いちじくって好きですか?苦手な人も♪おいしい食べ方をご紹介します
2016/01/15
mamaruchan
近頃注目の果物いちじく。古くから親しまれているいちじくですが、食べ方を知らない人も都会育ちの人には多いかも。近年、おしゃれな食べ方が紹介され、旬の時期には店頭にも並び、注目のフルーツになっています。いちじくの食べ方は豊富。おしゃれで美味しい食べ方を紹介します。
いちじくは古代エジプトの壁画に葡萄とともに描かれていたり、旧約聖書にも数多く登場している歴史ある果物です。日本へは江戸時代に中国から伝わりました。はじめは薬用として栽培されていましたが、生産量が増えるにつれ、食用として親しまれるようになりました。栽培にそれほど手間がかからず、家庭の庭にも植えることが出来たのも大きな要因でしょう。いちじくは漢字で書くと「無花果」。花が咲かずに実がつくように見えることが由来とされていますが、花が無いわけではありません。実の中で花がつく、実を食べているようで花も食べているという不思議な果物なのです。乾燥いちじくも流行っていますが、生食がとても美味しい果物です。
ふっくらとして丸みがあり、付け根の切り口付近まで色が均一に付いていて、香りのよい物を選びましょう。傷みやすい果物なので、表面の皮に張りがありしぼんでいないもの、傷や傷みがない物選びましょう。先の方に裂け目が出来始めて、中から紅い花が見えてくるくらいが食べ頃です。
いちじくは傷みが早いので、温度の高い場所には長時間放置しないようにしましょう。ビニール袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫に入れて保存します。なるべく早く食べきるようにしましょう。食べきれない場合は、シロップで煮てコンポートにしたり、ジャムにするのもおすすめですが、皮を剥いてからカットして、保存容器に入れて冷凍保存も可能です。
いちじくの食べ方はいろいろ。そのままでも、調理しても美味しい果物です。いちじくをそのままでいただく、基本的な食べ方、美味しい食べ方をご紹介します。
きれいに皮を剥くにはトマトのように「湯剥き」がおすすめです。
①なべにお湯をわかす。
②いちじくを入れ、20秒くらいやさしく転がす。
③すぐに水を張ったボウルに移し、指でやさしく表面をこすりながら剥きます。
皮が驚くほど簡単に、薄くきれいにはがれます。手でバナナのように皮を剥く食べ方も手軽ですが、湯剥きの方がきれいに剥けます。
いちじくは包丁を使って皮を剥く簡単な食べ方でも美味しくいただけます。
食べ方① 半分にカットして、キウイのようにスプーンで実をすくう。
食べ方② 八等分にカットして、皮と実の間に包丁を入れて皮を剥き、カットして食べる。(写真)
果物は実と皮の間が一番甘くおいしいものです。いちじくは皮ごと食べられる皮の薄い品種もありますが、皮を剥いた食べ方をするときにはできるだけ薄く剥くようにしましょう。
皮を剥き生でいただく食べ方がおすすめのいちじくは熱を加えて調理しても美味しくいただけます。食べ方はいろいろ。アレンジ次第でデザートやスイーツだけでなく、おしゃれなおつまみや前菜にも使えます。
ブルーチーズといちじくのピザ
約22cmのピザ生地1枚)
いちじく 1個
ブルーチーズ 15~30g
ピザ用とろけるチーズ 50g
粗挽き黒胡椒 少々
レーズン お好みで適量
はちみつ お好みで適量
いちじくとブールーチーズを組み合わせたピザです。
1・いちじくの皮を剥き、8等分する。ブルーチーズを薄く切る。
2・ピザ生地にとろけるチーズをまんべんなく広げ、その上にいちじくとブルーチーズを並べる。お好みでレーズンも載せる。
3・200~220度のオーブンで、5分前後焼く。チーズがとろければ完成。はちみつはお好みで。
おしゃれで美味しいピザです。お試しください。
いちじく×モッツァレッラ
(2人分)
いちじく(熟しすぎてないもの)2個
モッツァレッラチーズ 1個
タイムの葉(みじん切り)小さじ1/3
EX.V.オリーブオイル 大さじ1
粗塩(粒子が粗いもの)少々
モッツァレッラの淡白な味がいちじくのジューシーな果肉と好相性の一品です。
1・モッツァレッラチーズは輪切りにする。
2・いちじくは皮ごと横の輪切りにする。
3・器に交互に盛りつけ、タイムの葉をふり、EX.V.オリーブオイルをまわしかける。
粗塩は食べる直前にふりかけていただきます。爽やかでロゼシャンパンとの相性が抜群の大人の一品です。
いちじくのコンポート
(つくりやすい分量)
いちじく 5~6コ (固くて、尻がすぼまっている未熟なもの)
水 カップ2
グラニュー糖 200g
レモン汁 1/2コ分
白ワイン (甘口) 160ml
保存もきくコンポートなら多めに作っても安心です。
1・いちじくは熱湯でさっと茹でてから冷水にとり、皮を剥く。
2・酸に強い厚手のなべに分量の水、グラニュー糖を入れて煮溶かす。
3・レモン汁と皮を剥いたいちじくを加え、オーブン用の紙でつくった紙ぶたをする。
4・弱めの中火で約10分間煮る。火を止めてから白ワインを加える。
5・3~4日間で食べきるなら、そのまま室温で冷まし密封容器に入れて冷蔵庫へ。
2週間保存するなら、煮沸消毒した保存瓶に入れ、逆さにして冷まします。
果肉が冷めるうちに透き通ってきて美しいコンポートが出来上がります。アイスクリームを添えても美味しいです。
いちじくは生でそのままが一番美味しい食べ方かもしれませんが、熱を加えた食べ方もおすすめ。ケーキやタルト、ジャムにするのも美味しい食べ方です。チーズとの相性もいいのでサラダや前菜にアレンジする、おしゃれな食べ方もおすすめ。いちじくの旬の季節が待ち遠しくなりませんか?いろいろな食べ方を試していちじくの美味しさを楽しみましょう。
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