味の素の餃子のCM、毎日目にしますねぇ♪旨そうで食べたくなります
2016/03/05
akiko28
旨味調味料「味の素」ちょっと入れるだけで、ぐーんと美味しくなりますよね?そんな「味の素」の成分って意外に知りませんよね。その成分にクローズアップしてご紹介します!これから使い続けるかはあなた次第です!使い続けて大丈夫?見極めよう。
日本の家庭なら、ほぼ常備しているであろう「味の素」。
料理の味が決まらないときに、重宝しますよね!
でも、ネットで味の素の成分を検索すると「石油」「害」などのワードが並んでいるのが気にかかります。
そこで、味の素の成分の安全性について調べてみました。
池田 菊苗(いけだ きくなえ、1864年10月8日(元治元年9月8日) - 1936年5月3日)は、戦前日本の化学者。
池田菊苗教授は、苦心の末に大量の昆布からうまみ成分だけを純粋に抽出分離することに成功したのです。そしてこの成分が「グルタミン酸ナトリウム」というアミノ酸の一種であることも同時に解明されました。
味の素の主原料は、さとうきびから作られるグルタミン酸ナトリウムといううまみ成分です。
これは、アメリカや日本の保健機関でも、健康被害を及ぼすことのない安全性を持つ調味料という見解がなされています。
それでも、なぜ体に悪い成分のイメージがあるのでしょうか。
それはひとつに、味の素につけられた「化学調味料」という呼び名の所以です。
この名称が使われるようになったのは、昭和30年代にNHKで紹介する際、商品名が言えなかったことが理由です。
現在では「うま味調味料」という呼び名に変わっているものの、味の素に「化学物質」というネガティブな成分のイメージがいまだにあるのはそのせいでしょう。
化学調味料と言う呼び名以外にも、味の素には黒歴史がありました。
1950年代に、石油由来の成分を使って科学的に味の素を作っていた時期があったのです。
しかし、1960年代に入ると健康被害を訴える人が相次ぎ、その有害性が社会的に問われることとなりました。
当時の調査結果では、微量ながらタール由来の不純物の成分が残留していることがわかり、味の素のイメージダウンを引き起こす結果となりました。
その後、健康面に配慮してさとうきびからグルタミン酸ナトリウムという成分を生産する手法に切り替わり、現在もその製法で作られています。
それでは、現在の味の素の成分について見てみましょう。
【成分】原材料: L-グルタミン酸ナトリウム、5’-リボヌクレオタイドナトリウム
【成分】栄養成分: たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、アミノ酸
これを見る限り、純粋なうまみ成分のかたまりと言えそうです。
味の素の作り方は、さとうきびの糖蜜に発酵菌を混ぜ、発酵させるというものです。
これはヨーグルトやしょうゆ、味噌を作るのと同じ作り方ということなので、安心ですね。
味の素の成分の安全性についてはわかりましたが、どれぐらいの量使っていいのかも気になりますよね。
常識の範囲内での使用量であれば、まず問題はありません。
料理に使うときは、耳かき一杯程度で十分うまみがプラスされます。
適量がわからず使いすぎていたという人は、少し量を控えましょう。
ただ、あまりにも大量に使いすぎると、味の素の成分の味に慣れてしまって味覚が鈍くなることはあるようです。
なんでも過剰摂取はよくないですね。
このように、いろいろ調べ手見た結果「味の素が健康に悪い」というのは、事実ではないことがわかりました。
さとうきびという天然の原料を作って、自然な作り方で作られている物だったんですね。
取りすぎにだけは十分気をつけて、上手に食生活に取り入れていきたいものです。
「味の素」de鰹節ふりかけ
【材料】
鰹節1パック(3g)
ごま大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油小さじ1
味の素(クックモニターのミニミニ瓶)2振り
【作り方】
①味の素以外の材料を耐熱容器に入れて混ぜる
②①に軽くラップをしてレンジで30秒チンする
③レンジから出して混ぜ合わせる。30秒チンを2回繰り返えす
④②の状態が水分がある程度飛んでいたら出来上がりですので味の素を2振りして混ぜて出来上がり
もっと「味の素」の成分を知りたいというあなた!
工場見学に行ってみるのはいかがでしょうか?
成分を見て実感するのが一番わかりやすいですね。
味の素の見学ができる工場は川崎工場・東海工場・九州工場の3つの工場です。今回は川崎工場を見学しました。川崎工場では2つコースの工場見学ができます。
1つ目は「ほんだしコース」ほんだしの作り方を見学します。かつお節削り体験ができるのがポイントです。
2つ目は「味の素コース」味の素の作り方を見学します。味の素の瓶に詰める体験ができるのがポイントです。
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