知っていても損はない!?アナゴのさばき方を教えちゃいます☆
かば焼きやお寿司でもお馴染みのアナゴ。うなぎに似ているけどアナゴの方がリーズナブルなので大人気ですよね!でも、さばき方を知っている人って、あまりいないかもしれません。今回は知っているとちょっと自慢出来るアナゴのさばき方の特集です!
アナゴとよく似た魚にはお馴染みのうなぎがいますね。アナゴもうなぎもうなぎ目に属していますが、
アナゴはアナゴ科、うなぎはうなぎ科なのです。
そして一番の違いは、うなぎは海で産卵後、淡水域に遡上して河川や湖や沼などで成長する回遊魚なのに対して、アナゴはその一生を海で過ごしているんです。
さらに、天然物のうなぎは非常に貴重ですが、アナゴは比較的簡単に手に入れることが出来るんです!そんな夢のような方法をご存じでしょうか??
新鮮なアナゴを手に入れる方法、それはズバリ!自分で釣って来る事です♪アナゴもうなぎも自分で釣ることは可能なのですが、絶対数がアナゴの方が多いので、比較的釣りやすいターゲットなんですね!
さらに釣った後も、うなぎは生きたまま持ち帰らないと味が落ちてしまって美味しくなくなるのに対して、アナゴは生きていなくても味が全く落ちないという特徴があるのです。アナゴは締めてから持ち帰れるのでお手軽ですよね!
アナゴの釣り方は、アナゴは夜行性なので夜に海で釣る事になります。季節は比較的いつでも釣れます。しかし時間帯が夜なので、寒くない季節の方がいいですね!
エサは魚の切り身やイソメなどをつけて重りと一緒に海底に投げておきます。アナゴは海の底に住んでいる魚なんですね!あとはアナゴがかかるのを待つだけです!簡単でしょ♪
次はいよいよ自分で釣って持ち帰ったアナゴの上手なさばき方です!
では実際にさばいていきましょう。
アナゴのさばき方①
アナゴはぬめりの取れていないものを選んでおきましょう。
アナゴのさばき方②
先ずはお腹を裂きます。先の尖ったハサミが便利ですよ。
アナゴのさばき方③
内臓をすべて出します。血合いも一緒に取っておきましょう。
アナゴのさばき方④
おへそより下にもハサミで切込みを入れ、取れにくい血合いを取ってしまいましょう。
アナゴのさばき方⑤
綺麗に洗って水気を拭いて置いてください。
アナゴのさばき方➅
目打ちしましょう。
アナゴのさばき方⑦
先ずは、おへそまでの所をさばきましょう。包丁の先が背ビレの所から突き出ないように差し込んで下さい。
アナゴのさばき方⑧
骨に身がつかないように、そのままゆっくり包丁を滑らせてさばきます。難しければ、何度も差し込みながら切っても問題はありません。
アナゴのさばき方⑨
おへそより下をさばきます。先ずはヒレの上の包丁が入る場所に切込みを入れて線を書くようにしましょう。
アナゴのさばき方⑩
骨の上を滑らせるようにさばいていきましょう。度に開こうとせず、何度か包丁を滑らせて開いていっても問題はないです。
アナゴのさばき方⑪
おへそより下の骨を浮かせましょう。血合いに傷が入らないように軽く切込みを入れておきます。
アナゴのさばき方⑫
骨を浮かせるために包丁を寝かせて骨の下側に切込みを入れていきます。
アナゴのさばき方⑬
中骨を頭の方で切っておきます。
アナゴのさばき方⑭
中骨の下に包丁をいれて、包丁をすべらせながら骨だけをすき取っていきましょう。
アナゴのさばき方⑮
尾まで一気に滑らせると綺麗に取れます。最後尾の方は骨を持って引っ張っても大丈夫です。
アナゴのさばき方⑯
アナゴの開きが出来上がりました。
アナゴのさばき方⑰
頭から出汁を取る事が出来るので、頭部は割っておきましょう。
アナゴのさばき方⑱
エラは手で取っておきましょう。
アナゴのさばき方⑲
料理をする際は、ヒレやぬめりを取ってから使って下さい。
本格的にアナゴをさばくさばき方はなんとなく難しそうですよね?そんな時にはもう少し簡単に捌けそうな裏技的なさばき方をご紹介します!
包丁ではなくてカッターで!
えー?魚をカッターで捌くの??って思うかもしれませんが、このカッターは意外に優秀なのです!アナゴのように細い魚は包丁よりも薄いカッターが最適なのです!また、アナゴ以外にも小さな魚にも使えますよ!
あらかじめ切っておこう!
アナゴをあらかじめ食べる時の大きさにブツ切りにしてからさばくさばき方です!この方法なら細長いアナゴを扱わなくてもいいので便利ですよね!目打ちも必要ありません!
いかがでしたか?アナゴを自分で捌くという事はあまり日常的には起こらないかもしれません。しかし、アナゴは簡単に釣ることが出来るので、いつでも新鮮なアナゴに出会うチャンスがあるのです!
この記事を参考にして、アナゴのさばき方にチャレンジしてみてください☆