2016/06/07
りーかーまま
なんだか最近やる気が出ない・・・そんなことはありませんか?そんなあなたにはチロシン!チロシンはやる気アップサプリに配合されるほど効果的なアミノ酸の一つです。ここではその秘密とその効果の詳細について詳しく解説していきたいと思います。
チロシンは、体内ではアミノ酸であるフェニルアラニンから作られます。 チロシンが重要なのは脳内での神経伝達物質のドーパミンを作るために必要で、体内で合成できるため必須アミノ酸には指定されていませんが、その効果は数々あります。 ストレスをやわらげる効果は、劇的な変化ではありませんが安全なアミノ酸であるからこそ是非知っていただきたい効果です!
遺伝疾患の一つのフェニルケトン尿症といわれる疾患にチロシンが効果があります。 チロシンはフェニルアラニンから作られますが、この病気の方はフェニルアラニンからチロシンを合成できないのです。 それを補うためにチロシンをサプリメントとして摂る必要があります。
この他、うつ病の改善にも効果があり、注意欠陥障害などの神経伝達物質の不具合で起こる病気には、チロシンが効果があり治療によく用いられます。
チロシンは稀に副作用が出る方がいます。 悪心や、頭痛を感じたり、疲労感、胸焼け、関節痛などが主なその症状です。
また、チロシンは甲状腺ホルモンを作ることにも効果があるので、甲状腺機能亢進症(甲状腺が必要以上に活発に働いてしまう病気)※の場合は効果どころか悪化してしまうので注意すべきです。
甲状腺ホルモンは体にエネルギーの利用を促すホルモンであり、これが過剰になる事で全身の働きが過剰になる為、アドレナリンが過剰に出た時と似たような症状が出る。
つまり、チロシンの効果そのものですから結果的に過剰摂取になってしまいます。
チロシンはアミノ酸の一種ですが、黒色色素のメラニンの原料にもなります。 チロシナーゼという酵素の働きでメラニンへと変化していきますが、メラニンそのものは元々細胞を守るために作られますから一概に逆効果とは言えません。 問題になるのは、通常排出されてしまうメラニンが、外的刺激や、紫外線にを浴びたりホルモン異常などで沈着してしまう場合です。それほど気にする必要はありませんが、心当たりのある方は特に摂り過ぎに注意が必要です。
チロシンを多く食品には、カツオ節、高野豆腐、チーズ、大豆、ちりめんじゃこ、アーモンドなどです。 比較的多くの食品に含まれていますから、好き嫌いをせずに効果的な良い食事をしている方は基本的に不足することはありません。
先述したメラニンへの影響を考えた場合は、トマトを一緒に摂ると効果があります。トマトのリコピンは抗酸化に効果がありますし、メラニンの生成を抑えてくれる効果もあります。 また、玄米や日本酒も同じく抗酸化やメラニンの生成を抑える効果があり、同時に摂ることで効果的にチロシンを食べられますね。
表面の小さいツブツブがチロシンです。
竹の子の水煮で白いものが内部にあるのを見たことがありませんか? 実はあれはチロシンで、長期保存している間に結晶化して集まったものです。 捨ててしまう方もいるようですが、安心安全なチロシンそのものなのでそのまま調理して大丈夫ですし、変質しているようなものではないので効果は十分ですよ!また、ポピュラーなチーズのパルメザンチーズのザリザリとしたような食感もチロシンによるものです。
どうしても偏りがちな食生活の方はサプリメントが効果的です。 チロシンのサプリメントはたくさんの商品があるのでご自分に合ったものを選びましょう!
全てに当てはまるわけではありませんが、旺盛過ぎる食欲はストレスによる場合もあります。 単にそういう時には、チロシンによって正常な状態に戻す効果があります。 ただ、たくさん摂れば痩せるような性質ではないので注意してください! あくまで異常な食欲を精神的に整えて抑える効果です。
やる気のサプリと言われるチロシン。 適度にチロシンを摂れば効果的にその恩恵をうけられます。
なんだかふさぎ込んでしまう。 うつのように何事にもやる気がでない・・・なんて時には上記を参考に活用してみてください!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局