わかめは海の栄養で生育✰わかめの栄養で美髪、健康を保ちましょう！

わかめは、褐藻網コンブ目チガイソ科ワカメ属の海藻です。わかめは一年で収穫できます。
国内のわかめはほとんどが養殖で、短い期間で採れるので昆布に比べるとリーズナブルに流通しています。

わかめは私たちが日頃不足気味な栄養成分の食物繊維、カルシウム、鉄などが豊富に含まれています。毎日のお食事にぜひ摂り入れてほしい栄養的に優れている食材です。

わかめは海の栄養をたくさん吸収して生育しています。

【葉体】普通にわかめとして食べている部位です。お味噌汁、サラダ、酢のものなど。
【中芯】（中助）茎わかめ、テイストがコリコリしています。加熱に強く、煮物、炒め物などや漬物も。
【胞子葉】（芽株）中芯の下で根の上の部位です。テイストがぬるぬるです。トッピング、和え物など。

国内で生産されているわかめです。

利尻わかめ、渡島わかめ、三陸わかめ、佐渡わかめ、能登わかめ、越前わかめ、三浦わかめ、伊豆わかめ、師崎わかめ、三重（伊勢）わかめ、鳴門（糸）わかめ、島根（板）わかめ、国東わかめ、対馬わかめ、五島わかめ、などです。

また、日本以外では、朝鮮半島、中国、オーストラリアのタスマニア島で生産されています。

わかめは海では褐色で、湯に通すことで緑色に鮮やかになります。これはわかめの色素で赤い色素のフコキサンチンが加熱により、葉緑素クロロフェルに変わるためです。

【湯通し塩蔵わかめ】わかめを美味しく食べれるように、湯通しわかめを塩蔵にしたものです。
【カットわかめ】（乾燥わかめ）わかめを扱いやすく食べやすいように湯通し塩蔵わかめを塩抜きとカット、乾燥したものです。

他にも、わかめは多様な加工品となっています。

わかめの栄養成分では炭水化物、たんぱく質、脂質を含みますが、わかめの栄養成分といえば、アルギン酸（食物繊維）、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、ヨウ素（ヨード）、ビタミン類などの栄養成分です。

わかめは海の野菜ともいわれます。この栄養を毎日少しずつでも摂り入れてほしいです。

【アルギン酸】（食物繊維）アルギン酸は厚労省認可の特定保健用食品です。食物繊維が腸内をきれいにするので便秘に効果があります。また、動脈硬化の予防やコレステロール値を下げてくます。

【カルシウム】日本人が不足しやすいミネラルです。歯や骨を形作り、骨粗しょう症を予防します。

【フコダイン】抗ウイルス作用、抗アレルギー作用があり、免疫機能の向上、生活習慣病などのリスクの軽減などが期待できるようです。

【カリウム】わかめはカリウムの含有量が多いです。体内の過剰なナトリウムを排出することにより、高血圧の予防、むくみを抑制、またナトリウムとのバランスにより筋肉などを適正に保持します。

【ヨウ素】基本的な代謝をあげる効果があり、甲状腺ホルモンの栄養成分です。ヨウ素は過不足なく摂り入れるように気をつけてください。

【ビタミン類】わかめは体内の皮膚、粘膜の健康保持、視力の低下を防ぐなどの働きがあるβ－カロテン、免疫力をつけ抗酸化力があるビタミンＣやビタミンＡ、Ｂ群、Ｋ、ナイアシンなども含有しています。

【乾燥わかめの選び方】
乾燥したものは充分に乾いているものを選んでください。

【生わかめ】
つやがあり濃い緑色で、弾力と厚みがあるものがよいでしょう。
時間が経った古いわかめですと黒っぽいので、気をつけて選んでください。

【塩蔵わかめ】冷蔵庫で保管してください。
【乾燥のわかめ】密閉容器などで、乾いている冷暗所に保管してください。

どちらのわかめも美味しいうちに召し上がって、わかめの栄養を頂いてください。

わかめは海で生育して海の栄養をいっぱい含んでいます。カロリーは低く、食物繊維、ミネラルなど栄養も豊富に含まれています。わかめの栄養は緑黄色野菜に遜色なく、痩身効果あり、美髪、爪などにも良い食材です。栄養的に優秀なわかめを毎日のお料理のレパートリーに加えて健康を維持しましょう。