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太りにくいと話題の羊肉の疑問!“ラム”と“マトン”は何が違うの?

羊のお肉を買いに行ったとき、「ラム」や「マトン」といった表示を見かけた事がありませんか?どちらも羊の肉に変わりはないのですが、この2つのお肉いったい何がちがうのでしょう?そこで、意外と知られていない「ラム」と「マトン」の違いについて調べてみました。

羊肉には「ラム」と「マトン」があるのを知っていますか?

一般に流通している羊肉は、大きくわけて2種類あります。
生後1年未満の仔羊を指す「ラム」と、生後2年以上を経過した成羊の「マトン」。

どちらも、ジンギスカンなどによく使われるお肉で、パッケージの品質表示をよく見てみると、「羊肉(ラム)」と、「羊肉(マトン)」といったように、どちらのお肉を使用しているか記載されています。

ラムとマトンは、同じ羊のお肉ではあるのですが、風味や肉の硬さが違うため、購入者がわかりやすいように、しっかりとパッケージに記載をしている場合が多いです。

「ラム」と「マトン」の違い

羊の肉に「ラム肉」と「マトン肉」があるのがわかりましたが、実際に食べるとなると、どちらを選んで良いのか迷います。
「ラム」も「マトン」もどちらも美味しいお肉なので、お好きな方を選んで頂くのが1番ですが、選びやすいように、「ラム」と「マトン」の特徴をまとめてみました。

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<月齢>
ラム…生後1年以内  マトン…生後2年以上
※ちなみに、生後1年~2年の間は“ホゲット”と言います。

<匂い(羊の臭み)>
ラム…臭みが比較的少ない  マトン…羊肉特有の臭み(旨み)がある
※ホゲットはラムのように臭みが少ないけれど、マトンのような旨みがあります。

<肉質(柔らかさ)>
ラム…比較的柔らかい  マトン…噛み応えがある

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ご覧のように、ラム肉とマトン肉では、特徴がしっかりと分かれています。
食べたい料理に合わせて、ラムとマトンで選んで頂くと、より美味しい羊料理をお楽しみいただけます。

「ラム」と「マトン」の特徴

お肉の柔らかさでえらぶなら「ラム肉」がオススメ!

ラム肉は生後1年未満の仔羊のお肉で、見た目は淡いピンク色をしています。
肉質は柔らかく、羊肉特有の匂いも少ない為、羊肉初心者の方にオススメです。
また、ラム肉はレアでも美味しく食べる事が出来、フランス料理などにもよく使用されます。

羊肉の味わいを楽しむなら「マトン肉」がオススメ!

マトン肉は、生後2年以上を経過した成羊で、お肉は深みのある赤色をしています。
羊肉ならではの風味と、噛み応えを楽しむ事が出来、羊肉特有のクセが好きな人には、たまらない美味しさがあります。
その反面、羊肉を食べなれない人からは、マトンは「臭い」と言われてしまう事があります。

「ラム」と「マトン」の楽しみ方

1番オススメはやっぱりジンギスカン

臭みが少なく柔らかい肉質の「ラム肉」。
噛み応えがあり羊肉独特の旨みと香りがある「マトン肉」。
どちらも同じジンギスカンなのですが、好みが分かれます。
羊肉を食べ慣れている北海道の人達は、ロースマトン肉を選ぶ方もいますが、ジンギスカン初心者の方は、ラム肉を選ばれた方が無難です。

ラム&マトンは網焼きもGOOD!

ジンギスカンはあらかじめタレに漬け込んでいますが、生の羊肉を網で焼いてタレを付けて食べるのもGOOD!
厚切りのマトン肉や、ラム肉を高温の炭で焼くと、旨みがギュッと凝縮されます。

柔らかいラム肉は薄切りにしてしゃぶしゃぶに♪

柔らかく臭みの少ないラム肉は、しゃぶしゃぶ用に薄くスライスをして販売しています。
もともとヘルシーなラム肉を、しゃぶしゃぶで脂をさらに落とす為、とってもヘルシーな食べ方です。

お肉だけではなく、もやしや玉ねぎ、ニラなども入れると、さらに美味しいですよ!
つけダレは、しょうゆベースやゴマベースなど、多種ありますが、オススメはジンギスカンのタレ!
いろいろなタレを試してみましたが、やっぱりラムの旨みはジンギスカンのタレが1番マッチしていました。

マトン肉はしっかり煮込んだカレーに!

ちょっと臭みのあるマトン肉は、じっくり煮込んだカレーがオススメ!
繊維がホロホロになるまで煮込んだマトン肉とカレーのスパイスの相性は抜群♪
チキンやビーフカレーも良いですが、たまにマトンを使ったカレーはいかがでしょうか?

北海道の居酒屋メニュー「ジンカラ」

「ジンカラ」=ジンギスカンのから揚げ。
北海道の居酒屋でよく見かけるメニューです。
お肉にしっかりと味が付いているので、あとは粉を付けて揚げるだけ♪
使用するジンギスカンはマトンでもラムでも、どちらでもOKです。
噛めば噛むほど旨みが出てとっても美味しいですよ~。

大切な記念日にオススメ!骨付きラムステーキ

ラム肉の贅沢な食べ方!骨付きのお肉は旨みがたっぷりです♪
塩コショウを振って表面をサッと焼いてください。
ラム肉はレアでも食べられるので、火の通しすぎには注意してくださいね。

まとめ…「ラム」と「マトン」の楽しみ方は無限大!

今までは、羊料理=ジンギスカンというイメージがあったと思いますが、「ラム肉」と「マトン肉」に分けて考えると、色々な料理が楽しめる事がわかりました。
ジンギスカンしか味わった事が無い方も、ラムとマトンを使って、いろいろな料理を楽しんでみてください。

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