活用しなきゃもったいない!重箱のかしこい使い方をご紹介します
2016/05/09
naonao_hsy
どの家庭にもある「体重計」。手軽に体重や体脂肪を測定でき日々の健康管理に欠かせない必需品です。でも、使い方や環境で測定結果に違いがでることを知っていますか?ここでは今の使い方を見直し、さらに健康管理に役立つ「体重計の使い方」をご紹介します。
日々の健康管理に欠かせない体重計ですが、本当に正しく使えていますか?これから体重計の正しい使い方や体重計の機能の使い方など、ご紹介していきます。
体重は1日の中で、1キロ~2キロ増減します。日々の体重の変化を正確に記録するには、毎日ほぼ同じ時間帯に体重計に乗る事をお勧めします。その中でも「食前で入浴前」に測定すると、水分や体温などによる変化で体組織の計測値に影響がでることが少なく済みます。起床後直ぐ・昼食前・入浴夕飯前・就寝前がお薦めです。
平らで柔らかくない場所で図る事が正しい使い方です。さらに、体重計の足を乗せる部分に左右均等に体重を乗せます。手に持つタイプの体脂肪計の使い方は、グリップを両手同時にもち平行に持ち上げ、胸の高さに腕をピンと張った状態が正しい使い方です。
日々の健康管理で大事な事は「継続する」ことです。その日の体調、むくみ、冷え、ほてりなど小さな変化で体重計の数値は変化します。毎日測定する事で、体調の変化による体組織の数値の変化にも気付き、病気の初期症状にも敏感になることができます。
今の体重計は体重以外にも体脂肪や筋肉量、骨密度を正確に測定してくれる優れものです。体内に微量な電気を通し、体内の水分量から数値を割り出します。体内の水分は午前中は全身に等しく分布していますが、夕方になると水分は下半身に集まります。これを「むくみ」といいます。この水分変動が体組織の値を変化させてしまうのです。前述でお話したように、時間帯を決めて体重計に乗る事で、正確な数値を測定する事が出来ます。
体脂肪とは、体重の内「体脂肪の重さ」が占める割合の事をいいます。体脂肪には、「皮下脂肪」「内臓脂肪」の2つがあり、肥満の原因です。しかし、脂肪にはエネルギーを貯めたり内臓を保護したり、女性らしい柔らかい曲線を生み出したり、適度な脂肪は人間の体に必要不可欠なのです。
体脂肪の内、内臓の周りについている脂肪を「内臓脂肪」といいます。内臓脂肪は生活習慣病の原因になることがあます。例えば、血中の脂肪を増やし脂質異常症を引き起こしインスリンの働きを妨げ糖尿病の原因になることが分かっています。
体脂肪の内、皮膚の下に蓄積されるのを「皮下脂肪」といいます。体重の内「皮下脂肪の重さ」が占める割合を皮下脂肪率というのです。皮下脂肪は、エネルギーを蓄積したり体温を保つ役目を果たしていますが、体のラインの崩れやセルライトといったプロポーションのくずれの原因ともなります。
基礎代謝とは、体温維持や呼吸など、生命維持活動に必要なエネルギー消費のことをいます。基礎代謝は、1日の総エネルギー消費のうち6~7割を占めています。エネルギーを消費しやすい体を作るには、基礎代謝をあげることが不可欠です。
骨格筋率は体重の内「骨格筋の重さ」の占める割合をいいます。骨格筋は、体を動かすための筋肉です。また内臓を作っている「平滑筋」心臓を作っている「心筋」とあります。ダイエットの成果がでているかの評価は、体を動かす筋肉すなわち「骨格筋」の量の増減で決まります。
BMIとは、「Body Mass Index(=体格指数)」らとったもので、体重と身長のバランスチェックできる数値になります。計算方法は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で割り出します。理想的なBMIは「22」とされています。
各メーカーによって仕様・使い方は様々です。これから体重計を探そうかとお考えの方必見!あなたに合う使い方の体重計をご紹介します。
タニタ デジタルヘルスメーター HD-661-WH(ホワイト) 乗るだけで電源ON/シンプルデザイン
シンプルな使い方をしたい方におすすめ。乗るだけでスイッチが入ります。体重のみ測定可能 参考価格 ¥4932
体組成計 インナースキャン BC-569
ご家族の健康管理におすすめな体重計です。一度登録すれば、乗るだけで誰なのか個体認識をしてくれるので、乗る前のボタン操作不要です。SDカード搭載でパソコンを利用し家族のデータ管理をする事が出来ます。参考価格 ¥17770
Smart Body Analyzer
Withings製の体重計。アスリートやストイックな運動をしている人におすすめ。心拍数が測れたり、Wi-FiやBluetoothで同期化すればスマホで管理できます。また、室温、空気の質、Co2レベルのチェックもしてくれます。最大8人まで登録が出来乗るだけで測定者を自動認識してくれます。
参考価格 ¥20800
体重計の使い方ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。今の体重計は様々な機能が備わり、ニーズに合う使い方を提案してくれます。これからはダイエットだけではなく、いつまでも若々しく健康であるための、必須ツールとしての使い方もできるのではないでしょうか。
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