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    パサつく、焦げてしまう、塩焼きした魚のお悩み解決?焼き魚のコツ

    切り身でも、まるごとでも、コツをつかめば魚の塩焼きを上手に美味しく焼くことが出来ます。逆を言えばコツがわかっていなければ素材がよくても台無しなんて事も。今回は魚の塩焼きが上手になるコツをまとめてみました。参考にしてみてください。

    美味しい魚の塩焼きが食べたい!

    美味しい魚の塩焼きが食べたい!

    上手にやけた魚の塩焼きは食欲をそそります

    魚の塩焼きのお悩みの多くは、身がパサついてしまう、ヒレやしっぽが焦げて見た目が悪くなってしまう、どちらから焼いていいのかわからない。という物。特に最初のパサついてしまうというのは味にかかわる大事な要素。パサつかない魚の塩焼きはどうしたらいいのでしょうか?

    美味しい魚の塩焼きが食べたい!

    パサつく原因はグリルにある?

    写真の鯖など、脂が多い魚は良いのですが、白身などのさっぱりした魚は塩焼きにするとパサついてしまう事があります。これは焼き方に問題があるとされています。パサつくお悩みをお持ちの方、グリルで何でも焼いていませんか?

    魚の塩焼きがパサつくなど焼きのお悩み

    グリルは上火、魚の水分を取られてしまう

    魚の水分には旨味もつまっています。パサつくだけでなく味も落ちる

    上火であるグリルは魚から水分が蒸発していってしまいます。魚を焼くには網でというのが言われるのは、そうゆう理由もあるのです。煙など気になる方もいるでしょうが、パサつくのがお悩みの方は焼き網で焼いてみてはいかがでしょうか。ちなみに強火の遠火がいいので2枚重ねで焼けばさらにGOODです。

    魚の塩焼きをキレイに焼くコツ

    パリッとキレイな塩焼きに見せるコツは

    塩焼きをキレイに仕上げるには最初にどちらから焼くか、という事が関係してきます。グリルで焼く時は盛りつけた時に裏になる方を上にして焼き始めます。焼き網で焼く時はその逆で表側になる面から焼いていきます。これはグリルには下に水を張る事から。皮を最後にパリッとさせる必要があるのです。

    魚の塩焼きをキレイに焼くコツ

    皮が網について剥がれてしまう悩みも多い

    塩焼きの皮が網についてしまい時はたいてい、網を温めずに焼き始める事が原因の場合が多いです。網はしっかり空焼きで暖めてから魚を乗せると剥がれずに焼けるようになる事があります。それでも皮が網についてしまう場合は網に油を塗ると良いです。

    魚の塩焼きのお悩み 2

    魚の塩焼きのお悩み 2

    ヒレやしっぽが焦げてしまうお悩み

    塩焼きにした時にヒレやしっぽが焦げてしまっていやな時は、化粧塩をするという方法があります。よく料亭などで見るアレですね。これで、先にしっぽなどが先に焦げてしまうというお悩みが緩和されると思います。

    魚の塩焼きのお悩み 2

    塩焼きをすると魚の身が割れてきてしまう

    塩焼きをする時にいじりすぎていないでしょうか?「餅は乞食に焼かせろ、魚は大名に焼かせろ」という言葉があります。魚を焼く時はあまりいじらず、どっしりとお殿様のように構えている方が良いという言葉の例えです。

    魚の塩焼きのお悩み 2

    では、実際の塩焼きの場合どのくらいでひっくり返すのが良いの?

    魚の塩焼きをする場合は、最初の表面を4割り、裏返して6割りと言われています。焦げてきそうなら火加減を調整して、じっくり焼き上げてください。くれぐれもいじりすぎないように。上のお悩みのようになってしまいます。

    魚の塩焼き 焼く前の下処理のコツ

    塩をふるタイミングの違い

    塩焼きに大事な塩、このタイミングは魚によって違います

    鯖やアジなど青みの魚は先に塩をふってしばらくなじませます。青みの魚独特の臭みが水分と一緒に塩に吸い寄せられて魚から抜けます。塩焼きにした時に美味しくなるので、しばらく置いてから焼くようにしてください。

    塩をふるタイミングの違い

    白身魚の塩焼きは焼く直前に

    白身は塩焼きにする身がパサつきがちです。魚の水分が出てしまっては困ります。なので、焼く直前に塩をするようにすると美味しく塩焼きをする事ができます。

    下処理のコツ

    皮の切れ込みは入れた方が良い

    焼くともろいように感じる魚の皮も、実際はけっこう固くて火の通りにも影響します。皮に切れ込みを入れるのは皮を食べやすくする理由と、火の通りを良くする理由の2通りあります。

    魚の塩焼き まとめ

    魚の塩焼き まとめ

    魚の塩焼きのコツのお話でした。いかがでしたでしょうか。普段何気なく焼いている塩焼きにも、魚ごとに注意しなければいけないポイントがあったのですね。これらに気をつけると美味しく魚が焼けるようになります。参考になれば幸いです。

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