの挽き方でコーヒーの種類が変わります。ミルにも手動と自動があり、自分好みにしたいのなら、手動がおすすめです。早く挽きたいというなら、自動がおすすめです。豆を粉砕したら、早めに淹れましょう。これは空気に触れると酸化が始まり、風味を損ないます。

エスプレッソを楽しむ極細挽き、水出しコーヒーを楽しむ細挽きに市販されているレギュラーコーヒーと同じ中細挽き、サイフォン式に使う中挽き、コーヒー粉とお湯の接触時間が長い抽出に使う粗挽きとあります。おすすめとしては最初は中細挽きと思います。

コーヒーの完成までもう少しです。今回はペーパーフィルターを用いた方法を紹介します。

①必要な器具を揃え、トリッパーという受け皿にペーパーフィルターを入れ、軽く抑えつけるようにセットします。

②フィルターにコーヒー粉を入れ、トリッパーを軽く振り、粉の表面を平らにします。これは全体にムラなくお湯を注ぐためです。

③コーヒーを蒸らす。美味しいコーヒーにするために必ずやる事が蒸らしです。コーヒーに少量のお湯をそっと注ぎ、粉全体にお湯を含ませ、20秒ほど蒸らします。

④お湯を注ぎ、抽出する。コーヒー粉の中心に小さなのという字を描くようにお湯に3回優しく注ぎます。抽出後のカスも確認しましょう、カスの表面を見ると細かな泡が残っていれば、それはコーヒーのアクなので抽出されたコーヒーはクリアな味になっているはずです。

抽出したコーヒーをカップに注ぎ、ついにコーヒーの完成です。自分好みのおすすめのコーヒー豆選び、自分好みのおすすめの焙煎方法で自分好みのおすすめのブレンドをして、自分好みのおすすめの挽き方で淹れてみてはいかがでしょうか？

身近な飲み物ながらも大変奥深いコーヒーの世界です。