2016/01/22
Kerokeropone
2016/04/29 更新
様々な食物にアレルギー物質含まれておりますが、ごまアレルギーもあるんですね。健康に良いと評判のごまにアレルギーがあるなんてびっくりですね。今回はそんなごまアレルギーについて徹底検証します。特に離乳期に多いごまアレルギー。小さなお子様のおられる方は必見です!
ゴマは私たち日本人にとって、おにぎりにふりかけるゴマ、ほうれんそうのゴマ和え、炒めものに使うゴマ油等がなじみの深い食べ物ですよね。
しかし、海外では、ゴマはピーナッツ同様の激しいアレルギー症状を引き起こす食べ物としても注目されている食品です。
イスラエルでは、乳幼児の食物アレルギーとしてはゴマが、卵や牛乳に次ぐ原因物質だという報告もあります。
ごまのアレルゲンは“ビシリン”と呼ばれるたんぱく質で
熱耐性であることから、ごまを炒ってもアレルゲンは弱まりませんが
「種皮のまま」なら消化されにくいという特徴があるようです。
ビシリンというタンパク質がごまアレルギーを引き起こす原因だったんですね。
加熱すると発症しにくいアレルギーもありますが、ごまに関してはダメなようです。
体にいいとされるごまにアレルギーがあること自体をしらない方も多いと思いますが、日本でも離乳期のごまアレルギーが増え、アレルギーの原因物質としてごまが増加傾向にあるそうです。
ごまアレルギーの症状は、
・じんましん、アトピー性などの皮膚炎的症状
・全身、または身体の一部に赤み、腫れ、かゆみなどの症状
・呼吸困難的症状、喘息的症状
などがあげられます。
酷い場合は、アナフィラキシーショックを引き起こすケースもあります。
ごまアレルギーの症状は全身にまで広がるんですね。
重度のアレルギー反応の場合は呼吸困難などに陥る場合もあるそうです。
これらの症状が発症してもなかなかごまが原因のアレルギーだとは思わないですよね。
ですが、ごまアレルギーが増加している現在、注意が必要です。
特に離乳期のお子様の摂取は控えた方がいいですね。
ごまアレルギーの特徴はそのままの状態よりごまペーストやすりごまの方がアレルギー症状が出やすいというところでしょうか。
ごまアレルギーを引き起こすアレルゲンは加熱してもなくならず、ごまを炒ったりしてもアレルギーに対しては意味がないようです。
ごまアレルギーを防ぐには当たり前ですがごまを摂取しないことが一番ですが、上記のように酸化したごま油にも要注意です。
特にごま油は昔とは圧搾方法が違うため店頭に並ぶ頃にはすでに酸化が始まっています。
ごま油はそんなに大量に使用するものではありませんので、購入する際は小さめのサイズをお買い求めいただく方がいいですよ。
ごまは健康に良いという認識があり、そんなごまにまさかアレルギーあるとは思いませんよね。
ですから、離乳食にごまを使用するお母さまが多いようです。
しかし現在ではごまは卵に次ぐ重要なアレルゲンとなっています。
赤ちゃんがごまアレルギーを発症した場合、そのほとんどが離乳食にごまを使用しているそうです。
今後はごまの摂取に十分気を付けた方がいいですね。
先ほどもお話ししましたが、ごまアレルギーはすりごまやペースト状にしたものの方がアレルギーを起こしやすいです。
離乳食にごまを使用する際、たいていはこのどちらかにですよね。
ですから、アレルギー反応が起きやすくなるんですね。
小さなお子様のいるご家庭では特に注意が必要です。
ごまアレルギーは治るのか?と言うことですが、ごまアレルギーは寛解に時間がかかるようです。
他のアレルギーは成長と共に治っていくことが多いということですが、ごまは時間がかかるので、就学前などにアレルギー検査をされた方がよさそうです。
ごまアレルギーだけではなく他のアレルギーについても完治するしないは現時点では分からないようです。
ごまアレルギーについてお調べしましたが、いかがでしたか?
健康に良いと言われているごまにアレルギーがあるなんて少しショックですよね。
ごまアレルギーは離乳食にごまを使用することで発症することが多いようですので、成長するまでは避けた方がいいかもしれません。
先ほども申し上げましたが、ごまは寛解に時間がかかるため発症したら厄介なアレルギーです。
十分お気を付け下さい。
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