2016/03/29
hiro1439
2016/06/04 更新
どこでも売っていて、値段も手ごろな鮭。離乳食で使いたいけどいつから使える?、どう調理したらいい?と悩みますよね。離乳食で失敗したら、その後赤ちゃんが食べてくれなくなるんじゃないか、そんな不安もあると思います。安心して鮭を使える情報をたっぷりご紹介します!
離乳食で魚を使う場合、鯛などの白身魚から始めて赤身、青魚と順に与えていきます。
鮭は一見オレンジ色と赤に近い色のため、赤身魚と思われますが、実は白身魚なんです。
但し、白身魚の中でも鯛や平目などに比べて脂が多いので、まずは他の白身魚で慣れてから与えると良いでしょう。
また、アレルギーというと卵や小麦、乳製品の3大アレルゲンが目立っていますが、鮭にもアレルギー反応を起こす場合があります。
他の白身魚で問題なくても、必ず少量から始め、食後しばらくは赤ちゃんの様子をしっかりと確認しましょう。
ひとことに鮭と言っても、市販されている鮭にはいろいろな種類、加工方法があります。
国産の鮭には紅鮭、銀鮭、白鮭などがありますが、外国産のサーモンも鮭の仲間です。
サーモンの場合、キングサーモン、トラウトサーモンはスーパーなどでも手に入れやすいですね。
基本的にサーモンは鮭と比較して脂が多いため、離乳食には紅鮭や白鮭の方が向いているでしょう。
サーモンを離乳食に使用する場合は脂の多いキングサーモンよりもトラウトサーモンがおすすめです。
量や加工状態からママが離乳食に一番使いやすい鮭は「刺身の鮭」です。
刺身に加工する時に骨や皮などが取り除かれているので、調理の際にママの手を煩わせません。
また、刺身は生で食べることが前提の食材ですので、新鮮なものが手に入りやすく安心して使えます。
秋に多く出回る生鮭もおすすめです。
この際に「塩鮭」と「生鮭」をきちんと区別し、塩鮭は使わないようにしてください。
生鮭とくらべると比較的安価で手に入り、身近な塩鮭ですが、離乳食として使うには塩分が多すぎます。
また、生鮭を離乳食に加工する場合は皮や骨に注意して調理してくださいね。
完了期以降にママの離乳食づくりを支えてくれるのは「鮭フレーク」や「鮭の水煮缶」です。
骨や皮を取り除き、加熱して身もほぐして販売している鮭フレークは、忙しいママにとって初期からでも使いたい加工品です。
しかし、塩分が多く赤ちゃんの体に負担をかけてしまいますので、完了期以降に湯通しをして使うようにしましょう。
大人の食事と違い、まだ内蔵機能も咀嚼機能も発達途中の赤ちゃんには、すべての食材を離乳食用に下ごしらえする必要があります。
離乳食としての下ごしらえは慣れればとても簡単です。
刺身の鮭以外を調理する場合は必ず骨抜きをします。
太い骨は煮たり、焼いたりする前に毛抜きで抜くと簡単ですよ。
初期は基本的にお湯で茹でる調理がメインになります。
鮭も同様に骨抜きをした後に、お湯で茹でます。
茹でた後にも再度小骨などを取り除くと同時に、皮、血合い、脂の多い部分を取り除きます。
生の状態で取り除くこともできますが、茹でた後の方が比較的簡単に取り除くことができるので、おすすめです。
その後、身をほぐしてから更にすり潰します。
中期以降はすりつぶす必要はなくなります。
離乳食の進み具合に合わせて細かくほぐしたり、鮭の繊維にそって軽くほぐすだけでOKです。
但し、初期と同様に骨抜きは必ずしてくださいね。
赤ちゃんの喉に骨が刺さると大人とは違い、小さい口から取るのは大変です。
また、初期はお湯で茹でていましたが、中期以降は焼くだけでも離乳食として使えます。
その場合も必ず塩抜き、油抜きをします。
鮭の油抜き、塩抜きはザルなどに鮭を入れて熱湯を回しかけるだけ。
これだけで塩分や脂を落とすことができ、離乳食として赤ちゃんに安心して与えられる状態になります。
鮭フレークなどを離乳食に使うときも骨抜き以外は同様に下ごしらえしてくださいね。
離乳食をはじめたばかりの頃は、1つの食材をすり潰して与えるだけで物足りなさを感じていたママも徐々に食材が増えてくるとレシピに悩みますよね。
大人だったらできるメニューも赤ちゃんの場合、まだ離乳食として使えない食材が多くてできず、離乳食作りが負担になることもあります。
ここでは各段階に合わせた鮭を使った離乳食レシピをご紹介します。
【鮭のおろし煮】
〔材料〕
生鮭 10g
大根 20g
出汁 大さじ2杯
水溶き片栗粉 少々
〔作り方〕
1.大根の皮をむき、すりおろす
2.鮭を茹で、身をほぐす
骨、皮、血合いを取り除くことを忘れずに!
3.鍋に下ごしらえ済みの大根と鮭、出汁を入れる
4.片栗粉でとろみをつける
【鮭のみそ風味うどん】
〔材料〕
冷凍うどん 60g
生鮭 15g
キャベツ 20g
玉ねぎ 10g
出汁 120ml
みそ 少々
〔作り方〕
1.うどんを柔らかく茹で、食べやすい長さに切る
2.鮭を茹で、身をほぐす
骨、皮を取り除くことを忘れずに!
3.キャベツ、玉ねぎを食べやすいサイズに切る
4.鍋に出汁と切ったキャベツ、玉ねぎを入れ煮る
5.4にうどんと鮭を加えて煮立てる
6.みそを溶き入れできあがり
ママたちにとって、離乳食を作ることは喜びが大きいですが負担もありますよね。
毎日の赤ちゃんのお世話に加えて、離乳食の調理ですから当然です。
それでも赤ちゃんの喜ぶ顔を見ると頑張れちゃうのがママ。
鮭はほどよい塩加減と鮭の香りで食欲を増進します。
今回紹介したポイントを活かして、赤ちゃんの喜ぶ離乳食を作ってくださいね!
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