2015/12/28
marronma
箱入りで安かったから、たくさんいただいたから、と長ネギが余ってしまった時、どうしていますか?鍋でたくさん食べると言っても限度があります。そんな時は冷凍保存がおすすめです!長ネギの上手な冷凍の仕方と、その使い方をご紹介します。
長ネギについて
通常ネギと言えばこの長ネギの事
長ネギはヒガンバナ科の茎菜類(茎を食べる野菜類)です。青い葉の部分は固く、白い部分を食べる品種や、青い葉がやわらかく長く、青い所を食べる品種など色々あります。地方によっては、関東は白い部分を好んで食べ、関西では青い部分の風味を楽しむといった食べ方の差もあるようです。
長ネギの品種
深谷ねぎ。埼玉の深谷で生産されているもの。別名白ネギ
関東で長ネギと言えばこの白い部分が長いもの。緑の葉の部分は固く、スープのだしなどに使われてそのまま食用にする事は少ないです。白い部分の甘みが強く、鍋物によく使われます。この他下仁田ネギというもっと甘みが強く根に近い部分が太い物も関東の長ネギとして有名です。
長ネギの品種
名前からわかるように京都の九条で生産されるネギ
見た目からもわかるとおり、青い部分が多く、ここをメインで食す種類の長ネギ。その歴史は古く奈良時代から生産されていたと言われています。甘みが強く美味しい長ネギとしてファンも多い長ネギです。
長ネギの冷凍
長ネギを冷凍する場合は使う時を考えてカットして冷凍します。
鍋物に入れる時は長めの斜め切り、薬味に使用する場合は長ネギの青と白の境目あたりをみじん切りに、などといった具合です。冷凍保存用のジップ付き袋に空気を入れて冷凍開始します。
長ネギの冷凍のコツ
最初は空気を入れて半冷凍する
長ネギの冷凍のコツは、最初は空気を入れておくという事です。この状態で冷凍庫に入れ半分ほど冷凍した所で手早く取り出して振ります。かたまりはじめた長ネギ同士がパラパラとほぐれて来ますので、そのままもう一度冷凍します。完全に凍ったらもう一度振ってパラパラにしてから空気を抜いて冷凍保存します。
長ネギの冷凍のコツ
パラパラなので使う時にとっても使いやすい
長ネギの冷凍のコツ
一食分ずつに分ける必要もないパラパラ冷凍。切り方別に分けて冷凍
パラパラ冷凍にしたものを切り方別にいくつか作っておくのが、長ネギの冷凍のコツです。この冷凍にしたものをどのように料理に使っていくのか、ご紹介していきます。
長ネギの冷凍~使い方別の切り方~
鍋物に使う切り方
長めに5センチほどにカットして冷凍します。鍋料理を作る時に便利です。使い方は、解凍するとみずっぽくなりつゆが薄まってしまうので、凍ったままを鍋に入れて加熱調理します。
長ネギの冷凍~使い方別の切り方~
短めの斜め切りは煮物に使う用に
鍋物に使う用にり少し短めに斜め切りにしておきます。煮物、卵とじなどに利用するのに使います。冷凍した物の使い方は鍋物と同じでだしを薄めないよう凍ったまま鍋などに投入して加熱処理します。
長ネギの冷凍~使い方別の切り方~
細く輪切りにしたものはラーメンやうどんの薬味用に
あると便利な冷凍の薬味。ネギは白い部分に近い青みのところが固くなく、風味もよく美味しい薬味になります。もったいなからと先まで入れてしまうと舌触りが悪くあまり美味しくありません。青い部分はスープのだしを取る時に使いましょう。
長ネギの冷凍~冷凍したものの上手な使い方~
冷凍したカット長ネギは仕上げ直前に入れるのがコツ
冷凍した長ネギはどうしても生の物よりも水っぽくなってしまいます。そのため、必ず熱処理を加えた方が良いのですが、解凍すると更に水っぽく!!冷凍したものを加熱処理の最後の手順で加えるのが冷凍長ネギの上手な使い方のコツです。
長ネギの冷凍~冷凍したものの上手な使い方~
ラーメンやうどんの薬味として加える場合は冷凍したものを最後に乗せる
つゆの温度で急激に解凍され、水っぽさが多少緩和されます。冷凍しているので長ネギとしての風味は落ちていますが、生の長ネギを使い切れない一人暮らしの人などは長ネギの薬味用みじん切りを冷凍しておくとサッと手軽に栄養補給が出来ます。
長ネギの冷凍は冷凍の仕方と、使い方にコツがあったのですね!上手に冷凍して、水っぽくならないように仕上げに入れる事で美味しくいただくことが出来そうだという事がわかりました。
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