万能野菜もやし!もやし炒めのカロリーはどのくらいあるの?
もやしといえば栄養価が高く低カロリーでコストパフォーマンスもいい事で有名ですね♪そんなもやしを使った「もやし炒め」はダイエット食材としても登場しますが、もやし炒めのカロリーってどのくらいあるのでしょうか?もやしの栄養ともやし炒めのカロリーについてお話しします♪
そもそも、もやしってなに?
そもそも、もやしって一体何なのか?という疑問ですが、元々は米や麦や豆類を水に浸して日光を遮断した環境で発芽させた若芽の総称なんです。今では緑豆や大豆、ブラックマッペ(けつる小豆)が代表的となりました。もやしは品種によって栄養価が異なりますが、豆が発芽する過程の途中で栄養素が増加します。
さまざまな料理に登場するもやしですが、特にもやし炒めはご家庭でもパパっと作れるのであと一品!という時やカロリーが気になる時に便利ですよね♪品種によって風味などにちがいもあるので、代表的な品種の特徴についてお話しします!
緑豆もやし
日本国内で約9割を占めるといわれているのが「緑豆もやし」で、スーパーなどに並んでいるものはほとんどが緑豆もやしです。やや太めでクセがなくあらゆる料理に合うのが特長です。
緑豆もやしのカロリーは100gあたり、生でカロリーは約14kcal、茹でるとカロリーは12kcalです。
ブラックマッペもやし(けつる小豆)
またラーメンや焼きそば、おひたしやお好み焼きなどによく登場するのが「ブラックマッペもやし」です。ブラックマッペもやしは昔ながらのもやしとして有名で、ほのかな甘みとしっかりした食感にファンが多いですよ♪
ブラックマッペもやしのカロリーは100gあたり、生でカロリーは約15kcal、茹でるとカロリーは約13kcalです。
大豆もやし
そして「大豆もやし」は筆者も一番好きなもやしなのですが、なんといっても豆部分がしっかりしているので独特の食感が楽しめます。たんぱく質が豊富で旨味も強めなので、特に炒め物や韓国料理のナムルに登場していることが多いです。
大豆もやしのカロリーは100gあたり、生でカロリーは約37kcal、茹でるとカロリーは約34kcalです。
大豆もやしは緑豆もやしの3倍のカロリーがあるといわれています。
もやしに含まれる栄養素
もやしは豆が発芽する過程で栄養素が増加しますが、特に「ビタミンC」と「アスパラギン酸」が大きく増加します!その他ビタミンB群やカリウム、カルシウム、鉄などを含みます。
1.ビタミンCによる美肌作用
2.アスパラギン酸はスタミナ増強に貢献し、疲労回復効果に期待ができます
3.カリウムによる血圧を下げる働き
4.鉄による造血作用
など、もやしにはさまざまな健康効果が期待できます♪あまり加熱しなくても食べられるので調理による栄養素の損失が少ないという魅力もあります。
じつはもやしは今のように一般向けに食用としてあったのではないってご存知でしたか?平安時代のころにあたる、日本最古の薬草辞典である「本草和名」(ホンゾウワミョウ)っていう本にももやしは「毛也之(もやし)」として紹介されているのですが、薬として登場しているのです!びっくりですね。
こんなにすごい歴史もあるもやしを使ったもやし炒めのカロリー、気になりますよね!
もやし炒めのカロリー
一般的なもやし炒めは、多くの場合もやしと塩胡椒にごま油でつくります。この方法でカロリーは100gあたりで約150kcalです。
しかしもやしは「茹でる」と「炒める」ではカロリーが変わります!
生もやしのカロリーが100gあたり15kcalとすると、茹でたもやしはのカロリーは15kcalから約12kcalに対し、もやし炒めは油(大さじ1杯約13kcal)を使う分少しカロリーは増します。ですのでもやし炒めに使用する油は良質な油をつかうと良いです。
こちらではもやし炒めにおすすめの油3種類をご紹介します。
もやし炒めの油でひとつポイントとなるのが「計る」ことです♪もやし自体はヘルシーでも知らず知らずのうちに油をたくさん使ってしまってはカロリーがオーバーになってしまいます。もやし炒めでは「もやしのカロリー+油のカロリー」となることをお忘れなく!
オリーブオイル
オリーブオイルももやし炒めにおすすめです。オリーブオイルは一価不飽和脂肪酸でオレイン酸を主に含んでいます♪オレイン酸は善玉コレステロールを下げずに総コレステロールを下げてくれる働きがあるので動脈硬化の予防としても期待されています!また体内でも酸化しにくいので、ダイエット中でもやし炒めをよく作る!なんて方はぜひお試しください♪
ごま油
もやし炒めの定番!ごま油です。もやし炒めといったらごま油!というくらいファンも多いのではないでしょうか?
ごま油は風味豊かで大人気ですよね♪ごま油は多価不飽和脂肪酸にあてはまり、必須脂肪酸のリノール酸を主に含みます。必須脂肪酸は体内で合成することができないので、ごま油は魅力的ですね。
ココナッツオイル
海外のセレブが愛用しているイメージがある万能なココナッツオイルですが、もやし炒めにも使えます♪ココナッツオイルは乳脂肪に性質が近く中鎖脂肪酸を多く含むため消化や代謝がしやすいですよ。
もやし炒めにココナッツオイルを使用したことのある方はなかなかいないかもしれないですね!もやし炒めのレパートリーに飽きてきて冒険をしてみたくなった時にはぜひ試してみてくださいね♪きっといつもとは一味ちがうもやし炒めになります。
今回は「もやし炒めのカロリー」について栄養のお話も交えながらお伝えいたしましたがいかがでしたか?
もやしにはたくさんの品種がありそれぞれ特徴もあって、調味料とのくみあわせで自分だけのオリジナルのもやし炒めができあがるかもしれませんね!毎日の食卓でもやし炒めを楽しんでくださいね♪