鮎の本当の食べ方とは!みんなが知っている方法は、実は邪道だった?
夏は鮎の美味しい季節です!最近では、夏祭りの夜店の屋台でも、鮎の塩焼きを見かけるようになりました!ところで、そんな鮎の塩焼きのとても簡単な食べ方を知っていますか?身の上からトントンと箸で押して食べる食べ方ではありませんよ!今回は簡単な鮎の食べ方をご紹介します!
■アユ(鮎/あゆ)とは
●サケ目又はキュウリウオ目のアユ科アユ属
(英) Ayu
アユは香魚、年魚とも呼ばれ、本来、川と海を回遊する魚で、北海道南部から朝鮮半島、ベトナム北部など東アジア一帯に生息しています。日本では代表的な川魚となっています。
名前の「香魚」と言われるように、アユは独特の芳香を持っており、水質が良い河川のアユはスイカの香りがします。また、水質が落ちてくるとキュウリの香りに変わる事も知られています。
食べても美味しい鮎ですが、渓流釣りの対象魚としても有名ですよね!鮎は天然ものだけではなくて、毎年多くの河川に稚魚が放流されています。そしてそれぞれの河川で遊漁解禁日を決めて、その間しか釣りをする事は許されていません。
●アユの遊漁解禁
アユは先に述べたように友釣りの対象魚として知られ、天然物だけでなく、毎年各地の河川に稚魚が放流されています。そしてそれそれの河川で遊漁解禁日が決められ、その期間だけしか釣る事は出来ないようになっています。
毎年解禁日は初夏で、河川ごとに決められていますが、年々早まってきています。この2012年では、5月1日に全国に先駆け兵庫県の闘竜灘、和歌山県の日高川で解禁されました。
●アユの旬
アユは資源保護のため、11月-5月は禁漁となっています。旬は、この禁猟明けの6月から8月頃までで、特に7月の若鮎が骨も柔らかく美味しい。
好みにもよりますが、産卵前の落ちアユも子持ちで美味しいという方も多いようです。落ちアユは9月~10月。
一般的に紹介されている鮎の食べ方は、こんな感じに鮎をまんべんなく箸で押して、鮎の身と骨を外しやすくしてから食べるという食べ方ですね!この食べ方は本当にたくさんの方が紹介している食べ方です!鮎料理を出すお店でも紹介しているくらいなので、一番有名な食べ方なのだと思います。実際に私もこの食べ方しか知りませんでした。
この食べ方は、鮎を裏返して、鮎の裏側もまんべんなく箸で押します。
そのあとに尾びれを切り離しておきます。
すると頭に骨が付いた状態でスルッと抜けるんです!もちろんこの方法の食べ方でもOKなのですが、もっと簡単な食べ方があったんです!
それでは恐ろしく簡単な鮎の食べ方をご紹介します!!
天然鮎の塩焼きの骨抜き
どうですか!この鮎の食べ方は目からウロコですよね!!それにしても説明している人は鮎の事や食べ方にとても詳しいですよね!料理やさんのご主人でしょうか・・・
鮎の食べ方で一番簡単な食べ方は分かりました。しかし、鮎を食べる上で一番美味しい食べ方っていったいどんな食べ方なのでしょうか?鮎の調理方法や食べ方は人それぞれに好みがありますので、一概には言えないのかもしれません。しかし、イメージ的に一番美味しく鮎を食べる食べ方はこんな食べ方だと思います!
鮎の一番おいしい食べ方は、鮎の塩焼きをかぶりつく食べ方です!みんないい顔してますね~
いかがでしたか?鮎の簡単な食べ方がお分かりいただけたと思います。一般的に伝わっている鮎の食べ方よりもさらに簡単な食べ方があったなんて、びっくりですよね!ぜひ解禁後の鮎の美味しい季節には今日ご紹介した方法の食べ方で鮎を堪能してみてください!