IHグリルの魅力とその性能に迫る!進化を続ける最先端機能とは?
2016/05/12
たっちょん
野菜を使う時、切って残った使わない根っこの部分をぽいぽい捨ててはいませんか??実はそれとってももったいないんです。野菜の切れ端は育て方さえ間違えなければまた収穫することができるんです。そんな節約にもなる野菜の切れ端の育て方を紹介します!
野菜を切った後、もう使わないだろうと切れ端をぽいぽいゴミ箱に捨てちゃってませんか?
実はそれ、とってももったいないんです。
このように、野菜の種類にもよりますが、育て方さえ間違えなければ野菜をもう一度復活させることができます。それが切れ端栽培です。もう一度収穫できる復活可能な野菜を”再生野菜”と呼びます。最近では再生野菜のことを”リボベジ(リボーン・ベジタブル)”とも呼ぶそうです。
結構いろんな野菜がもう一度栽培して収穫できるんです。今回は色々な野菜の育て方を紹介したいと思います〜
まず切れ端野菜、再生野菜には水で育てる育て方と土で育てる育て方の2種類があります。
一度買うと二度食べられる野菜、豆苗
買ってきた豆苗を少し長めに残して切って、水につけておくとまたすくすくと成長してくれます。育て方が簡単なので、再生野菜栽培初心者の方にも挑戦しやすく、失敗しにくい野菜だと思います。
<育て方>
1)根元を残して野菜を切ります。
万能ねぎの場合は、根元を5cm程度残します。
2)小皿やプラスチックのカップなどに野菜の根本を入れ、
根が隠れるくらいまで水を入れます。
3)水が濁らないように、毎日水を取り替えます。
4)7~10日程度で食べられるぐらいに成長します。
豆苗だけでなくかいわれ大根、三つ葉、万能ネギなどの野菜も同じ育て方で育てることができます。
ちなみに万能ネギに関しては、水を使った育て方だけではなく土を使った育て方でも育てることができますが、水の方が比較的楽に作れるのでおすすめです。
なんとキャベツもおうちて育てられちゃうんです、驚きですね。
育て方さえ覚えてしまえば結構収穫できちゃうのでおすすめですよ。だいたい3週間程度で収穫できます。
育てる環境……窓辺などの風通しの良い明るい場所。
収穫までの日数……3週間~
必要なもの……キャベツの芯
(1)芯を切り取ります
2分の1カットや4分の1カットのキャベツでもできます。斜めに包丁を入れ、切り取ります。芯を除いたキャベツは、新聞紙などに包み、さらにポリ袋に入れて野菜室で保存します。
(2)芯を水に漬けます
初めはこんなに真っ白ですが、数日して芯の底が茶色くなってきても大丈夫。ぬるぬるするときは芯の底と器を水でさっとこすり洗いします。水の量が多過ぎると腐りやすくなります。底の部分5mmほどが常に水に漬かる程度に。
(3)葉っぱが育ってきます
だんだん緑がかって、2週間ほどで葉が育ちます。キャベツの外葉のような線の入った緑の濃い葉です。大きく育った葉からはさみなどで収穫します。小さな葉を残しておくと、次々に育ちます。
(4)土に植えてみよう
土に植えるとより長く収穫できます。
これらの野菜は葉っぱを収穫することができます。水につけておくだけという簡単な育て方ですくすく育つので楽チンですよ〜
根元を1.5cmくらい残して切ります。切った面が浸る程度の水を皿に張ります。
ダイコンやカブは、元の古い葉が落ちて、真ん中から新しい葉が育ちます。収穫が遅れると花が咲きますが、この花も菜の花として食べられます。ニンジンは線香花火のような、かわいい葉が育ちます。根元の部分がしぼむまで、何度か収穫できます。
≪使い道≫
彩りのアクセントに
買ってきた蒸しパンにニンジンの葉を載せてみましょう。葉1枚でおしゃれになります。
スープの青みに
ニンジンの葉は小さいながらも独特の香りがあります。スープに浮かべると彩りだけでなく、香りづけにもなります。
カブの葉と豆腐の澄まし汁
具に豆腐、エノキダケ、カブの葉を入れた澄まし汁。ダイコンの葉でも。
小松菜もいつも捨ててしまう先の部分を水に浸しておくと根っこが生えてくるので、それを土にうつしかえて育てるとまた食べられるようになります。
育て方
下から4cmくらいの所をカット。
容器に入れ、水を1cmくらいはる。(水は毎日取り替える)
1週間ほどすると根っこがぽつぽつと生えてくるので、根っこが生えた時点で土にうつしかえます。
うまくいくとこんなに育ちます!葉が柔らかいのでサラダなんかにも使えますよ〜
たまに葉っぱがうまく成長せず、花が咲いてしまうこともありますがそこはご愛嬌ということで…
にんにくってしばらく使わないでほっといちゃうと芽が出ちゃうんですよね。芽が出ると味が落ちてしまうので、そういうときは育ててしまいましょう。
ただしにんにくの育て方は他の野菜に比べて少し難しいです。気候にも左右されやすく、水をあげすぎると腐ってしまったりするので、初心者向けとは言い難いです。
再生野菜を育てるのにだいぶ慣れてきてから挑戦することをおすすめします。
1、プランターを用意し鉢底石と土を入れ、その中にニンニクのかけらを植える。必ず尖り部分が上を向くように、5〜6cmの深さに植える。
2、葉が出てくるまでは土が乾かないように水やりを欠かさないようにする。ただしやりすぎると腐るので注意。
3、植え付けから2週間ほどすると葉が育ちだんだん土から顔を出すようになる。この時、通常は一カ所から1つしか生えてこないのだが稀に複数生えてくるときがあるので、その場合は育ちの悪い細い方を取り除く。
4、だんだん成長してくると、のびた葉の中心から花芽が現れる。これを放置して花を咲かせてしまうと味が落ちるので、花茎が葉先と同じくらいの長さになったところで切る。切り取った花芽は食べられるのでソテーなどにして食べても美味しいですよ。
5、葉が黄色くなったら収穫しましょう。一つ収穫してみてお尻がへこんでいれば収穫時期です。
パクチーの根っこも捨ててしまわずに育ててみると葉がまた育ってきます。
少々長めに切った根元を、まずは水栽培。
毎日、水を替えながら育てます。
再生野菜の水栽培は、涼しい時期の方が成功しやすいですね。
一度、真夏にやって失敗しました!
一日一回水替えしても、葉の部分が腐ってしまうんですよ。
数日すると、真ん中の新芽が伸びてきました。
調子良さそうなので、鉢に植えつけて、土栽培に切り替えました。
土栽培で3カ月後です。
一方には花が咲き、一方には葉が茂っています。
パクチーも小松菜と同じように花が咲いてしまうこともあるようです。
玉ねぎも土の中に植えておくと、芽が出てすくすくと育っていきます。
葉が20〜30cmくらいまで育つと収穫時です。なかなか長期の育て方なのでやるときは根気よく育ててあげましょう。
もともと植えた玉ねぎはぶよぶよになってしまっていますが、それを取り除くと中には分球した玉ねぎがあります。
薄皮を取り除き葉玉ねぎのように使うと美味しいですよ。
しばらく放っておいてしまって食べるのもなあ…という玉ねぎが発掘されてしまったときにおすすめです。捨ててしまうよりかは一度育て方を参考にしながら植えてみてはいかがでしょうか。
その野菜、捨ててしまう前に育ててみませんか。
ただし注意してほしいのは再生野菜は必ず成功するわけではないということです。いくら育て方が間違っていなかったとしてもうまくいかないときはいきません。
でももともとは捨ててしまう野菜だったわけですから、また収穫できたらラッキーくらいの心持ちで育ててみるといいのではないでしょうか。育て方は決して難しいものではありませんからぜひ挑戦してみてください。
再生野菜で楽しいキッチン栽培を満喫して。
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