2016/06/07
りーかーまま
イライラ?夏バテ?やる気が出ない・・・腎機能の障害を抱えていないなら大半は不足しがちで効果的に摂ることの難しいカリウム。あなたは効果的にカリウムを摂っていますか?今回はその不足しやすいカリウムと効果など詳しく紹介していきたいと思います。
カリウムは主に細胞内液に広く存在していますが、エネルギーに関する大切な物質交換をするためにその効果は重要です。 カリウムの効果作用としては、心臓の機能や、体中の筋肉の機能を維持し、細胞内膜の浸透圧の調整など人間にとって重要な効果を持っています。
カリウムが欠乏すると
・感覚が鈍くなり反射能力が低下する。
・腸の蠕動(ぜんどう)運動がマヒして腸閉塞になる場合がある。
・膀胱がマヒして拡張した状態になる。
・筋肉がうまく動かなくなり、筋無力症やマギ状になる。
などがあります。 そのためカリウムは効果的に摂取する必要があります。
神経が過敏になりイライラしがちになったり、昏迷したり不安定な状況に陥りやすくなります。 カリウムの効果は精神面にまで影響するのですね。
カリウムの排出は腎臓が行いますが、腎不全、透析を行っている方はカリウムを控えないと排泄が行われないので高カリウム血症になってしまい大変危険です。 カリウム制限の必要がありますので、医療機関できちんと指示を仰いでください。
カリウムの効果としての重要な役割は電解質としてです。 人間の体の細胞の大半は水分でそれを細胞内液といいます。 そこにはカリウムと塩素があり、細胞と細胞の間の細胞外液にはナトリウムと塩素が含まれています。
ですからカリウムとナトリウムは拮抗関係にあり、刺激に対する反応から、代謝まで広範囲に及んで効果があります。
カリウムとナトリウムの関係、効果は先述した通りですが、ここで現代人の食生活が問題になってきます。 最近では加工食品を食べる機会も多いですし、塩分つまりナトリウムの摂りすぎは社会問題になっていると言えます。
加工食品には味付けをしますが、塩分を加えるという意味でカリウムよりナトリウムばかり増えてしまう傾向が高いです。 塩分の摂りすぎだけではなく、慢性的なカリウム不足に陥ってしまう負の連鎖です。 更に食品添加物の亜硝酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、調味料のL-グルタミン酸ナトリウムなど、ナトリウムを摂りすぎる要因はいくらでもあります。
これらがカリウムが不足しやすく摂りにくい理由で、効果を活かすためには塩分、ナトリウムを減らしカリウム摂取を効果的に心がけることが大切です。
汗はしょっぱいですよね? ですから塩分がからだから出ていることはだれでもわかるのですが、実はカリウムも水分と同時に出てしまいます。 脱力感を伴う夏バテ時は、水分だけではなくカリウムも補給すると効果的です。
カリウムの効果が期待できる主な食品は、アーモンド、パセリ、ピーナッツ、ほうれん草、ジャガイモバナナ、スイカ、緑色野菜などで比較的多くのものに含まれています。 ナトリウムとのバランスを考えてバランスよく効果的に心がけましょう。 また、カリウムは水に溶けてしまうので、効果を最大限取り入れるように、煮物のようにゆで汁を料理に活かせるような調理方法が効果的です。
健康を維持するためには、数十種類の野菜を食して栄養補給しなければならないのに、アルファルファはこれ一つだけで、その役割と効果を満たしてくれます。
別名「野菜の王様」、「すべての食べ物の父」、あるいは「偉大な治療者」とも言われ、その名にふさわしく人間を含めて全ての動物に”最高の健康”を、”永遠の若さ”をもたらす、まさに奇跡の野菜です。
アルファルファはカリウムだけではなく、他のミネラルも多く含むので不足しがちな方には特に効果があります。 普通の食事に少し足すだけ効果的ですのでぜひ試してみてください!
体に必要不可欠なカリウムの効果について詳しく紹介しましたがいかがでしたでしょうか? 急に食生活を変えることは難しいですが、ナトリウムを減らす意識を持つだけでもカリウムを増やす効果と同じです。 また上記の事も参考にして、健康維持に役立てて下さい!
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