ダイエットに、健康に、あしたばの効能ってどんなものがあるの？

あしたばの栄養は、青汁の材料であるケールや、栄養素が豊富と言われているほうれん草を上回る物と言われています。しかし、生産地が限られている事からあまり流通されておらず、なかなか気軽に試す事が難しい植物です。

あしたばには、胃の働きを整える効能をはじめ、ガンを抑制する働き、抗菌作用などたくさんの効能があると言われています。あしたばは、ウルトラ健康植物だったんですね。

あしたばの効能を語る上で、特筆すべき栄養素は、あしたばにしか含まれない「カルコン」という成分です。このカルコンとはどんな物なのでしょうか。カルコンの効能から見ていきたいと思います。

カルコンとは、あしたばにだけ含まれるポリフェノールの一種です。あしたばの茎を切ると出てくる、黄色い液体がカルコンなのだそうです。

日本人は、下半身のダイエットのお悩みが多いと言われています。そのひとつの要素としてあげられるのが、セルライト。足を両手でギューッと絞った時にボコボコになるあの脂肪の事です。カルコンにはセルライトを溶かす働きがあると言われているのです。

あしたばの、むくみが取れる効能も、カルコンの働きが大きいのです。セルライトを除去しつつ、再びつかないように、むくみをとっていくカルコンの効能。ダイエットだけではなく、健康面でも注目されています。

あしたばには、カルコンだけでなく健康に良い成分が含まれています。それがクマリンという、少し聞き慣れない栄養成分です。この効能は殺菌作用や、抗酸化作用と言われています。また、その他、アルツハイマーの予防にも効能があると言われています。

あしたばに含まれる、カルコンには、高血圧を抑える効能もあります。また、血液もサラサラにしてくれると言われており、アレルギーの抑制などカルコンの豊かな栄養成分には多くの健康的効能があります。

あしたばの効能を取り入れるには、どのように食べたら良いのでしょうか。あしたばの青汁など市販されていますが、生のあしたばが手に入ったらおひたしなどいかがですか？

お湯を沸騰させ、その中にあしたばを入れて、ゆがき、よく絞って4センチほどにカットします。器に盛り付け、おかかとお醤油をかけていただきます。

あしたばは、あらかじめ茹でて4センチほどにカットしておきます。鍋にお湯をわかし、鶏ガラスープを入れ、小房に分けたしめじを入れ、火が通ったら、食べやすい大きさにカットした豆腐を入れあたためる。あしたばも加え、全体があたたまったら出来上がりです。

生のあしたばとバナナを適当な大きさにカットします。ミキサーにヨーグルト、豆乳、はちみつ、レモン汁と、カットしたあしたばとバナナを入れ、よく撹拌して出来上がりです。

あしたばは、茹でたよりも生で食べる方が効能がアップすると言われていますが、癖があるので、レモンなどで飲みやすくしています。

あしたばは、生命力の強い植物で、その生命力にあやかろうと売りだされましたが、その効能の秘密はカルコンと言う成分にあったのですね。健康やダイエットに良いあしたば、毎日の生活に効果的に摂り入れたいですね。