バラエティー豊かなカレーをつくろう!お肉とカレーの種類について
2016/05/18
nanakuruta
突然ですが、カレーの具材には何を入れますか?牛肉、鶏肉、豚肉とお肉だけでも種類が豊富ですが、カレーにおすすめしたいのは豚肉です。今回はそんな、カレーに豚肉をおすすめする理由と、豚肉が持つ豊富な栄養成分についてご紹介したいと思います。
今日の夕ご飯はカレーに決定!・・・でも一口にカレーと言っても、その具材は様々ですよね。特に好みが人によって分かれるのが、お肉の種類。牛肉、鶏肉、そして豚肉。入れるお肉によってカレーの味わいも変わってしまいますから悩みどころです。
今回おすすめしたいのは、お肉の中でも豚肉です。その理由は、豚肉にはこの時期だから摂りたい成分や、ダイエット中でお肉を控えているという人にぜひおすすめしたい成分が豊富に含まれているから。そんな豚肉の成分をご紹介しながら、他のお肉のカレーと豚肉のカレーを比べてみたいと思います。
豚肉のカロリーは100g(単位)で386kcalのカロリー。豚肉は100g換算で386kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は20.73g。脂質が多く34.6g、たんぱく質が14.2g、炭水化物が0.1gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンB1とナイアシンの成分が高い。
豚肉はビタミンB1が多く含まれる食材として有名です。特に豚肉のもも赤身肉、ロース肉、バラ肉に多く含まれています。その効果は、主に炭水化物のエネルギーへの変換や、皮膚や粘膜の健康維持の手助け、そして疲労の回復です。暑さのいっそう強まるこの時期には不足させずに摂取したい成分ですね。
豚肉に多く含まれるナイアシンには、脂質の代謝を促進したり、アルコールを分解する効果があります。またビタミンB1と同じく、皮膚や粘膜の健康維持にも効果があります。
他にもカルニチンやロイシン、トリプトファンといった身体にいい成分が多く含まれているのが豚肉。豚肉はその成分から、お肉なのにダイエットに効果的な食べ物として有名なんです!
カレーライスのカロリーは516.3g(一人前)で862kcalのカロリー。カレーライスは100g換算で167kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は47.9g。炭水化物が多く129.18g、脂質が26.54g、たんぱく質が21.01gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンと銅の成分が高い。
カレーライス=豚肉のカレーです。豚肉をカレーに入れることで、豚肉のナイアシンなどの成分と合わせて更に代謝に関わるモリブデンを摂取できます。
ちなみに近年の調査では、カレーのお肉は豚肉が最も好まれる結果になったとか。具材のバリエーションが豊かになっても、一般的にはカレーといえば豚肉、というイメージがあるようですね。
ビーフカレーのカロリーは516.1g(一人前)で841kcalのカロリー。ビーフカレーは100g換算で163kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は49.08g。炭水化物が多く129.08g、脂質が24.15g、たんぱく質が21.31gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンと銅の成分が高い。
モリブデンは糖質や脂質の代謝を助けたり、鉄分の利用を促す働きをします。銅は鉄分の吸収や骨の形成を助けます。
チキンカレーのカロリーは542.6g(一皿)で857kcalのカロリー。チキンカレーは100g換算で158kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は50.63g。炭水化物が多く97.4g、脂質が35.27g、たんぱく質が29.95gとなっており、ビタミン・ミネラルではモリブデンとビタミンKの成分が高い。
ビタミンKは血液を固める成分の生成を助けたり、骨や歯にカルシウムが沈着するのを防ぎます。
納豆やブロッコリーなどに多く含まれています。
それぞれのカレーのカロリーを比較すると、数字としてはわずかな差ですが、カレー自体豚肉を使ったほうがカロリーが低いというわけではありませんでした。それでも、豚肉の栄養効果は見逃せないもの。
カレーは様々な野菜などを一緒に摂れるのもうれしいですね。もちろんカレーだけでなく、他のメニューでも積極的に身体にいい豚肉を取り入れていきましょう。
いつもは鶏肉、牛肉のカレーだという方も、今日は豚肉のカレーにしてみてはいかがですか?
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