もう脇役なんかにさせない!栄養満点なしそと詳しい栄養素まとめ
いつもいつも料理の脇役だったしそ・・・。そんなしそにはものすごい栄養素が含まれていることを、ご存知でしたか??こんなに栄養素が含まれているのに脇役だなんてかわいそうすぎる!!というわけで今回はしその栄養素をまとめました!!
しそには最強な栄養が??
しそは、古くから日本に自生する「和風ハーブ」です。香りは食欲をそそり、ミネラルやビタミンなどの栄養価も豊富です。古くから色々な薬効が認められていて、最近では問題の花粉症などのアレルギーにも効果があるといわれて注目されています。
しその栄養が気になりますね!
赤しそと青しそ、栄養素の違いとは?
青じそ(別名)大葉
爽快な香りがあり、刺身のつまのほか、天ぷらや麺類の薬味等に利用されます。品種により葉の縮れ方が違います。10枚一組みで売られることが多いようです。
大葉はよくスーパーなどでも見かけますよね。
しそに隠された栄養とは?
しそは、赤いアントシアン系色素(シソニン)の有る無しによって、赤じそ系と青じそ系に分けられますが、カロチンが赤じそに少ないほかは、青じそと赤じその成分は似ています。栄養価が高いのは青じそ、薬効があるのは逆に赤じその方だ、と言われています。
栄養価の高い青じそ。
ビタミン類、ミネラル類を多く含み、香り成分との相乗効果で、古くから薬用として広く用いられてきました。
βカロチンが大量に含まれるほか、ビタミンB群のうちB1、B2、B6、ビタミンC、E、Kも多く、ナイアシンも含みます。
栄養価の豊富なしそ
もっと知りたい!しその栄養
しその栄養価をなめちゃいけません
しその独特の香り成分は、ペリルアルデヒドやリモネン、ピネンなどです。なかでも成分の半分以上を占めるペリルアルデヒドはシソアルデヒドとも呼ばれ、強い抗菌作用・防腐効果があります。食中毒を予防するほか、消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させて胃の調子を整える作用もあります。
しそは昔から欠かせない栄養素であった
しそを食べて病気知らずに!しその栄養
青じそにはβカロチンが豊富に含まれ、その量は野菜の中でもトップクラスで、にんじんとほぼ同程度、かぼちゃの10倍以上もあります。βカロチンは体内でビタミンAに変わり、視覚、聴覚、粘膜や皮膚を保護し、抵抗力も強くするはたらきがあります。抗酸化作用もあり癌予防や老化予防に効果の高い栄養成分です。
すごいしその栄養!しそをメインに料理がしたくなります
豚と大葉のコク旨味噌バター炒め
材料 (2人分)
豚バラ肉200g
大葉20枚
マーガリン大1位
ニンニク 1片
☆味噌大1
☆酒 大1
☆みりん 大1
☆砂糖小1
豚バラ肉は食べやすい大きさに大葉は縦半分にカットする
ニンニクはスライスかみじん切りにして☆の調味料は合わせておく
フライパンにマーガリン(目分量で大1位)とニンニクを入れて弱火で香りがたつまでゆっくり炒める
しその栄養素をたっぷりとれそうな料理ですね。
ニンニクが香ってきたら強火で豚肉を炒め8分通り火が通ったら中火にして合わせておいた調味料を加え絡める
煮汁が煮詰まったら最後に大葉を加えザッとひと混ぜして火を止める
しその独特な香りが食欲をそそります。栄養満点!
柔らかジューシー!鶏むね肉と大葉の塩焼き
材料 (4人分)
鶏むね肉2枚(600g位)
酒 大さじ1
砂糖小さじ1
塩小さじ1
マヨネーズ大さじ1
粗挽き黒こしょう(またはこしょう)適量
片栗粉大さじ4
サラダ油大さじ2
大葉10枚位
鶏むね肉は、1cm位の厚さのそぎ切りにし、それを縦に半分に切る。(※長細い形になります。)
1をボールに入れ、酒・砂糖・塩・マヨネーズ・こしょうを加えて混ぜ、しばらく置いておく。
2のボールに片栗粉を加えて混ぜる。
料理のメインに!しその栄養素もばっちりとれる!
フライパンを熱してサラダ油を入れ、3の鶏むね肉を並べて入れて、ふたをして中火で2分位焼く。
鶏むね肉の色が変わってきたら、ふたをあけて肉の上下をひっくり返し、再びふたをして弱火で1分焼く。
火を止めて、ふたをしたまま1分置く。(※鶏むね肉の状態を見ながら、焼く時間を調節してください。)
栄養満点なメニュー♪これならしそが苦手な子どもも食べられるかも
仕上げに
6のふたをあけ、千切りにした大葉を加えて混ぜ、すぐにお皿に盛り付ける。しそのかおりがただよってきて、お腹がなりますね〜
しその栄養を逃がさない
しその葉はとても多くの水分を吸収します。水分を切らさないように保存をしましょう。濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包み、冷蔵庫で保存。乾燥させないようにすれば、1~2週間くらいは新鮮さを保つことでしょう。
しそは濡らして保存!栄養も逃げません
栄養が逃げてしまえば意味がないですからね
しその冷凍保存?
水でさっと洗ったあと、水気をよく切り、しそ同士がくっつかないように、タッパー等にふんわりと敷き詰めます。そして、そのまま冷凍保存。少しコツがいるので、通常は上記の冷蔵保存のほうが扱いやすいです。1ヶ月以上保存したい場合は冷凍保存で。
しそが凍ったら一度取り出して袋ごと揉んで粉々に砕きます。十分粉々になったら空気を抜いて冷凍庫で保存します。使う時にはふりかけのようにサッとかけられるので、とても便利ですよ^^
しその栄養
とても栄養価の高いしそをかしこく使って、手軽に栄養をとってしまいましょうね☆