2016/05/06
白芽
「さいの目切り」と聞いて包丁でどう切ったらいいか分かりますか?料理を作る時に欠かせない、包丁の切り方。ここでは料理をする上で基本となる、包丁の切り方を伝授します。日本人には欠かすことのできない定番の基本の和食料理「味噌汁」、「肉じゃが」のレシピもご紹介♪
料理をするときの基本となる、包丁の切り方をマスターしましょう♪
料理のレシピに「~切り」と書いてあったりするものの、その切り方が分からなかったり、切るのが面倒くさかったり、正式な切り方をしていなかったなんて事、ありませんか?
切り方を覚えることによって、野菜の色や形がより栄えて見え、料理がより美味しそうにみえますよ♪
嫁入り道具にもなり、料理作りが一段と上手くなります。是非マスターしてみましょう。
材料を、薄く切る切り方。タテ薄切りは、繊維に沿って薄く切り、ヨコ薄切りは、繊維に対して直角に薄く切る。幅は1mm程度。
薄切りにした材料を、端から細長く切る切り方。幅1mm程度に均等に切る。
材料を、サイコロのように正六面体に切る切り方。拍子木切りにしてから、端から約1cm幅に切る。さいの目切りの大きいものが角切り。
細長い材料を、端から切る切り方。"端"のことを「小口」という。
長円形・球形の材料を、くしの形に切る切り方。タテ半分に切り、切り口を下にして、中心から放射状に切る。
材料を、不規則な形に切る切り方。斜めに包丁を入れ、材料を90度回して、また同じ方向の斜めに包丁を入れる。材料を回しながらこれを繰り返す。大きさはほぼ一定にする。
料理をする上で基本となる、包丁の切り方をマスターしたところで、今度は日本人なら覚えておきたい、定番の基本料理となる和食料理を作ってみましょう♪
和食の基本料理と言ったら毎日の食卓にかかせない味噌汁や基本和食料理の肉じゃが、みんな大好き和食の基本中の基本を大紹介!
この基本料理をマスター出来れば、女子力がUPするのに加えて、男性の胃袋もつかめちゃうこと間違いなし!
材料(2人分)
味噌・・・32g
豆腐・・・1/4丁
水・・・320cc
乾燥わかめ・・・2g
長ねぎ・・・少々
豆腐はさいの目、長ねぎは小口切りにして、乾燥わかめは水で戻し、水気を切っておきます。
鍋に水を320cc入れて火にかけ、豆腐、わかめを入れ、煮立たせます。
水が沸騰し、具材に火が通ったら一度火を止めます。
沸騰を沈めたら味噌を溶き入れ、煮立たせないように注意しながら火を入れます。
沸騰する直前で長ねぎを加え、火を止めます。
煮え花を椀によそって完成です。
こちらの料理のレシピでは、「さいの目」と「小口切り」の包丁の切り方が」出て来ています。
先ほど紹介した料理の基本となる包丁の切り方を見ながら、是非料理の基本中の基本の和食料理「味噌汁」を作ってみてくださいね♪
材料(2人分)
牛肉・・・100g
じゃがいも・・・300g
玉ねぎ・・・1/2個
にんじん・・・1/2本
しらたき・・・100g
サラダ油・・・小さじ2
出汁・・・1と7/2カップ
しょうゆ・・・大さじ2
みりん・・大さじ3
砂糖・・・大さじ1/2
①じゃがいもは皮をむいて、芽があれば取り、ひと口大に切る。半分に切って1辺3cmを目安に切り分ける。②じゃがいもを水にさらす。たっぷりの水に10分ほどさらすと、表面についている粉っぽいでんぷんも取れるので、料理の仕上がりもすっきりする。
③玉ねぎはくし型切りにする。縦半分に切ってへたを落とし、切り口の中央から包丁を入れて等分に切っていく。
④にんじんは乱切りにする。にんじんを回しながら食べやすい大きさに切っていく。太い場合は、あらかじめ縦半分に切っておく。
⑤ 牛肉は5cm幅程度の食べやすい大きさに切る。
⑥しらたきは熱湯でさっとゆでてアクを抜き、食べやすい大きさに切る。長いまま残るものがないよう、一度、縦横十字に包丁を入れる。
⑦ 鍋にサラダ油を熱して玉ねぎを炒め、油が回ったら牛肉を加えて炒める。玉ねぎを先に炒めると、鍋に肉がくっつきにくくなる。
⑧肉にまだ赤味が残るぐらいで、じゃがいも、にんじん、しらたきも入れて炒め合わせ、全体に軽く火を通す。
⑨だし汁を注ぎ、沸騰したら網じゃくしでアクを取る。水の入ったボウルを用意して、網じゃくしを洗いながらすくうとよい。
⑩調味料を加えて落とし蓋をする。落とし蓋をすると、煮汁が全体に行き渡る。煮くずれを防ぐ効果もある。
⑪沸騰したら弱火に変えて15~20分煮て、味を含ませる。
こちらの料理のレシピでは、下ごしらえの段階でくし切りと乱切りの包丁の使い方が出てきました。先ほど紹介した料理の基本となる包丁の切り方を見ながら、是非料理の基本中の基本の和食料理「肉じゃが」を作ってみてくださいね♪
いかがでしたか?
切り方の工夫ひとつで、料理が栄えて見えて、しかも料理が何倍も楽しくなります!
自己流でなんとなくこうかな、とうる覚えで切っていた人は、今ご紹介した切り方を覚えて料理に活用してみてくださいね♪
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