2016/02/23
まなまき
安い時にまとめ買いした野菜。使いきれなくて残った野菜。そんな野菜を長持ちさせる保存方法を知っていれば、無駄な食品のロスをなくし節約に♪それぞれの野菜の個性を把握し、ピッタリの保存方法で保管しましょう。残りがちな10種類の野菜をピックアップしまとめました。
【冷蔵保存期間】約2~3週間
【冷凍保存期間】約1~2か月
キャベツの保存適正温度は0~5℃です。冷蔵庫で保存してください。
《一玉丸ごとキャベツの保存方法》
①キャベツの芯部分を包丁でくり抜く。
②芯を抜いた穴に水を含ませたペーパータオルを詰め込む。
③軽く湿らせた新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室にて保存。
※芯部分のペーパータオルは定期的に湿らせておくとよい。
《カットキャベツの保存方法》
1/2や1/4にカットして販売されているキャベツは、湿らせた新聞紙で包みポリ袋に入れて保存するとよいでしょう。
※カットされたキャベツより、一玉丸ごと売られているキャベツの方が長持ちします。
(外側の葉から一枚づつ剥いて使っていくと長期間保存が可能です。)
①生のまま適度な大きさにカットし、マチ付きフリーザーバッグに入れる。
②中の空気をしっかり抜いて冷凍庫で保存。
《使い方》
凍ったままのキャベツをスープ、煮物、炒め物などに入れて使います。
【冷蔵保存期間】約5~7日程度
【冷凍保存期間】約1~2ヶ月
人参は湿気に弱い野菜です。基本的に冷蔵庫で保管しますが、冷蔵庫内の水分を寄せ付けないよう新聞等でくるんで保管してください 。冬など寒い季節であれば新聞紙にくるんで、箱のまま冷暗所においておいくことも可能です。
①買ってきたら一度ビニールからだして新聞紙などで包む。
②冷蔵庫の野菜室にて保存。
《ポイント》
※購入時のビニールに入ったままの状態で冷蔵庫に入れると、水滴が人参に付着し腐敗の原因に!!
※人参についた泥は落とさず保存!!保存期間を伸ばすことができる。
※人参に傷がある場合、傷周辺から変色し腐敗が始まる。傷んでいる部分は切り落とし綺麗なニンジンとは別の新聞紙に包んで早めに使用すること!!
①ニンジンを使いやすい大きさにカット。
(薄いいちょう切りや短冊切り、せん切りなど小さ目に。 乱切りなど大きく切ったものは食感が悪くなる為不向き。)
②フリーザーバッグに入れ、中の空気を抜いてジッパーを閉め 冷凍保存。
《使い方》
解凍してしまうとニンジンがシナッとし、食感が悪くなります。冷凍のまま炒め物や煮込み料理に入れて調理しましょう。
【常温保存可能期間】約1ヶ月程度
【冷蔵保存可能期間】約1週間程度
【冷凍保存期間】約1~2ヶ月
ジャガイモは基本的に長期保存に適した野菜です。しかし湿気に弱い野菜であり、光に当たると光合成をして発芽してしまうという特徴もあります。風通しの良い冷暗所で保存するようにしましょう。
①ジャガイモは、袋から出し新聞紙で包む。できれば1個づつが良いが、面倒な場合は数個単位で包んでも良い。
②湿度が低く風通しの良い暗い場所に保管する。
《ポイント》
※保管場所の温度は、5~10℃付近がよいでしょう。
※真夏の暑い時期は冷蔵庫の野菜室で保管。しかしその他の季節は冷蔵庫内の温度では低すぎる為、常温保存で。
①一度加熱しマッシュ上にしてからフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
《使い方》
自然解凍。サラダやコロッケ等に使用する。
《ポイント》
※生のまま冷凍保存するとスカスカになり食感が悪くなる。マッシュ以外での冷凍保存には不向き。
※フリーザーバッグの上からお箸などを使いマッシュポテトにラインを入れておく。使う時、必要な分だけ折って使えるので便利。
【冷蔵保存期間】3~4日程度
【冷凍保存期間】1~2ヶ月
ほうれん草は乾燥にとても弱い野菜。そのまま冷蔵庫に入れると乾燥して葉の部分がすぐにしんなりしてしまうので要注意です。
①買ってきたほうれん草をビニールから出し、濡れた新聞紙で包む。
②ビニール袋やジップロック等に入れてから冷蔵庫の野菜室で保存。
《ポイント》
畑で育つ状態に近い状態で保存することで、ほうれん草にストレスがかからず長持ちしやすくなります。ほうれん草は葉を上に向け立てて保存しましょう。
①ほうれん草をさっとゆでてから冷水に取り水気を絞る。
②使いやすい大きさに切り小分けにする。
③ラップで包みフリーザーバックなどに入れて冷凍保存。
《使い方》
電子レンジ解凍し、よく絞ってから使用。また凍ったままスープや味噌汁、うどんに入れてもOKです。
《ポイント》
※冷凍保存できる期間は約1ヶ月程度。それ以上たつと冷凍臭くなってしまいます。できるだけ早く使い切るようにしましょう。
【常温保存期間】1~2ヶ月程度(丸ごと1個の場合)
【冷蔵保存期間】4~5日程度
【冷凍保存期間】1~2ヶ月
基本的にかぼちゃは長期保存に適した野菜です。しかしカットされた状態で売られているものはすぐに傷んでしまうので、できるだけ丸ごと1個で購入し、上手に保存する方がお勧めです。
《丸ごと1個のかぼちゃ保存方法》
①風邪通しのよい冷暗所に常温保存する。
《カット販売のかぼちゃ保存方法》
①種とワタの部分から傷みが発生しやすくカビ発生の原因に。買ってきたらすぐにスプーンで種とワタを取り除く。
②ラップでしっかりと包み冷蔵庫の野菜室で保存。
①スプーンで種とワタを取り除く。
②使いやすい大きさにカット。
③カットしたカボチャをビニール袋やフリーザーバック等に入れ冷凍保存。
【冷蔵保存期間】約1週間程度
【冷凍保存期間】1~2ヶ月
ピーマンは水気に弱い野菜です。水分を寄せ付けないよう注意して保管しましょう。
①ピーマンの水気をしっかり拭き取る。
②傷んでいる・変色しているピーマンがないか確認し、状態の良いものだけをポリ袋に入れ野菜室で保存する。
《ポイント》
※傷んだピーマンを一緒に入れてしまうと、他の傷んでいないピーマンの保存期間にも影響してしまいます。
①ピーマンを2等分もしくは4等分にカット。
②中のヘタ・綿・種の部分を取り除く。
③水気をしっかりとってジップロックなどの密閉できる容器に入れ冷凍保存。
《使い方》
使用するときは解凍する必要はなく、凍った状態のまま料理に合わせて適当な大きさにカットしてください。
【冷蔵保存期間】1週間程度
【常温保存期間】2~3日程度
【冷凍保存期間】1~2ヶ月
夏野菜の茄子の保存適正温度は10℃前後。冷やしすぎると低温障害が起こってしまいます。
《常温保存》
①1本づつ新聞紙で包む。
②風邪通しの良い冷暗所で常温保存。
《冷蔵保存》
①1本づつ新聞紙で包む。
②ポリ袋に入れて野菜室で保存。
①水洗いして水気を切る。
②使いやすい大きさにカット。
③軽く炒めてフリーザーバッグに入れ冷凍保存。
《使い方》
冷凍のまま炒め物やカレー、麻婆茄子等に使用できまう。解凍してしまうと食感が悪くなるので要注意。
【冷蔵保存期間】7日程度
【冷凍保存期間】1~2ヶ月程度
トマトは室温が高いとビタミンCが低下してしまいます。冷蔵庫で保存しましょう。5℃前後の温度が最適です。
①ビニール袋など密閉できる物にヘタの部分を下して入れ密閉。
②野菜室(5~7℃)で冷蔵保存。
《ポイント》
冷蔵保存する際には、トマトが出すエチレンガスに注意!!エチレンガスは、他の野菜や果物が熟すのを早める効果があります。エチレンガスが出ないようにしっかり密閉した状態で保存しましょう。
《丸ごとトマトの冷凍保存方法》
①水でしっかり洗ってから水気を拭き取る。
②ヘタを取ってからフリージング袋等に入れ冷凍保存。
《丸ごと冷凍トマト使い方》
解凍後皮をむいてから煮込みやソースとして使えます。半解凍でサラダとしても利用可能です。
《ざく切りトマトの冷凍保存》
①トマトの皮を湯剥きする。
②ざく切りにしてフリージング袋に入れ冷凍保存。
《ざく切り冷凍トマトの使い方》
凍ったままソース・煮込み料理等に使用してください。
【冷蔵保存期間】2~3日
【冷凍保存期間】1~2ヶ月
ブロッコリーは冷蔵保存したとしても保存できる期間が短い野菜です。
①水で洗わずに湿った新聞紙で包みビニール袋に入れて野菜室で保存。保存適正温度は0~5℃前後。
②保存時には茎部分を下にし、立てて保存する。
①ひとつまみ塩を入れたお湯で固めに茹で、水気をしっかりとって冷ます。
②小房ごとに小分けしてフリーザーバッグに入れ冷凍保存する。
《ポイント》
※茹でる時間の目安は、30秒~1分程度。茹ですぎるとベチャベチャになってしまいます。
【冷蔵保存期間】5~10日前後
【冷凍保存期間】1~2ヶ月
キュウリは乾燥にも水気にも弱い野菜です。
①キュウリの水気をしっかり拭き取る。
②1本づつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、ラップを巻く。
③ヘタの部分を上にしてから10℃前後の冷暗所で保存。温かい季節であれば冷蔵庫の野菜室に立てて保存する。
①キュウリをスライサーなどで薄い輪切りにする。
②輪切りにしたキュウリに軽く塩をふり塩もみをする。
③小分けし、フリーザーバッグに入れて冷凍保存。
《使い方》
使用時には、自然解凍して使う。
それぞれの野菜の特徴をしっかり把握し、ピッタリの保存方法で長持ちさせましょう。野菜のストックがあれば、いつでも野菜豊富で彩り豊かなメニューを作ることができます。賢く節約し浮いたお金で、ちょっとしたご褒美もゲットできるかもしれません♪
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