カロリーの低いラーメンはどれ？各社のローカロリーラーメンを比較！

まず、お店で食べる一般的なラーメンのカロリーはどれぐらいでしょう？味の種類別でみると、醤油ラーメンが480kcal、塩470kcal、味噌550kcal、豚骨500kcalです。塩ラーメンのカロリーが低く味噌ラーメンのカロリーが高い傾向にあることがわかります。カロリーが高そうなイメージのある豚骨よりも味噌ラーメンの方がカロリーが高いというのは意外ですね。

ホームページ上でラーメンのカロリーを掲載している「天下一品」のメニューでは、「こってり（並）」が9494kcal、「あっさり（並）」が380kcalと、カロリーの高いラーメンと低いラーメンではかなりの開きがあります。

インスタントラーメンのメーカーには、エースコック、サンヨー食品、寿がきや食品、東洋水産、徳島製粉、日清食品、ハウス食品、明星食品などがあります。この中でホームページ上でカロリーを表示しているラーメンに絞って調べてみたところ、種類の多さは、想像以上。そこでメーカー別に1食当たりのカロリーが最も低いラーメンを紹介することにします。

エースコックのラーメンの中でカロリーが一番低いのはノンフライわかめラーメン しょうゆ（カップ）。1食(86g)当たり　261kcal　でした。ノンフライわかめラーメンは みそ味のタイプも（カップ）1食(93g)当たり280kcalとかなり低いカロリーでした。

サンヨー食品のラーメンの中で一番カロリーが低いのは、ノンフライ麺、ノンオイルスープ、コレステロール０(ゼロ)というコンセプトのグリーンプレミアム 0（ゼロ）ラーメンでした。このシリーズは野菜だし、醤油、海鮮の3種類がありますが、中でも海鮮ラーメンは一食101ｇながら291kcalという低カロリーです。

マルちゃんで知られる東洋水産のラーメンの中で一番カロリーが低いのは「麺づくり　鶏ガラ醤油」でした。

徳島製粉の商品は主に中部地方より以西の地域で販売されているため東京ではあまりなじみがないかもしれません。徳島製粉のラーメンの中では「金ちゃんヌードルすっきりしお」と「金ちゃんトクフン食堂　醤油味」が同カロリーでした。しかし、「すっきりしお」の方が内容量が1グラムだけ多かったので「すっきりしお」に軍配！

インスタントラーメンを生んだ日清食品。日清食品のラーメン（袋、カップ含めて）の中で、1食当たりのカロリーが一番低いのは日清麺職人 沖縄そばでした。2番手の日清麺職しょうゆのカロリーも293kcalと低く、1グラム当たりで比較すると、日清麺職人しょうゆの方が低いという結果になりました。
※日清のカップヌードルには低カロリーの「ライト」という商品がありますが、麺の量を含めた内容量が少ないためここでは比較の対象から外しました。

ハウス食品のインスタントラーメン？と驚く方も多いかもしれません。ハウス食品では、「うまかっちゃん」と「好きやねん」というブランドのインスタントラーメンを販売しています。ですが、「うまかっちゃん」の販売地域は近畿、中四国、九州、沖縄県。「好きやねん」の販売地域は近畿と中四国ですから、近畿よりも東の地域の方はご存じないでしょう。

明星チャルメラでお馴染みの明星食品は2006年より日清食品グループ入りしています。明星食品は少し印象が薄かったのですが、調べてみると商品の種類がとても豊富！明星食品には、日清カップヌードルのライトによく似た、「ローカーボNoodles」というカップラーメンがありました。これはカロリーはとても低いのですが、量も少なめなので対象から外しました。

ホームページ上でカロリーを掲載しているメーカーの商品の中でカロリーが低いラーメンを紹介しました。結果、1食当たりのカロリーが最も低かったのは日清食品の「日清麺職人 沖縄そば」でした。これを1グラム当たりに換算し直してみると、カロリーが最も低かったのは、サンヨー食品のグリーンプレミアム 0（ゼロ） 海鮮ラーメンという結果になりました。
ダイエット中だけどラーメンを食べたい！という方は参考にしてください。尚、カロリーをもっと抑えたい場合は、スープを残すようにしましょう。