どのカニが好きですか?人気の4種類のカニの美味しさを教えます♪
2016/01/28
YokoHiro
2016/02/12 更新
旬の時期には、生(チルド)のカニも流通していますが、最近は冷凍の仕方も進化していて、旬の時期以外でも、獲れたての美味しさを楽しめるようになりました。ですが、冷凍のカニを美味しく楽しむためには解凍の仕方が重要!美味しいカニの解凍方法教えます♪
カニを食べたくて色々なお店を探して、他の人が買ったレビューを読んで、満を持して買った冷凍のカニが美味しくない…。そんな事はありませんか?
他の人(レビュー)では、美味しかったと言っているのに、自分が食べた時は美味しくない…。
もしかして、解凍の仕方を間違っていませんか?
冷凍のカニは、解凍の仕方ひとつで、美味しさがまったく違います!
カニを覆う氷の被膜"グレース"
多くの冷凍のカニは、氷の被膜"グレース"に覆われています。
これは、決して重量をかさ増ししているわけではなく、カニの感想を防ぐといった重要な役割があります。
冷凍のカニは、室温などで急激に解凍せずに、冷蔵庫でゆっくり解凍する事をオススメします。
その理由として、急激に解凍をするとカニが解けると同時に、旨みエキスも流れてしまい、身もパサパサになってしまいます。
①、冷蔵庫で解凍している時も、乾燥を防いだり、溶けた水分(グリース)が、カニに付かないように、カニを新聞紙やキッチンペーパーで包みます。
②、水切りバットの上に乗せ、さらにビニールかラップで包むのがオススメ。
③、なるべく低温(チルド室)で、ゆっくり1日程度かけて解凍をする。
④、食べる分だけ解凍をする。(再凍結は品質の劣化を招くため、使う分だけ解凍をします)
⑤、丸ごと1尾(姿)のカニ、特に「毛ガニ」「ズワイガニ」「花咲ガニ」は、解凍時にカニ味噌は流れてしまう場合があるので、解凍する時は甲羅を下にして解凍をします。
カニを一番良い状態で解凍するなら、冷蔵庫で1日放置が一番なのですが、どうしても届いたその日に食べたい!という事がありますよね。
そんな時は、カニの美味しさ劣化を最小限に抑えて、流水で解凍をします。
①、解凍するカニに直接水をつけないように、しっかりとビニール袋に入れる。
②、流水で完全解凍はしない。(解凍は70%ほどに止めて、あとは自然解凍にする)
アバウトに、「一晩冷蔵庫に入れて解凍してください。」と言われても、目安がないと、気になって何度も冷蔵庫を開ける事になりそうですよね…。
では、あくまで目安ですが、カニ別に解凍時間の目安をご案内します。
タラバガニ姿 (約24時間)
毛蟹 (約24時間)
ズワイガニ姿 (約18時間)
カットなしタラバガニ足 (約24時間)
カットありタラバガニ足 (約18時間)
ズワイガニ足 (約12時間)
今まで、美味しいカニの解凍方法は、「冷蔵庫でじっくり解凍する事」と言いましたが、ひとつ例外があります。
それは、カニしゃぶ用のカニの事で、このカニの場合は、数時間の解凍でOKです。
姿や、切足と比べると、小さ目となる"かにしゃぶ用のカニ"は、完全に解凍してしまうより、半解凍くらいでお湯でしゃぶしゃぶした方が、一番おいしい状態と言えます。
美味しく楽しむコツは"解凍しすぎない"こと。
上手に解凍が出来たら、あとは美味しく楽しむだけです。
では、最後にオススメのカニの楽しみ方をご紹介します!
ボイル済みのカニはそのままで!
すでにボイルをしてから冷凍をしているカニは、基本はそのままでお楽しみいただけます。
部位にもよりますが、加工場でちょどよい塩加減で茹でてくれているので、そのままで食べるのが一番美味しいと思います。
カニのエキスが染み出した"カニ鍋"
冷凍カニをカニ鍋で楽しむ時は、しっかり解凍をしましょう。
鍋に入れると、それだけで解凍にはなりますが、それと同時にグレースも溶けているので、鍋に入る水分が多く、味が薄くなってしまう場合があるので要注意です。
冷凍の生カニの場合は"焼き蟹"もオススメ!
冷凍ガニが生のカニの場合は、しっかり解凍をして焼き蟹を楽しむのもオススメです。
焼き蟹を楽しむ場合も、冷凍のままだと水分が余計に出てしまうので、ちゃんと解凍をしてから焼くのがオススメです。
例外は、半解凍がちょうどよい"かにしゃぶ"
ほとんどの冷凍カニの場合、完全に解凍した状態で楽しむのがオススメなのですが、ただ一つ"かにしゃぶ"だけは、半解凍の状態の方がオススメです。
半分凍っているカニを、熱々のお湯の中で泳がして、外側だけに火が通って中がとろーり半生状態で楽しむと、とても絶品ですよ。
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