2016/02/25
ほのほの
2016/07/02 更新
魚がさばける人って憧れちゃいませんか?ましてやそれがひらめだったら?尊敬の域に値しちゃいませんか?そこで今回はひらめのさばき方をご紹介します。こっそり覚えてみんなの前でひらめのさばき方を披露しちゃいましょう!今度はあなたがみんなから尊敬される番ですね☆
ひらめについてよく話題に上るのは、ひらめとよく似た姿のカレイとの見分け方ですよね?左ひらめに右カレイ。といった感じの話ですよね!腹側を手前に持って来た時に左側に顔があるのがひらめで、右側に顔があるのがカレイですね。そこで今回はちょっと違った視点でひらめを見て、お話をしてみたいと思います。
皆さんがよくご存知のひらめですが、実は大きさでその呼び方が変わるって知っていますか?一般的にひらめと呼ばれるのは体長が40cm~59cmの場合です。それ以外はひらめとは呼ばないのか?そうなんです!ひらめとは呼ばないんですね!ではそれぞれの大きさでなんと呼ばれているのか順番に見ていきましょう!
体長が30cm未満は小ソゲと呼びます。
体長が30cm~39cmはソゲと呼びます。
体長が40cm~59cmがひらめですね。
体長が60cm~69cmを小座布団と呼んでいます。
体長が70cm~89cmを座布団と呼ぶんですね。
体長が90cm以上を大座布団と呼んでいます。
スーパーの鮮魚コーナーでひらめの刺身があったら見てみてください。良心的なスーパーなら表示をひらめ(ソゲ)などと書いてあるはずです。私は何度も見たことがありますよ!しかし、今までに表示でひらめ(大座布団)などと言ったものは見たことがないですが・・・
さらに、ひらめ釣り師の間では資源保護のために体長が30cm未満の個体は海に帰すのが暗黙の了解になっています。漁協でリリースする大きさが定めらられている場合もあるので、調べてみるといいかもしれませんね!
では早速ひらめのさばき方を見ていきましょう!
材料
ひらめ1尾
ではひらめをさばいて行きましょう。
包丁を尾の方から頭の方に向けてこすりながらうろこを取ります。水を入れたボウルの中で金たわしでこすっても簡単に取れます。
ひらめを腹側を上に置きます。目がついている頭の部分をヒレのところまで包丁をしっかりと入れておきます。
次は内臓がある側を切っていきます。ヒレの所からV字に包丁を入れて内臓に傷を付けない様にして皮だけを切りましょう。
ひらめを裏返して反対側も皮だけを切っておきましょう。
ひらめの頭を持って引っ張ると内臓が一緒に出てくるので取り除いておきましょう。
内臓を取り除いたら黒っぽく見える血合いの部分をきれいに洗い流しておきましょう。
このような状態までしっかりと洗います。
背中側の背びれに沿って尾まで切れ目を入れていきます。
背びれに沿って切れ目が入りました。
反対側も同じように切れ目を入れていきましょう。
次は背中の中心の中骨部分に切り込みを入れていきましょう。
中骨に沿って頭の側から少しづつ包丁を滑らせながら切り離していきましょう。
包丁を中骨にあてながら切り離していくと上手にできます。
切り離せました。
魚を上下逆に置き換えます。こちら側の身も同じように中骨に沿って切っていきましょう。
3枚おろしが出来上がりました。
腹側も切っていきます。同じように中骨に切り込みを入れていきましょう。
ヒレに沿って切り込みを入れていきます。
中骨に沿って包丁を滑らせながら切り離していきます。骨にあてながら切っていくとやり易いです。
切り離せました。
反対側も同じように切り離していきます。
5枚おろしが出来上がりました。
エンガワの部分を切り離していきます。
エンガワの部分の皮を剥いでおきましょう。
エンガワを切り離して残った身の部分も皮を剥いでおきます。
ひらめの皮を剥いだ柵の部分を刺身に切り分けて出来上がりです。
ひらめのさばき方のご紹介でした。魚はみんなそうですが、内臓が入っていた部分には血合いなどの汚れがあります。きれいに取り除くことで臭みなども感じなくなりますね!
材料4人分
ひらめのあら100g
だし汁 600cc
酒大さじ1
醤油小さじ2
わかめ(乾燥)大さじ2
塩適量
三つ葉適量
ひらめのあらはサッと洗い、水気をふきとって酒と塩をまぶしておきましょう。わかめはもどしておいて下さい。
鍋にだし汁を煮立たせておきます。醤油と塩ひとつまみを加えて味付けをしましょう。
ひらめのあらを入れてアクをとりながら煮込み、味を見ましょう。塩味が足りなければ足して出来上がりです。
ひらめレシピのご紹介です!さばいたからこそ出来るひらめのあら汁です。超高級魚のひらめなので、余すところなく使い切りたいですね !
ひらめについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか!大きさによって呼び方が変わるひらめ!ひらめの豆知識として知っていると自慢が出来るかもしれませんね!ひらめをご自分でさばく時が来たら、ぜひこの記事を参考にチャレンジしてみてくださいね☆
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局