健康にも美容にも!ナッツの種類別栄養効果と簡単アレンジレシピ
2016/02/17
koooa
ナッツが美容や健康に役に立つ食品だということは、なんとなく知っているんだけど・・・。健康のための栄養よりナッツのカロリーが心配?ナッツがサプリメント並みの働きをしてくれるなんて本当?ナッツと健康の疑問を解決して、おいしく健康なナッツを取り入れてみませんか?
これまでナッツはその油分の多さから、高カロリーやニキビの素と言われることがあり、健康とは逆の食べ物のようにも思われていました。しかし、最近の研究では健康に役立つナッツの持つ栄養分がわたしたちの健康や美容にとても役立つものだとわかってきました。
たしかにナッツには重量の1/2ほどの油分が含まれています。
と聞くと「やっぱり高カロリーなんじゃない?」と思われそうですね。しかしカロリーが高いか低いかだけが美容や健康にとって重要なのではありません。
それでは具体的にナッツの何がどのように健康に役立ち、わたしたちはナッツをどのくらい摂取することが望ましいのでしょうか?
まずここでいうナッツですが、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ピスタチオナッツ、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ペカンナッツ(ピーカンナッツ)など、植物の種の中の仁の部分を指します。
ピーナッツは豆であり、栗は木の実、松の実やひまわりやカボチャの種は種ですので、ナッツには分類されません。
もちろんピーナッツや栗やひまわりの種にも、健康に役立つ栄養素は多く含まれていますが、成分の割合が違ってきますので、ここでは学術的にナッツに分類されるものについて考えていきます。
まずはナッツにどのような栄養があるのかを調べてみましょう。
多くのナッツに含まれる栄養分で、わたしたちの健康に役立つものに次の3つがあります。
1、不飽和脂肪酸
2、ビタミンE
3、食物繊維
最近よく話題になる不飽和脂肪酸は、健康の敵である肥満の原因となるエネルギーの素になりにくく、脂肪として体にたまりにくい脂です。また、体内で作ることができないために食事から摂取することが求められる必須脂肪酸で、血管や肌を若々しく保つ働きがあります。
ビタミンEは言わずと知れたアンチエイジングの代表的な栄養素で、体内の活性酸素をやっつけてくれる働きをします。健康な細胞は活性酸素によって老化し、さまざまな病気の原因となります。
ビタミンEは細胞の老化を防ぎ、細胞のがん化や血糖値の上昇も押さえてくれます。
健康な体にはは腸内環境が整っていることが大切です。腸は第二の脳ともいわれるほど、体内で脳の次に神経細胞の多い臓器ですので、腸の状態が良好になると精神状態の安定にもつながります。
また、腸は食べ物から栄養を吸収する大事な臓器ですので、腸の健康が体全体の健康のカギであるともいえます。
そのほかにも近年増えてきている大腸がん、直腸がんにつながる老廃物が腸にたまることを防ぐためにも、十分な食物繊維を摂ることが大切です。
先に挙げたナッツには、これらの栄養素のほか、ビタミン、ミネラル、鉄分が豊富に含まれ、また体内のナトリウムやカリウムが過度にたまるのを防いでくれます。
それにより、むくみや高血圧を防ぐことにもなります。
健康であるために大切なことのひとつは、バランスの良い体調であることです。ビタミンやミネラル、水分も、適度な量が体内をスムーズに循環してくれることこそが、健康にとって必要なのです。
どうやら本当に、おいしく食べるだけで健康になれそうなナッツ。
それではわたしたちは一日にどのくらいのナッツを食べるのがいいのでしょうか?
健康のために一日に食べると良いとされるナッツの量は、おおよそ50g。
両手に軽くすくったくらいです。
「そんなに食べるの!?」と思われた方もいらっしゃるでしょうか。
一日に何度かに分けてつまんで食べると、それほど大変な量ではありません。おやつの代わりにナッツを食べてみると案外抵抗なく試してみることができます。
なんとなく「健康に良さそうらしい」と思っていた方も、より具体的にナッツの持つ健康パワーを感じていただけましたか?毎日食べているおやつや間食をナッツに代えて、美しく健康な体づくりをしてみましょう!
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