2015/12/07
nadeshiko0103
夏野菜の代表格のきゅうり。 安売りの時に大量に買ったり、家庭栽培で1度に大量に手に入ったりしてしまった時に活躍する、きゅうりを出来るだけ新鮮に保存する方法をまとめました。 みずみずしさを大切に保存をする事が大事ですので、参考にして下さい!
きゅうりは、ウリ科きゅうり属で温暖な気候を好むつる性一年草です。 現代で食べているきゅうりは、実は未熟なきゅうりで、昔は熟した実を食用とした事があったそうです。
熟したきゅうりの実は、黄色くなり、他のウリと同じ様な見た目になります。
ただ、この熟したきゅうりは甘みが薄くあまり好まれなかったそうです。
きゅうりは古くから食用の野菜として栽培されていて、種類も非常に多くて、現在では、世界中で500種類もあるそうです。 実はきゅうりは、栄養価は非常に低いそうです。 ただ、歯ごたえのある食感とすっきりとした味わいがあり、水分を多く含むため、暑い地方では水分補給用として保存・珍重されてきたそうです。
きゅうりは、そのまま味噌やもろみをつけかじったり、サラダやかっぱ巻きにして食べたり、お漬物も色々な種類に出来て保存も可能な、万能食材です!
日本では、きゅうりを調理して食べる事は少ないですが、炒め物にしたり、スープの材料にきゅうりを使う国もたくさんあるそうですよ!
たまに安売りがあるきゅうり。 その時にたくさん買っておいしく食べきるためには、保存前に一工夫! それだけで、傷まずに新鮮なまま保存出来ます。
ただし、保存する前から、柔らかくなりだしているきゅうりは、そんなに長く保存できないので、出来るだけ早く食べてしまってください。
表面がぬるぬるし出したら、保存は出来ません!
きゅうりは熱にも水にも弱く、急激な温度変化にも弱いデリケートな野菜なので保存中も注意して下さい。 冷やし過ぎも、せっかくのビタミンCが壊れてしまうので、冷蔵庫の野菜室に、つるについていた方を上にして立てて保存して下さいね。
寒い冬場では、冷蔵庫で保存せずに、風通しの良い冷暗所で保管するのがベストです。
この状態で、1~2週間は新鮮に保存出来ます。
キュウリを洗って好きな形に切ってから塩もみをする。そのまま水分が出てくるまで少しの間保存。
水分が出たらしっかりとしぼってからジップロックなどに入れて空気を抜き、冷凍庫で保存!
包丁でお漬物くらいの厚みに切ったきゅうりも、スライサーで細切りにしたきゅうりでも、冷凍庫で保存しているのに、きゅうりのシャキシャキ感はきちんと残ります。
なんと、きゅうりは保存方法によって、年単位で保存出来るそうです!
ただ、丸ごと樽で保存するので、まず大きい樽が無ければいけません。
そして、大量の塩とお砂糖!を使いますので、準備が必要です。
大量のきゅうりとお塩・お砂糖、そして樽までありますか?!
では、せっかくのきゅうり、大切に保存しましょう!
まず、きゅうりは軽く洗ってから、そのまま樽に詰めます。
きゅうりが全体的に被る位に塩をふり、蓋をして押し石を乗せて1日おきます。
次の日、大量のお水が出てきています。
きゅうりを取り出して、一回樽を洗った後に、またきゅうりを詰め戻します。
その後、きゅうりがまったく見えなくなるまで砂糖を加えます。
こんなに入れて?!と驚く位お砂糖を入れます!
蓋をして、冷暗所で保存。
2日程で水が上がってきてお砂糖が溶けます。
そして、このまま2年程、保存可能なんだそうです!
食べる時は、出したきゅうりを切って、水に晒して塩抜き(お砂糖抜き?!)を
8~12時間を目安に行ってから食べてください。
いかがでしたか?
きゅうりが冷凍保存出来る?!
年単位の保存が可能??
新鮮さがすぐに悪くなってしまうきゅうり。
でも、日本風のお漬物・キムチで漬物・お酢と漬けてピクルスに…
と保存方法もたくさんあるきゅうり。
毎日の食卓に少しずつ食べるのでは食べきれない!
しっかりと保存して、無駄にせず食べきりましょうね。
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