2016/04/26
きたま
じゃがいもの芽は毒だと聞きますが、じゃあ芽が出てきたらもう絶対に食べられないのでしょうか?そもそも常備野菜と呼ばれているじゃがいもがそんな簡単に芽が出てきてしまうのは何でなのでしょうか?意外と知らないじゃがいもの保存方法とは?
毒という言葉を使うと大げさに聞こえるかもしれせんね。ですが、じゃがいもの芽は確かに毒です。食べたから死ぬとかではなくお腹を壊すということから毒となります。
じゃがいもは芽さえ出なければいろんな調理方法があってストックしておくと本当に便利な食材ですよね!
ただし、じゃがいもの芽の毒は小さい子供には危険なので、注意してください。
じゃがいもに芽が出てきても芽をしっかりと取り除けば問題なく食べることができます!もしもじゃがいもに芽が出てきてしまったら、皮をしっかり剥いて、包丁の根本でしっかりと取り除いてください。基本的に窪んだ部分に芽が生えてくるので、じゃがいもの身ごともったいないけど芽を取り除くのが安全です。
じゃがいもを買っていたのを忘れて気がついて見てみたら全体にかなりの芽が出ているなんてこともあります。
まぁ、頑張れば食べれないこともないのですが、見た目もちょっとグロテスクですし何より少しでも芽が残っていたら当たってしまうので諦めて捨てましょう。
また、当然ですがじゃがいもがカビていたり、柔らかく腐っていたら捨ててください。
時たま、芽がかなりの長さに成長している時があります。芽を取り除けば問題なく食べられますが不安なら捨ててください。
じゃがいもは採れた後も成長しています。それが芽が成長してくる仕組みです。
それではじゃがいもの芽が出ないような保存方法はあるのでしょうか?
買ってきたじゃがいもを袋から出し、新聞紙にくるんで、かごやネットなどの風通しが良い入れ物に入れます。そして湿気の少ない状態で冷暗所で保存すると、芽が出にくいとされています。
ただし、冷蔵庫に入れるとじゃがいもが痛むので冷蔵庫は避けてください。
まだ、りんごを近くに置くとじゃがいもの芽が出にくいらしいですよ。
実はじゃがいもは、芽だけではなくもう一つ危険なものがあるのです。
それはじゃがいもの緑化という現象が引き起こします。
たまに、じゃがいもの皮を剥いていたら緑色っぽくなっている時ってありませんか?
これは緑化と言って、体に毒です。
じゃがいもの緑化はじゃがいもの芽と同じでお腹を壊します。毒という言葉が当てはまるかは別ですが、皮を剥いても安心できないのがじゃがいもです。
さらに、じゃがいも特有の白っぽい黄色が緑化の緑をわかりにくくしています。
じゃがいもの芽と同じ様に緑色の部分をしっかりと取り除くことで安心して食べることができます。
じゃがいもの緑化は芽と違って光に当たることで起こります。一番の原因は日光ですが、部屋の光でも長時間当たると緑化が起こります。
さらにこの緑化は芽と違って、皮を剥いてみないとわからないという困った点もあります。芽ならば、スーパーやお店で生えていないのを買えばいいのですが、緑化だけは剥いてみるまでわからないのです。
茹でる、焼く、揚げる、蒸す、いろんな調理方法のあるじゃがいもです。おいしく無駄なく安心して食べるためにも、なるべく皮を剥いて、窪んだ部分は包丁の角か芽を取る専用のピーラーでしっかり取り除き、緑色の部分はきちんと削り取りましょう。
そして、新聞紙でくるみ、風通しのいい湿気の少ない冷暗所で保管し、なるべく光に当てないようにしてくださいね。
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