とろっととろけるハイジのチーズ。憧れのラクレットチーズについて
1900年代の人気アニメにアルプスの少女ハイジがあり、その中でチーズを溶かしてパンに乗せて食べていました。近年、その食べ方であるラクレットがブームとなり、身近で食べられるようになり話題になっています。ラクレットチーズを食べながら語るうんちくにいかがでしょうか
ラクレットチーズとは?
溶かしてチーズフォンデュやじゃがいもなどに乗せて
ラクレットという単語を最近見かけるようになりました。日本語で「ラクレット」という単語で調べた所この言葉は1995年にはネット上にひとつも無かった単語です。
ラクレットチーズとは?
ラクレットの流行は2001年から?
ネットでの単語数が流行を反映しているのであれば、それまで年に数個しか見かけなかったラクレットという単語が2001年から驚くほど多く使われる事になっています。そのことから、前の年との差を含めブームと言える時期がラクレットに来たのは2001年からと言っても良いでしょう。
ラクレットチーズとは?
とろっととろける、ハイジのチーズとも言われる事があるラクレットチーズ
ラクレットとは、3つの事を差す言葉です。ひとつは、ラクレットというチーズの名前。二つ目はラクレットという料理の名前。3つ目はフランス語で削ぐという意味の単語です。ラクレットチーズと言ったら1ですが、料理のラクレットと言うと必ずしも1が使われているわけではないようです。
ラクレットチーズとは?
ラクレットチーズと共にラクレットに使われるグリュイエールチーズ
ラクレットという料理に使われるチーズで代表的な物は、ラクレットチーズとグリュイエールチーズという物があげられます。どちらも中身が密につまった硬質チーズと呼ばれる物で、原産地はスイスです。フランスでも作られますがその場合はっきりと別のチーズとして分けられています。
ラクレットチーズとは?
グリュイエールチーズとラクレットチーズの違いは?
この2つのチーズを製造方法、匂い、チーズのタイプなど調べた所、表記上はまったく違いがありませんでした。強いて言えば産地の違い程度でしょうか。産地が違えば牛の食べている草も違うでしょう。ミルクの差でチーズ名が違っているのではないでしょうか。
ラクレットチーズの匂い
クセが無くて食べやすいと言われているラクレットチーズ。実は…
確かに味はクセが無く食べやすい物なのですが、匂いが強く、はじめて手にした人はパッケージを開けた途端に驚く人が多いそうです。その匂いは「犬小屋のにおい」と表現される程です。
ラクレットチーズの匂い
ラクレットチーズの匂いを和らげる方法は
匂いが強いラクレットチーズですが、加熱するとその匂いがずいぶん和らぎます。ラクレットチーズがチーズフォンデュなど加熱して食べる料理に使われるのはそのせいかも知れませんね。しかし、チーズ好きな方は生で食べる事もあるそうですので慣れれば気にならない物なのかも知れません。
ラクレットチーズの匂い
ナツメグや黒こしょうは、ラクレットチーズの匂いを緩和する働きがある
それでもどうしても気になるという方は、スパイスを利用するのが良いでしょう。ナツメグや黒こしょうはラクレットチーズの匂いを緩和します。また、バジルやパセリなどのハーブを使うのも効果的なようです。ラクレットチーズを食べる場合はスパイスとハーブを使うと良い?
ラクレットチーズを使った代表的な料理
ラクレット
ラクレットチーズを使った料理の代名詞とも言えるラクレットはスイスやフランスで食べられている料理です。ラクレットチーズやグリュイエールチーズを加熱し溶かしじゃがいもなどにかけて食べるだけの素朴なレシピとなっています。
ラクレットチーズを使った代表的な料理
チーズフォンデュ
グリュイエールチーズやラクレットチーズを溶かし、白ワインで伸ばした物をフランスパンや野菜などに絡めて食べるフランスやスイスの料理です。以前はグリュイエールチーズが使われている事が多かったですが昨今のブームでラクレットチーズのチーズフォンデュと謳っている店も増えています。
ラクレットチーズを使った代表的な料理
チーズケーキ
日本人が大好きなチーズ料理のひとつ、チーズケーキ。チーズケーキの源はポーランドのトゥファルクという赤牛の乳を使った酸っぱいチーズで作られた物ですが、加熱すると旨味が増すラクレットチーズもチーズケーキに不向きではないでしょう。
ラクレットチーズ うんちく まとめ
ラクレットチーズについての豆知識をまとめてみました。いかがでしたでしょうか?お酒の席でラクレットチーズをつまみながら、ラクレットチーズのうんちくなど思い出して語っていただけたらと思います。