2016/06/07
りーかーまま
近頃よく耳にするようになったプラセンタ。女性に嬉しい効果のあるプラセンタですが、そもそもプラセンタとは?どのような効果があるの??アンチエイジングや美肌効果があるとされているプラセンタの効果や効能、安全性をまとめてみました。
プラセンタとは、胎児を成長させる胎盤のことです。
胎盤には細胞分裂を促進させるなどの役割を持つ成長因子やアミノ酸などの成分が豊富に含まれており、これらの働きで新陳代謝を活発化させ、肌や体の傷ついた部分を修復する、ということが期待できます。
プラセンタとは、英語で「胎盤」のこと。一般的に、哺乳類の胎盤から栄養成分をぎゅっと抽出した胎盤エキスのことをプラセンタと呼んでいます。胎盤には豊富な栄養分が含まれていて、赤ちゃんを身ごもったとき、へその緒を通してその栄養が送られます。
胎盤には赤ちゃんを育てるのに必要な栄養がぎゅっと詰まっているのです。
「細胞分裂を活発にし、細胞を臓器へと作り変えていく働き」をしてくれるということ。身体の中に摂りこまれると、全身の細胞の新陳代謝が促されて、代謝の向上、体質の改善、組織や機能の若返りといった効果が期待できます。
タンパク質や脂質、糖質やビタミン、ミネラルといった生命を生み育てるために必要な栄養素がすべて含まれているのはもちろんのこと、頭にいれておきたいのは「成長因子(グロースファクター=GF)」が含まれている点が唯一無比なものだということです。
美肌効果があるとされているプラセンタですが、注目したいのは「成長因子(グロースファクター=GF)」。これはコラーゲンやヒアルロン酸などの、美容に効果的とされている成分にも含まれない特別な成分。
つまり、プラセンタでしか摂取することのできない成分です。
自律神経・ホルモンバランスを調整する効果、精神を安定させる効果も。
精神バランスを整える作用があるので、鬱病・自律神経失調症・不眠症などへの効果も期待できます。
プラセンタには抗炎症作用があり、その効果はステロイドにも匹敵するほどの抗炎症作用で、臨床でも認められているほど。
炎症を起こしてしまったニキビ、日焼け・アトピーなどの皮膚炎にも効果があるとされています。
もともとは国から認可された肝炎の治療に使用されていたプラセンタ。
近頃は美容効果以外にも、疲労回復・更年期障害の治療・ホルモンバランスを整えることでの育毛効果・病気への抵抗力など様々な効果があることがわかってきました。
プラセンタの摂取方法は3つ。
・注射
・飲む(経口摂取)
・皮膚に塗る
効果的な摂取方法は?
初期療法(最初の1~2ヶ月)では週に1、2回。維持療法では1、2週間に1回のペースで受けていくことが多いです。1回の治療で即効性を感じることはほとんどなく、ある程度継続して治療を受けプラセンタを体内に長く留め、徐々に効果を得ていくことが効果を実感するためのポイント
プラセンタに含まれる成長因子はわずか2〜3分で吸収されてしまうので、治療として効果を期待する場合は、日数を空けずこまめに打つ方が効果的です。
ドラッグストアなどでも購入できる、プラセンタのサプリメントやドリンクです。
プラセンタには独特のにおいがありますが、近頃はソフトカプセルや、飲みやすい味のドリンクが多数出ているので気軽に摂取しやすくなっています。
プラセンタ入りの化粧水やパックなども発売されています。価格はプチプラから高級品まで様々ですが、手に取りやすいのが塗るプラセンタ。紫外線を防いでくれる効果もあり、肌の老化を抑える効果があるのだとか。
ターンオーバーを正常化させてくれるので、シミや美白効果も期待されています。
医療機関では、人の胎盤から抽出した「ヒトプラセンタ」の内服薬が使われることが多いです。ヒトプラセンタは医療機関でしか使用が認められていないため、サプリメントには使用されません。
販売されているプラセンタの原料の多くは豚由来。最近は馬由来の商品も増えています。
プラセンタサプリを摂取し始めた時期は、身体の機能が正常化される過程であるため、生理の時期が早まったり出血量が多くなることがあります。また、軟便などが起こる場合も希にあるそうです。しかし、これらは服用を続けていく中で自然と収まっていきます。
このような副作用以外に、タンパク質やアミノ酸が豊富に含まれているプラセンタは食品同様にアレルギー反応が出ることもあります。
アレルギー体質の方は注意が必要ですね。
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