2016/01/23
comodojin
2016/02/10 更新
「土鍋でご飯を炊くのはむずかしい?」いえいえ、ポイントを抑えれば簡単においしく土鍋でご飯が炊けるんです!今回は簡単にできる土鍋ご飯の炊き方をご紹介します。基本的な炊き方を覚えておけば、炊き込みご飯などに応用できます。普通の土鍋でできるご飯の炊き方も紹介します。
土鍋は他の鍋に比べて重く、壊れやすいのが特徴である。 一方、材質に厚みがあるため、熱は伝わりにくいが、熱の当たりがやわらかいだけでなく、一度温まると蓄熱が大きいので、保温の長くなる利点がある。 したがって土鍋は、おでん、粥(かゆ)など、ゆっくりと煮たい料理や、湯豆腐や魚すきなど卓上で煮ながら食べるものの鍋に適している。
ご飯を炊くための土鍋①:大黒6合炊飯土鍋
中蓋がついているので吹きこぼれずにご飯が炊ける炊飯用の土鍋です。
土鍋に使われているサクラ陶器の食器はプロの料理人が使う、プロ仕様の食器です。
炊き込みご飯や雑炊、鍋物、煮込み料理にも使える土鍋です。
ご飯を炊くための土鍋②:なんでも土鍋
こちらは中蓋・蒸し皿つきの土鍋。炊く・煮る・蒸す・冷やすと多機能な土鍋です。
レシピ付きでもちろんご飯の炊き方もあります。ご飯は15分ほどで炊けるので、光熱費の節約にもなりますね。
白米の炊き方①:お米を研ぎ、浸水させる
お米は軽く研ぎます。無洗米でなくとも一度水で軽く洗えばOK。最近は精米技術が高いので、水が濁っていても大丈夫です。
白米の炊き方②:水を加える
浸水させたお米をざるにあげたら、土鍋に移し水を加えます。水加減は浸水して十分水を吸い込んだ米に対し、浸水前の米と同量の水を足すのが基本です。
2合(300g)の場合は水200gになります。
白米の炊き方③:コンロでご飯を炊く
ここからが土鍋ご飯の炊き方の肝心なところです。
最初は強火で15分、沸騰してきたら弱火にします。
普通の土鍋でもご飯用の土鍋でも同じ火加減です。その間絶対に蓋は開けません!
弱火で15分経ったら火を止め、15分蒸らせばできあがりです。
土鍋ご飯の基本的な炊き方です。
炊き込みご飯の炊き方の材料(2合分)
・イワシの蒲焼き缶(2つ)
・生姜(ひとかけ)
・バター(10g)
・米(2合 ※300g)
・水(300g)
炊き込みご飯の炊き方①:浸水した米と材料を土鍋に入れる
①米を軽く洗い、たっぷりの水に30分以上浸します。
②浸水した米をザルに上げ、水を切ります。
③土鍋に②の米を移し、千切りにした生姜、イワシの蒲焼き缶をあけ、水300gを静かに注ぎます。
炊き込みご飯の炊き方②:コンロでご飯を炊く
白米の炊き方と同様に強火で15分、沸騰してきたら弱火で15分、火を止め15分蒸らします。
蒸らすときにバスタオルなどで覆ってください。
炊き込みご飯の炊き方③:バターを加える
ご飯を蒸らし終えたら蓋を取り、バターを加えます。
バターが溶けたら、軽くかき混ぜて味をなじませます。
難しい味付け一切ありません。土鍋ご飯の基本の炊き方をマスターすれば、簡単にできる炊き込みご飯の炊き方です。
玄米ご飯の炊き方①:お米を研ぎ、水を入れる
こちらは「びっくり炊き」と呼ばれる秋田地方に江戸時代から伝えられてきた玄米の炊き方です。
この炊き方では比較的短時間でふっくらと柔らかく白米のように炊きあげることができます。
今回は1合の炊き方を紹介します。
まず、お米を研ぎます。お米は軽く水で洗うだけ、浸水の必要もありません。
研いだら土鍋に移して水を入れます。
水加減は米の1.2~1.5倍、玄米が古いほど水の量が多くなります。
玄米ご飯の炊き方②:コンロで玄米を炊く
ふたをして火にかけます。
火加減は「強火」で、吹きこぼれてくるようでしたら、火を弱めます。
玄米ご飯の炊き方③:びっくり水を入れる
15分~20分程度で水分が減って香ばしいにおいがしてきたら、こげていないか時々ふたを取って見て下さい。
こげ付くような「ピシッ、パシッ」という音がしてきたら、冷水を入れます。
これが「びっくり水」です。
水の量は米の0.8~1.2倍程度、やわらかく炊く場合は多く、硬めの場合は少なめにします。
玄米ご飯の炊き方④:火を止め蒸らす
ころあいを見て弱火にしたら、火を止めて5分ほど蒸らします。
蓋を取ったら全体をかき混ぜ、お茶碗に盛り付けて出来上がりです。
土鍋ご飯の炊き方いかがでしたか?
基本的な炊き方をマスターすれば、100円均一の土鍋でもおいしいご飯が炊けます。
お好みの水加減で土鍋ご飯を味わってみてください。
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