鮮やかも滑らかな緑をご堪能あれ、抹茶の斬新なお菓子とお家のお菓子
抹茶という茶道やかき氷の宇治抹茶と和を代表とする物ですが近年では抹茶と名の知れるお菓子を掛け合わせた和風スイーツで抹茶の使い方はより幅広い物になりました。今回は抹茶を使った斬新なお菓子からお家でも作れるお菓子レシピを紹介します。
生八つ橋をケーキにアレンジしたお菓子で京茶の老舗である「森半」の宇治抹茶を惜しみなく使っているので抹茶の味わい・風味を堪能し尽くす逸品。
京町家ケーキの魅力
京町家ケーキを挟む生八つ橋は京都名菓の伝統技術で京町家ケーキ用にもっちりと仕上げており、基礎のケーキはしっとりかつふんわりと抹茶ケーキは必要以上な主張せずに連携を取ります。
芯にある抹茶チョコには黒豆あんを織り交ぜ、甘ったるくもなく、風味を損なわない様に設計しているので一つのお菓子から抹茶をとことん感じ取れます。
伊藤久右衛門とパパジョンズの共同開発で誕生した抹茶のお菓子宇治抹茶NYチーズケーキ
パパジョンズでは定番のNYチーズケーキと相性の良い宇治抹茶を厳選して、抹茶の風味を崩さずに濃厚でクリーミーさを味わえるお菓子です。
宇治抹茶NYチーズケーキの魅力
宇治抹茶NYチーズケーキは濃厚なクリームチーズ生地の上に良質な生クリームと抹茶を練りこんだ贅沢なクリームの2層がシンプルながらも深みのあるお菓子で添付の粉末抹茶で振りかける事で抹茶の風味を強調します。
今までにないチーズケーキをお試しあれ
ドゥーブルフロマージュはマスカルポーネチーズとクリームチーズの2層に仕上げたチーズケーキでルテオは抹茶とドゥーブルフロマージュを融合させた斬新なお菓子を生み出しました。
抹茶ドゥーブルフロマージュの魅力
抹茶ドゥーブルフロマージュは抹茶の原料となるてん茶をクリームチーズに加え、その上に全体を覆うクラムにも抹茶を混ぜ合わせて、淡い緑を演出します。断面図は淡い3色の層は美しさを感じます。
口にするとのマスカルポーネチーズと混ざり合い、チーズと抹茶の風味とふんわりとした苦味は本格的な和風スイーツと言えます。
材料
抹茶大さじ2
牛乳400cc
砂糖40g
ゼラチン 15g
卵黄3個分
生クリーム 150cc
黒みつ適量
お家で作れる抹茶のお菓子レシピ:抹茶ババロア①
ゼラチンを水でふやかしておく。
鍋に牛乳を入れ、沸騰寸前まで温めて火を止めてふやかしたゼラチンを入れて溶かす。
お家で作れる抹茶のお菓子レシピ:抹茶ババロア②
卵黄と砂糖を混ぜて、そこに①をゆっくりと入れながら混ぜる。
ザルなどにこして、もう一度弱火にかけ、とろみがついたら外す。
お家で作れる抹茶のお菓子レシピ:抹茶ババロア③
鍋底を氷水などでつけ、混ぜながら冷やす。
お家で作れる抹茶のお菓子レシピ:抹茶ババロア④
別のボウルでは生クリームと抹茶を入れて、8分立てにホイップする。
お家で作れる抹茶のお菓子レシピ:抹茶ババロア⑤
④に③を入れて、泡立て器に混ぜて型に流し込む。
お家で作れる抹茶のお菓子レシピ:抹茶ババロア⑥
冷蔵庫で2時間ほど冷やして固まったら、型の底をお湯につけるときれいに型抜きができ、完成です。
鮮やかも可愛らしいお菓子抹茶ババロアが出来上がりました。
抹茶の量次第ではより濃い緑を作り、淡い緑とはっきりした緑の2層ババロアとアレンジを利かしてみるのも面白いです。抹茶なので黒蜜の他に甘さ控えめのおしるこを使うのも良いです。
材料(2人分)
抹茶小さじ2
水300cc
寒天パウダー2g
砂糖大さじ1
◆レモン汁小さじ2強
◆水大さじ3
◆砂糖大さじ2
お家で作れる抹茶のお菓子:涼菓~抹茶寒天のレモンソースかけ~①
鍋に水・砂糖・粉寒天を入れ、混ぜながら煮溶かしていきます。
お家で作れる抹茶のお菓子:涼菓~抹茶寒天のレモンソースかけ~②
抹茶は茶こしで振るってから、水小さじ2ほど(分量外)で溶いておきます。
お家で作れる抹茶のお菓子:涼菓~抹茶寒天のレモンソースかけ~③
①が沸騰してきたら、火を止めて②を加え混ぜ、固める容器に流し入れます。
お家で作れる抹茶のお菓子:涼菓~抹茶寒天のレモンソースかけ~④
容器が入るパット等に水を張り、粗熱を取りながらも抹茶が沈まないようにゆっくりと混ぜましょう。
混ぜていて、気持重たくなって来たら、冷蔵庫へ入れましょう。
お家で作れる抹茶のお菓子:涼菓~抹茶寒天のレモンソースかけ~⑤
◆印でレモンソースを作ります。
水・砂糖を耐熱容器に入れ混ぜて、レンジで1分加熱します。混ぜてさらに約20秒間加熱
少しとろみが出来るのでレモン汁を加え混ぜて、出来上がりです。
お家で作れる抹茶のお菓子:涼菓~抹茶寒天のレモンソースかけ~⑥
お好みの大きさに抹茶寒天をカットして、レモンソースをかけて完成です。
美しい緑の抹茶寒天と清涼感のあるレモンソースで夏のお菓子としては最適!
抹茶をゆっくりと混ぜないと所々でまばらな緑になるので気を付けましょう。あえて混ぜにして、寒天にグラデーションを入れるという小細工もあります。
抹茶というお茶から昔では実現しなかった様々なお菓子が生まれました。
近年の和風スイーツも人間の冒険心と抹茶という使い勝手のよく懐深い食材の恩恵と言えます。