パクチーが苦手な人必見!!パクチーの独特の味を美味しく楽しむ方法
2016/01/12
ががさま
パクチーはタイ料理だけでなく世界の国々でさまざまな料理法で使われているのを知っていますか?生でトッピングするだけじゃない、パクチーのおいしさをダイレクトに感じるものから隠し味として活用されているものまでいままで知らなかったパクチーの使用法をまとめました。
日本では「パクチー」「コリアンダー」「香菜(シャンツァイ)」などいろいろな呼び名が使われています。セリ科の植物のこのパクチーは独特の香りを持った葉の部分で主に知られていますが根や種も広く使われているのをご存知でしょうか?
いまやパクチー料理専門店もあるほどに流行っているパクチー。大嫌いという方も葉以外の部分は口にしているかもしてません。まずは部位別のパクチーの使われ方をご紹介します。
タイ料理に多用されていることで有名な葉の部分。いまの日本で「パクチー」というとこの部分をさすことが一般的です。甘く特有の香りは日本人には好き嫌いが分かれるようです。
タイだけでなく東南アジアの国々や中国、中南米の料理でも広く使われています。
パクチーの種は「コリアンダーシード」という名前でスパイスとして使われています。アジアや中南米だけでなくアフリカ・欧米の料理でも使われており、葉と違いマイルドなスパイシーな香りのスパイスです。
パクチーの根は主にタイやインドでだしや調味料として使用されています。きくところによると葉よりも根の方がよく使うとの話もあるようです。そのままスープに入れたり、つぶしてペーストや隠し味として使われます。
酸味と辛味がくせになるトムヤムクンには飾られているパクチーの葉だけでなく、スープのだしにつぶした根が使われています。コブミカンの葉とともになくてはならない材料の1つです。
グリーンカレーもトムヤムクンと同じくスープのだしに根が使われています。トッピングに葉が使われていないことも多いですが、ペーストにはほとんど根か種が使われています。
タイへ行ったことのある方はわかると思いますが料理の工程でパクチーが使われていなくてもトッピングとしてどっさりのっている料理によく出会います。日本に置き換えると青ネギのような存在でしょうか?
タイと隣りあっているラオス料理には、日本ではタイ料理として知られているものもたくさんあります。その中で代表的なものが「ラープ」というひき肉を使った料理です。パクチーやミントなどの香草が混ざり、ライムと魚醤のきいたさわやかな味わいです。
鶏肉、ピーマン、グリンピース、にんにく、そして大量のパクチーを使った炊き込み御飯です。ペルーでポピュラーな家庭料理で、現地のペルー料理店ならばほとんどで食べられます。
中南米の海岸沿いで食べられている魚介料理で、生の魚介類とレモンやタマネギ、パクチーを使ったマリネのような料理です。
中華料理ではスープの他には主に薬味やアクセントとして使われることが多いようです。冷やしワンタンのタレに入っていたり凉拌牛筋にトッピングされていたりでおもに葉が使われることが多いようです。
普通の天ぷらと同じようにパクチーに衣をつけて揚げたものです。パクチーだけでも、かき揚げの他の具と一緒に揚げてもおいしくいただけます。パクチーだけならばスイートチリやナンプラーをつけてエスニック料理に仕上げても面白いですよ。
ルッコラやバジルなど香りの強い野菜と相性のいいパスタはパクチーともばっちりです。ベーコンでイタリアンに、ひき肉ならエスニック料理風にと仕上げ方も自由自在です♪
こちらは料理ではありませんがパクチー好きにはぜひ挑戦してもらいたいパクチー酎ハイです。焼酎やラムなどのソーダ割にお好みですこし甘みを、そしてパクチーをどっさり入れて軽くつぶしていただきます。お店では焼酎にパクチーの根を漬けているところもあるとか!
さまざまな国でいろんな料理に使われているパクチーですが、本場のように作ろうとするとなかなか材料が揃わないこともあると思います。パクチーは料理のパンチの要であることが多いので、他の材料のアレンジをして上手く試してみましょう♪
ご紹介したように料理の飾りとしてだけでなく、煮込む・和える・炊き込むなどどんな料理にも使えるパクチーです。ぜひご家庭のオリジナルの料理でも活用してみてくださいね!
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