【そうめんの栄養】そうめんには栄養があるの?そうめんの栄養価とは
2016/04/24
hiro1439
2016/05/09 更新
日本に昔からある食べ物、蕎麦。皆さんは蕎麦に沢山の栄養素が含まれているのはご存知ですか?蕎麦の栄養素はアンチエイジングに役立つものや疲労回復を助けるものなど様々です。蕎麦の基礎知識を知り、蕎麦の栄養を生活に取り入れましょう!
蕎麦はタデ科の植物で中央アジアが原産です。草丈は60cmほどになり一面に白い花を咲かせます。その後実が熟して黒くなったものが、蕎麦粉の原料となる玄蕎麦です。
私も幼い頃に蕎麦畑に行く機会が何度かありましたが、見渡す限りの蕎麦の花は今でもはっきりと思い浮かべられるくらい印象に残っています。この畑で蕎麦の栄養が育まれるのですね。
三角形の黒い実です
この蕎麦の実が、どのようにして蕎麦粉にと変わるのでしょうか?
まずは、石抜きです。玄蕎麦には、大体は取り除いてあるのですがゴミや小さな石が入っている場合があります。それらを取り除く作業です。
網に玄蕎麦を通すことで汚れやほこりを落とし磨き上げます
玄蕎麦を荒く割ります。ここで蕎麦の実と蕎麦殻に分かれ、蕎麦殻は別にされ、高級な枕の原料などにされます。蕎麦殻の枕は頭を温めずほど良い刺激で良い睡眠が取れると言われます。
石臼や機械などで製粉され、蕎麦粉の完成です!
皆さんがご存知の栄養たっぷりな蕎麦粉になるまでにはこんなに沢山の工程があるんですね!
蕎麦粉と水を混ぜ合わせる。
水と混ぜ合わせた蕎麦粉を手で捏ねる。
捏ねた蕎麦を麺棒で薄く延ばしていく。
伸ばした蕎麦を包丁で蕎麦の形に切っていく。
蕎麦を茹で上げて完成!
蕎麦の打ち方はお店・人に寄って様々に違いますが、基本的にはこの様に作られます。次は、蕎麦の栄養素についてご説明します
蕎麦にはビタミンB1・B2が豊富に含まれています。栄養素としての役割はビタミンB1は糖の代謝に欠かせないもので、疲労回復に効果があるとされています。ビタミンB2はビタミンB1と同じビタミンB群の栄養素で、糖の代謝を助ける働きがあります。皮膚や粘膜を保護し、お肌や髪、爪などの成長を助けます。
蕎麦には植物性たんぱく質が豊富です。必須アミノ酸と言われる栄養素、リジンが含まれています。リジンが不足すると体の疲れや脂肪の蓄積を招きます。成長ホルモンの合成・体の成長に関係していると言われています。
蕎麦の栄養素と言ったらこれ!「ルチン」です。ルチンは赤ワインやお茶などに含まれるポリフェノールという栄養素の一種であり、抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌効果が期待できます。また、血圧を下げる効果などもあると言われています。
ルチンは水に溶けやすい栄養素ですので、蕎麦でいただくときは蕎麦湯も是非一緒にいただき、ルチンの栄養をたっぷり取り込んでください!
コリンは水溶性のビタミン様栄養素です。あまり聞いたことがないかもしれませんが、必須栄養素と言い体のなかで生成できないため食べ物から摂取すべき栄養素のひとつです。不足すると肝機能の低下を招きます。高血圧や動脈硬化を防ぐ効果があります。
また、皆さんも良くご存知の食物繊維も、蕎麦の代表的な栄養素です。蕎麦を1枚食べると一日の摂取量の4分の1ほどが摂取できます。ここに海苔やネギなども合わせればバッチリですね!
栄養の話とはちょっと違うのですが、糖質を気にされている方に、蕎麦はありがたい食品です。カロリーでや糖質で見ると、うどんと変わりはないのですがですが、蕎麦は血糖値が緩やかに上がる低GI食品です。外出先で蕎麦かうどんか悩むときには、迷わず蕎麦を選びましょう!
蕎麦の栄養、いかがでしたでしょうか?蕎麦にこんなに沢山の栄養素が含まれていると知って驚かれた方も多いのではないでしょうか。蕎麦の栄養素は夏ばての防止などにピッタりです。冷たいざる蕎麦なら暑くて食欲の減るなつもツルツルッといただけそうですね!また、夏の日差しにも負けないアンチエイジング効果があります!
蕎麦の栄養素を取り入れて、暑い夏を元気に乗り切りましょう!!
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