2016/01/29
ののののん
イベントに普段のオフィスに一年中大活躍の水筒。最近はデザインもおしゃれなものが増えて、選ぶのも楽しいアイテムです。しかし、そんな水筒も使い方によっては危ないことはご存じでしたか?今回は水筒のNGな使い方と、ちょっと変わった面白い使い方をご紹介したいと思います。
飲み物の持ち運びに便利な水筒は、暑くなるこれからの時期にスポーツやレジャーで長い時間外で動くとき、またはオフィスでの水分補給に今や必須のアイテム。ペットボトルよりも温度を保ってくれるので、冷蔵庫から出したばかりの冷たさが長時間続きます。
今は「マイボトル」と呼ばれるほうが多い水筒。おしゃれなデザインのものがたくさんあるので、お気に入りはいつも手元に置いておきたい!
出かけた先でいちいち飲み物を買うよりも、水筒に飲み物を持っていけばエコで経済的。
一つ持っていると何かと便利な水筒ですが、使い方によっては体の害になる可能性があるんです。
知らずにやってしまうと危険な、NGな水筒の使い方を次からご紹介していきます。
ステンレス製の水筒に炭酸飲料を入れると、気体になった炭酸ガスで水筒内の圧力が高まって爆発や噴き出す恐れがあるので危険な使い方です。同じ理由でドライアイスも絶対にNG。
味噌汁やスープなど塩分の高いものをステンレスの水筒に入れると内部が錆び、劣化することがあります。味噌汁などを持ち運びたいときは、錆びにくい加工がされている専用のスープジャーが今人気なので、そちらと使い分けましょう。
乳酸菌飲料や果汁飲料など酸性のものを水筒に入れると、内部の金属が溶かされて金属中毒になる恐れがあります。水筒が古いと危険はより高まります。この時期はスポーツドリンクを入れたい方も多いと思いますが、スポーツドリンクも酸性の強い飲み物です。
漂白剤を使ってのお手入れはしないでください。
漂白剤には塩素系と酸素系がありますが、塩素系の漂白剤はサビ(本体内側・中せんスプリング)や、 穴あき
(本体内側)など故障の原因になります。
塩素系の漂白剤は表面の塗装がはがれる原因にもなります。
金たわしなどのかたいものでごしごし洗うと、水筒に細かい傷が付いてそこに汚れが入ってしまいます。雑菌が発生して食中毒の危険も。
水筒、ステンレス製のものは特に錆びや傷に気を付けなければいけないようですね。スポーツドリンク用のボトルも売られているようなので、面倒でも中身に合わせて使い分たほうがよさそうです。
ここまで水筒のNGな使い方をご紹介しましたが、それでは水筒の正しい使い方はどうなっているのでしょうか。
水筒を洗う際はスポンジに柄がついた水筒用のスポンジを用意して、水を含ませたスポンジに少量の食器用洗剤をつけてよく泡立てて洗いましょう。特に、汚れが溜まりやすい水筒の底や飲み口の部分を念入りに洗うのがポイントです。
洗ったあとはよく乾かすことも大切です。
ステンレス製の水筒は酸素系の漂白剤を使うことが重要なポイント。現在は水筒洗浄専用の漂白剤も多く売られているのでおすすめです。
ここでは今流行の、飲み物を入れる以外の水筒の使い方をご紹介したいと思います。簡単なのにとっても便利で、今すぐ試したくなること間違いなしですよ!
(水筒は保温性のある金属のものを使っています。)
水筒に乾燥した大豆を入れ、熱湯を注いでおいておくだけ。
これだけで大豆を水煮の状態にできてしまうんです。次の日のお弁当用に寝る前にやっておくのもいいかもしれませんね。
こちらもやはり、水筒に卵と熱湯、塩を入れてしばらくおいておくだけ。時間によって卵の固まり具合が変わるのでお好みで。半熟卵だと15分ほどでできるようです。
「手作りヨ-グルト 85kcal」
材料 (10人分)
牛乳1Kg
プレーンヨーグルト100g
さとう30g
作り方
(1)鍋で40度に沸かした牛乳にヨーグルト、砂糖を入れてかき混ぜる。
(2)38~40度の温度(高すぎると菌が死んでしまいます)で火を止める。
(3)水筒に移し替えて口をしめ、6時間ほどおく。表面が固まったら冷やして完成。
ヨーグルトを種菌にするアイディアです。水筒はこんな使い方もできるんですね。
水筒は正しい使い方をすればとっても便利なアイテム。メーカーの取り扱い説明書をよく読んで、水筒と一緒に楽しく快適な時間を過ごしたいですね。
また、飲み物を入れる以外に水筒は様々な使い方が出来ることがわかりました。古くなって使わない水筒の活用法を考えるのもきっと楽しいですよ!
以上、水筒のNGな使い方と、ちょっと変わった使い方についてご紹介しました。
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