2016/06/19
井藤由緒
ゴーヤと言ったら沖縄!ニガウリとも呼ばれています。そんなゴーヤは好き嫌いがハッキリ別れる食材かもしれません。その理由は、ゴーヤの苦味。ですが、その苦味の取り方があるのです。今回はゴーヤの苦味の取り方を紹介します。是非参考にしてください。
ゴーヤーとは、沖縄の方言で「ニガウリ」の事です。最近はテレビ等の影響で目にするゴーヤーは、ウリ科の1年生つる性植物で、学名を「Momordica Charantia Linn」と言います。和名では「ニガウリ」「ツルレイシ」と呼ばれています。
この苦味の成分にも栄養が含まれていて、モモルデシンには肝機能強化/生活習慣病予防/血糖値降下作用/夏ばて改善などの効果があり、チャラチンは糖尿病に効果的だと言われています。
苦味さえ消えてくれれば、おいしく食べれて栄養も摂ることができ嬉しいことばかりですよね。では早速、ゴーヤの苦味の取り方を紹介していきましょう。
薄くスライスして調理することで、調味料がより多くゴーヤに絡むので食べやすくなります。ゴーヤの苦味が少しだけ苦手という方は、この苦味の取り方を参考にしてみてください。
ワタのありなしに関わらず、塩もみをすれば苦味はだいぶ抑えられます。水溶性の苦味成分モモルデシンが抜けるため。
揉むと形が崩れてしまうこともあるので、塩を振って5分放置して洗うのでもOK。
さらに砂糖をプラスして揉むor放置すると、苦味はすっかりなくなります。
2つめの苦味の取り方は、塩もみだけでなく砂糖もプラスすることで苦味が消えるというものです。塩だけの取り方だと苦味は少し残ります。ですが、砂糖を加えた取り方だと全くと言っていいほど苦味が消えるようです。
水に晒すか茹でるとアク抜きも楽ちん。青臭さが抜けますね。
水溶性ビタミンが減ってしまうので、栄養を考えると長時間水に晒すのはNG。
私は沸騰したお湯で30秒。
塩もみなどの処理をしてあれば、10秒程度で良いのでは。
茹でる時間が30秒と短い時間晒すだけでいい取り方なので、簡単にできますね!「塩&砂糖もみ+茹で」をすれば本当に苦手な人でも食べれそうですね!
この取り方で使う油ですが、食材の脂でもOKです!お肉の脂や、マヨネーズなど。
意外にもゴーヤの苦味の取り方はたくさんあるんですね。とくに変わったものを使ったりということはないのですぐ試せるのではないでしょうか。ゴーヤの苦味の取り方が分かったらこっちのもんです!ゴーヤを美味しくいただきましょう!
材 料(4人分)
ゴーヤ1本
木綿豆腐1丁
卵2個
玉ねぎ1個
豚バラ肉150g
○しょうゆ大匙2
○酒大匙1
○みりん大匙1/2
○砂糖大匙1/2
○和風だしの素小さじ1
塩コショウ少々
材料 (2人分)
ゴーヤー(にがうり) 1本(300g)
牛こま切れ肉 150g
にんにく 1かけ
A
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1と1/2
こしょう 少々
片栗粉 サラダ油
材料 ( 2 人分 )
豚肉(細切れ)50g
ゴーヤ1/2本
塩少々
サラダ油大さじ1/2
<調味料>
酒大さじ1
砂糖大さじ1/2
しょうゆ大さじ1.5
かつお節2g
苦味の取り方でパッと思いつくのがワタを綺麗に取り除くということかもしれません。ですが、ワタには苦味がないどころか美味しいみたいなので一度食べてみてください!
沖縄の夏野菜といえばゴーヤーというイメージだが、実はインドや東南アジアが原産地。そこから中国に伝わり、沖縄へとやってきた。世界には様々なゴーヤーがあり、その種類はなんと300種類ほど! その内20種ほどが沖縄にある。
ゴーヤの苦味の取り方は参考になったでしょうか?一つで苦味が取れなかった場合、紹介した苦味の取り方を組み合わせて試してみてもいいかもしれませんね!
ゴーヤの苦味が苦手な人や、家族に苦手な人がいたら是非今回紹介した苦味の取り方を参考にしてみてください。
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