卵とコレステロールの関係は、健康的だったなんて信じられますか？

あなたは、間違ったコレステロールの情報で、
卵を控えぎみにしているということはありませんか？
「卵とコレステロール」について、
きちんと学んでみましょう。

卵の摂取量

平成9年の1人当たりの卵の供給量は17.6kg。これを卵の個数に換算（※）すると、なんと335個。1日1個、食べている計算になるのだ。
確かに、目玉焼きや卵焼きなど食事だけでなく、デザートやマヨネーズなど、あらゆる場面で卵は活躍している。
世界的に見ても１位はメキシコに続いて第2位と、日本人は卵が大好きなのだ。

卵は割安にタンパク質を摂取できる

【タンパク質(100g)】：鶏　卵　12.3g、牛　肉12.7g、豚　肉18.3g、鶏　肉16.2g、豆　腐6.6g
【価　格(100g)】　：鶏　卵　37円、牛　肉769円、豚　肉243円、鶏　肉129円、豆　腐27円

（注）タマゴ科学研究会シンポジウム発表資料より

卵には良質のたんぱく質が含まれていますが、たんぱく質は脂肪に変わらないため太る心配がありません。朝、しっかりと卵料理でたんぱく質を摂ると、血糖値もあまり上がらず、消化に時間がかかるため腹もちもよく、ダイエットには効果的と言われています。

卵黄に含まれるコリンは、脳を活性化し、老人性痴呆症（ボケ）の防止に有効だと期待されています。また、体内では、神経伝達物質アセチルコリンに変わり、記憶力や学習能力をアップとも言われています。

卵に含まれているメチオニンは肝臓でアルコールが分解されるときに必要な成分です。卵100gにつき約400mgも含まれていて、他の食品に比べ、ずば抜けて高い数値です。

卵に含まれる栄養成分は、たんぱく質・カルシウム・鉄・ビタミンA・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2で、１つでこれだけ栄養が詰まっている自然の食物って他にないそうです。

コレステロールは欠かせない！

これらの細胞膜やホルモン、胆汁などは、毎日、生産を繰り返しているので、その材料であるコレステロールも毎日補充しなければなりません。

世界各地の実験、１日１～２個１～２カ月続けても影響なし

「世界各地の実験では、１日１～２個のタ卵を１～２カ月食べ続けてもコレステロールには影響がないという結果が出ている」

食事や生活習慣を見直すことがコレステロールを下げるカギになるのです。

材料 （1瓶）
玉葱2個
砂糖大さじ2
塩小さじ1
酢3/4カップ
サラダ油3/4カップ
みりん 1/2カップ
しょう油 1/2カップ
酒 1/2カップ

必要なのは玉葱の皮！味噌汁にも煮込み料理にも何でも使いますよー！！
皮の成分ケルセチンがコレステロール下げるんです！

材料
玉葱の皮半分～一個分

コレステロールや中性脂肪を下げる

材料 （4人分）
新あさひ粉豆腐８０ｇ
人参１／２本
玉ねぎ中1個
里芋3個
冬菜適宜
だし汁 ４５０ｃｃ
砂糖大さじ３
醤油大さじ２
塩小さじ１／２
卵2個
重曹耳かき1／２杯

卵とトマトのトロトロスープ

材料 （1人分）
卵1個(50g)
たまねぎ30g
生しいたけ2枚(20g)
プチトマト7～10個(100g)
水菜1/6束(30g)
固形コンソメ1/2個(2g)
水カップ1と1/2杯(300cc)
塩、黒こしょう少々
片栗粉小さじ1

ゆで卵でアレンジ！サーモン菜種焼き

材料 （1人分）
紅鮭60ｇ
塩0.3ｇ　　酒 2ｇ
■ タルタル
卵25ｇ
マヨネーズ5ｇ　　塩0.1ｇ
こしょう0.1ｇ　　☆パセリ 0.1ｇ
■ 付け合せ
ベビーリーフ20ｇ　　ミニトマト10g

卵はコレステロールを上げる食品だと誤解されがちですが、実はコレステロールを下げる役割を果たしているのですね。栄養満点な卵を毎日食べるように心がけましょう。