身体にいいことは分かってる、だから知りたい玄米の炊き方と栄養価

そもそも玄米とはどんなお米でしょうか?　玄米とは精白されていないお米のことで、籾殻を除去した状態のお米です。
玄米は本来は稲の種。水分と温度の条件が整えば芽が出るはずですが一般的に売られている玄米は、加熱乾燥されて出荷されることが多いので芽は出ないようです。

玄米の栄養について調べてみました。

まず気になるカロリー
100グラム　165カロリー
ご飯一膳分で　264カロリー
普段食べる白米は100グラム　168カロリーなのでカロリー自体はそれほど差はありません。
ダイエット食にはよく登場する玄米、これはどういう事なのでしょう？

その理由は玄米の方がエネルギーとしての吸収率が低いことにあります。

玄米は白米に比べ多くの栄養を含んでいるため「完全栄養食」とも呼ばれます。
昔の人は「一汁一菜」でも健康でいられたのには　この玄米を食べていたからと言われています。

期待できる効果としては解毒作用、便秘解消、ダイエット効果、美肌効果、老化防止など色々。

完全栄養食と言われる玄米ですが、デメリットもいくつかあります。
①玄米の栄養素の一つフィチン酸がカルシウムやリンなどのミネラルの吸収を防いでしまう
　対策としては、カルシウムやミネラルの豊富な食品（海藻や野菜）を積極的にとることが大切

②消化に悪い
　玄米は腹持ちがよいですが、それは消化が悪いという事でもあります。
　胃腸が悪い人は胃腸に負担をかけてしまう事もあるので要注意です。

また　残留農薬を心配に思う人も多くいます。
無農薬の安全な玄米を選ぶことも大切です。
　

玄米は炊き方が難しいと思って躊躇していた皆さん、結論は・・炊き方は難しくない！
炊飯器での炊き方、圧力鍋を使った炊き方、土鍋を使った炊き方、と炊き方は様々。
それぞれの炊き方ですこしずつ味も違います。
もっちりとした食感が好みなら圧力鍋や土鍋を使った炊き方、簡単が何よりなら炊飯器の炊き方。色々試して自分好みの食べ方をみつけましょう。