
大根の漬物はぬか漬けがおすすめ!簡単美味しい大根のぬか漬けレシピ
大根の漬物はたくあんもいいけれど、ぬか漬けがおすすめ。自分でぬか床を作って大根のぬか漬けを楽しんでみませんか?簡単に、美味しい大根のぬか漬けが誰にでも漬けられます。ご飯の箸休めやお酒のおつまみにもピッタリ!栄養面でも優秀な、大根のぬか漬けの作り方教えます。
日本の味、和食の定番、ぬか漬け。”毎日手入れを怠ってはいけない、匂いもある”と面倒なイメージもありますね。美味しくて、体にもいい「ぬか漬け」は毎日食べたいお漬物です。きゅうり、なす、にんじんなど、ぬか漬けが美味しい野菜はいろいろありますが、大根もおすすめ。自家製でぬか漬けに挑戦しましょう。
大根のぬか漬けの栄養①
「ぬか」とは、白米に精米する際に取り除かれる、胚芽や表皮の部分のこと。「ぬか」を発酵させて作る「ぬか床」には、乳酸菌や酵母菌による発酵過程でうまれた沢山の栄養素が含まれています。野菜をぬか漬けにすると、浸透圧で野菜の水分は抜け、「ぬか」に含まれる栄養分を吸収します。そのため、生野菜よりビタミン含有量が増えるのです。
大根のぬか漬けの栄養②
他の野菜に比べて、大根は栄養の吸収が良く、生の大根と比べるとぬか漬けの大根は、ビタミンB1は16倍、ビタミンB2が4倍、ビタミンB6が6倍、カルシウムが2倍になるというデータもあります。ぬか漬けに含まれる栄養素は植物性乳酸菌、たんぱく質、カルシウム、炭水化物、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンE、食物繊維、酵素、鉄分など。ぬか漬けを食べるだけで、バランス良く栄養素を摂り入れることができます。生野菜を食べるより、ぬか漬けの野菜を食べたほうが栄養を取り入れることができるということですが、気になるのは塩分。食べすぎには注意しましょう。
ぬか床 材料
いりぬか 1kg
塩 125g
水 900ml
昆布 25cm(6~7cmに切る)
唐辛子 約2本(輪切りの場合は小さじ1杯)
ぬか床 作り方
1・鍋に水と塩を入れて火にかけ、塩が溶けたら冷ます。
2・容器に、いりぬか、昆布、唐辛子を入れる。
3・冷ました塩水を3回くらいに分けて加え、ダマにならないように混ぜる。
4・全体に塩水が行き渡るように混ぜ、 ぬかが耳たぶくらいの柔らかさになったらOK。
ぬかの表面をならして、容器の周りについたぬかは清潔な布巾などで拭き取ります。
塩を混ぜただけのぬか床は、まだ醗酵していないので、1日1回はかき混ぜないといけません。 野菜のヘタやクズ野菜など、捨て漬け野菜を漬けて、床を慣らさせましょう。
1・捨て漬け用野菜をよく洗い、水気を切る。
2・ぬか床の底の方に野菜を漬け込む。
3・毎日2回程かき混ぜ、漬けてある捨て漬け野菜は、2~3日に1回取り替える。
これを3~4回繰り返します。 10日くらいで発酵し始め、2~3週間で味噌やお酒のような熟成された香りが出はじめます。
ぬか漬けには定番の大根。大根のぬか漬けは大根の辛味成分が活きていて、刺激があって美味しい。大根特有のコリコリした食感も魅力的。美味しい大根のぬか漬けを作りましょう。
大根のぬか漬け 作り方
1・大根は10㎝くらいの長さに切り、皮を薄くむいて 縦半分、太いものは1/4に割ります。
2・全体に塩を軽くすり込み、立てるように漬けます。
常温で半日~1日、冷蔵庫で1~3日程度で食べごろに。食べやすい大きさに切っていただきます。
大根の葉のぬか漬け
大根の葉もぬか漬けにしましょう。
1・大根の葉を洗ってから、塩もみして水分を抜く。
2・水洗いしてよく絞り、ぬかに漬け込みます。
半日ほどで漬かります。葉についたぬかを洗い流し、刻んでで箸休めに。ご飯によく合います。
大根のぬか漬けはそのままボリボリ食べるのも美味しいですが、アレンジしても美味しい。漬かりすぎた大根の救済レシピもおすすめです。
ぬか漬け大根とツナ和え
材料 1人分
ぬか漬け大根 50g
ツナ 大さじ1
醤油 小1/2
<作り方>
1・ぬか漬けの大根は千切りにします。
2・ボウルに大根、ツナ、醤油を加えます。
3・全体を和え、完成。
箸休めにピッタリ。ぬか漬けの大根とツナでご飯にも合う一品になります。
ごま油香る・ぬか漬けリメイク
材料
きゅうりのぬか漬け 1本
大根のぬか漬け 大根 10㎝分
ごま油 大さじ1
めんつゆ 大さじ1
かつおぶし(小分けパック) 1包
<作り方>
1・ぬか漬けを細かく刻みます。
2・フライパンにごま油を熱し、さっと炒めます。
3・めんつゆと鰹節を入れて全体が混ざったら完成。
浸かりすぎたぬか漬けや、飽きてきた時にはさっと炒めてみましょう。ごま油とめんつゆでご飯に合うリメイクレシピです。カブやナス、茗荷のぬか漬けを加えても美味しくできます。
ぬか漬けは自家製が便利で美味しいですね。冷蔵庫でぬか床を保管して漬け込めば、思ったよりも簡単です。ぬか床を作ったら、大根を漬けましょう。大根は生で食べるより、ぬか漬けにすると栄養も豊富になり、美味しさもアップします。毎日の食卓にぬか漬けの大根をさっと出せたら、素敵ですね。