安全安心!IHクッキングヒーターの使い方をまとめてみました!
2016/04/26
たっちょん
2016/04/29 更新
ガスコンロの調子が悪くなったのでどうせならihクッキングヒーターに替えようかな?と思ったら100vのihクッキングヒーターではちょっとパワー不足。ihクッキングヒーターには100vのものと200vのものがありますが、料理好きな方なら200vをおススメします。
現在ではかなり普及してきたihクッキングヒーターですが、日本全国における普及率は平成26年現在で21%程です。最も普及しているのは福井県で約44%。普及率が最も低いのは東京都で1割にも達していません。意外ですね。一人世帯が多いせいでしょうか?
ビルトインIHのキッチン
ツルツルの天板がキレイですね!
ihクッキングヒーターの優れた点は安全性と掃除のしやすさ。ガスコンロの使いやすさや安全性も驚くほど向上していますが、この点に関してはやはりihクッキングヒーターには敵いません。
ihクッキングヒーターの種類は驚くほどたくさんあります。まず電圧の違いによって100vのihクッキングヒーターと200vのihクッキングヒーターに大きく分けられます。
通常の家庭の電圧は100vですから、100vのihクッキングヒーターなら買ってきてコンセントに差し込めばすぐに使用できます。100vのihクッキングヒーターには、卓上型で一口タイプのものと据え置き型で二口タイプのものがあります。値段も数千円~2万円程度で比較的安く購入できます。
100v卓上型ihクッキングヒーター
100vのihクッキングヒーター 2口タイプ
では200vのihクッキングヒーターの場合はどうでしょう?
200vのihクッキングヒーターを使用するには、それ専用の200v用のコンセントが必要になります。また、200vのコンセントを増設するためには200v用の配線工事をする必要があります。
ですが、戸建て住宅の場合は、既にほとんどの家庭に200vの電気が引き込まれています。ですから分電盤と200vのコンセントの間の屋内配線工事をするだけで200vの機器を使用することが出来ます。工事は200vのihクッキングヒーターを購入したお店などに依頼しましょう。
200v用コンセント
●左が200v20A用コンセントで主にエアコンなどで使用するタイプ。
●右が200v30A用コンセントで主にビルトインタイプのihクッキングヒーターに使用するタイプ。
200vのコンセントの形状は様々です。上の写真以外にもたくさんあります。
では、100vのihクッキングヒーターと200vのihクッキングヒーターの違いはなんでしょうか?
電圧が100vから200vと倍になると仕事をする力も倍になります。つまり出力が大きくなるのです。100vのihクッキングヒーターの出力は、ほとんどが1400wまでです。一方、200vのihクッキングヒーターの場合通常3000wまであります。
200vはパワーが違う
ガスコンロの出力は4500w程!
ガスコンロの場合、出力は4500w前後ですが損失分があるため吸収できるのは2000w程度です。
製品の口コミなどでは、100vでも十分と評価されているものも多数あります。しかし実際に100vと200vの両方のihクッキングヒーターを最大火力にして使用してみると、その差は歴然。ちなみにガスの出力は損失分を考慮しても2000w程あります。ですからガス火と同じパワーで料理をしたいと思うならやはり200vをおススメします。
『電圧が100vから200vと2倍になると仕事をする力も倍になる』ということは、同じ仕事をするのであれば時間が半分で済むということです。ですから、200vになっても消費する電力量が同じ。つまり電気代は変わらないのです。でも、ガスコンロからihクッキングヒーターに変えるとガス代は減りますが、電気代は当然増えます。
200vのihクッキングヒーターには、ビルトイン型と据え置き型があります。ビルトイン型の場合は1口~3口、据え置き型の場合は1口~2口が一般的です。
200vの据え置きタイプの1例
200vのビルトインタイプの1例
ガスからihクッキングヒーターに交換した例
機能も様々です。タイマーはほとんどのものについています。便利な揚げ物の温度調節機能が付いているものもあります。ihクッキングヒーターというと今使っているお鍋が使えないのでは?とお考えの方も多いかと思いますが、現在ではオールメタル対応のihクッキングヒーターもあるんです。機能もさることながら、お掃除が楽というのは嬉しいですよね!
いかがでしたか?ihクッキングヒーターのことがほんの少しおわかりいただけたでしょうか?
ガスコンロからihクッキングヒーターに交換する場合は参考にしていただけたらと思います。
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