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    しゃもじ発祥の地”宮島”♪実用品からユニークな物まで一挙大公開!

    日本三景の一つ、”安芸の宮島”は年間300万人が訪れる人気の観光地。宮島を代表する厳島神社は、世界文化遺産にも登録されています。ところで宮島には、もう一つ有名な物があり、それはなんと”しゃもじ”!この記事では、宮島のしゃもじにまつわる情報をまとめてみます!

    宮島のしゃもじの由来とは?

    宮島は瀬戸内海・広島湾にある島です。海に浮かぶ大鳥居が有名な厳島(いつくしま)神社は、古代から自然崇拝の対象となってきました。

    宮島でしゃもじが作られたのは何故?

    十八世紀末、修行僧「誓真」が、島民救済の為、厳島神社の参拝客のお土産に、夢に現れた弁才天の手にされた琵琶の形を基に杓子を試作し、島民に教えました。

    出典:http://www.shakushi.jp

    宮島が杓子(しゃもじ)の発祥の地と言われるのは、こういう逸話があるためです。しゃもじは神木で作られ、これで御飯を食べると、縁起が良いとされたのだとか。こうして徐々に宮島のしゃもじは有名になり、問屋なども出来て全国的に広まりました。

    宮島のしゃもじのご利益とは?

    しゃもじは御飯をすくう、「飯を取る」道具です。明治の日清・日露戦争の時に、「敵を飯取る」と考えられ、縁起物として有名になったのだとか。そして宮島のしゃもじは、”ロクロ細工”や”宮島彫り”と一緒に「宮島細工」と呼ばれ、昭和57年には伝統工芸品に認定されました。現在は、実用的なしゃもじから文字入りのお守り的な物まで、様々な種類があります。では次は、宮島しゃもじのおすすめ店をご紹介しましょう!

    宮島しゃもじのおすすめ店♪

    ①宮島しゃもじの老舗!㈱宮島工芸製作所

    明治時代中頃に創業。しゃもじの製作は昭和初期から始まりました。一本一本手作りのしゃもじや調理ベラは手の馴染みがとっても良さそう。この他装飾用の”看板しゃもじ”や焼印を入れる”招福しゃもじ”なども製作しています。

    長く大切に使いたい!宮島のしゃもじ♪

    新型杓子(サクラ) 長さ約23cm 柄部分厚み約1.5cm 価格¥900

    こちらは普通のしゃもじに比べて持ち手が長く細くなっていて、持ちやすいのが特徴。材質のサクラは堅くて弾力があり、使用していると赤みが出てくるのだとか。どんな色に変わるか、使い続けるのが楽しみなしゃもじです。

    ②キュートなしゃもじストラップが買える店♪「平野屋」

    観光客に人気のお土産物屋さんです。キュートなしゃもじストラップ以外にも、オリジナルの小物も多数取り揃えているそうで、喫茶スペースもあります。

    お守りにも♪宮島の開運しゃもじストラップ♪

    杓子ストラップ(健康) 320円 本体サイズ タテ5.5cm×ヨコ3.0cm

    可愛いしゃもじストラップの文字は「金運」「健康」など全部で8種類。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです!

    色々な種類があって楽しい宮島のしゃもじ。では次は、しゃもじ作りが体験出来るサイトや観光スポットなどをご紹介します!

    宮島のしゃもじ作りを体験しよう!

    ①好きな焼き印を押すだけ!マイしゃもじが作れる「宮島手づくり工房」

    こちらはオリジナルの宮島しゃもじが作れる工房です。焼き印は全部で6種類。しゃもじの形も大・中・小、びわ型など様々で、ストラップもあるのだとか。どれにしようか迷ってしまいそうです。

    ”写し絵”のしゃもじ作りも出来ちゃう♪

    写真やイラストなどをプリントした、”写し絵”のしゃもじはいかがですか?古い写真やオリジナルのイラストでもOKとの事。一緒に焼き印を入れることも出来ます。こちらはネットでの注文も可。宮島に行かれなくても、オリジナルのしゃもじ作り体験が出来ます!

    ②しゃもじ作り以外の体験も!「宮島伝統産業会館」

    伝統工芸品の「宮島細工」には、しゃもじ、ロクロ細工、宮島彫りがあります。「宮島伝統産業会館」ではしゃもじに焼き印をいれる作業と宮島彫りの体験が出来ます。さらに広島名物「もみじ饅頭手焼き体験」もあるのだとか!宮島に行く機会がある人はぜひ参考にしてみて下さい!

    こんな観光スポットも?巨大な宮島しゃもじ!

    世界一の大しゃもじ!

    長さ : 7.7m 最大幅 : 2.7m 重さ : 2.5t 材質 ケヤキ(樹齢270年・長さ13m)

    小さいストラップから実用的な物まで、バラエティ豊富な宮島のしゃもじ。こんな巨大なしゃもじも発見しました!これは昭和58年に、しゃもじ発祥の地とされる宮島のシンボルとして作られました。でも飾り場所が決まらず、長いこと倉庫で眠っていたのだとか。現在は宮島表参道商店街で見ることが出来ます。下記のサイトではこの大しゃもじの情報以外にも、宮島の観光スポットが満載です!

    しゃもじだけじゃない!宮島のお土産って何があるの?

    宮島があるのは広島。広島といえば、牡蠣やもみじ饅頭なども思い浮かびます。下記のサイトはユニークな視点で広島のお土産をランク付けしています。しゃもじストラップは関脇で、なかなかの高評価のよう。実用的なしゃもじからストラップまで、幅広いラインナップを取り扱う人気店「杓子の家」の情報がたっぷり楽しめちゃいます。

    宮島のしゃもじは楽しい物がいっぱい!

    いかがでしたか?宮島のしゃもじに関するまとめでした。18世紀に修行僧、誓真が広めたしゃもじ作りは、宮島の人々が生活の糧を得るための重要な産業となりました。

    現在の宮島のしゃもじ文化は益々進化し、観光客を楽しませてくれます。宮島に旅行する機会があったら、厳島神社のパワースポット巡りとともに、色々なしゃもじを楽しんでみて下さい!

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